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「らーめん(醤油)(750円)」@らーめん 美学屋の写真このシンプルな醤油スープには、確かに美学を感じたワタクシ。どこまで行っても旨い!

木場に来ています。

いやあ、旨かったカマルプールのインドカレー。一時期街に氾濫する安売りインドネパールカレーに毒されて、インドカレーのイメージが急降下。インドはあかん、食べるならパキスタンかスリランカや、そう思っておりました。

それから“お店を選択して”インドカレーを食べるようになり、またインドカレーに対するイメージが激変するという、まさにもって独り芝居のワタクシ。南もおいしいけど北もおいしいインドカレー。日本人の解釈が入ったインドカレーもうまい。negombo33、想いの木、カレーのアキンボ、スパイスカフェともう枚挙にいとまがないほど旨い店のオンパレード。その中に、カマルプールもしっかり入れさせていただきますよ。

なんか後ろ髪を引かれる思いで店を出たワタクシ。気持ちの充足感を感じながらも、店から出るとふっとココロに空隙を感じます。なんだろ。このまま帰る気になれません。八重洲まで出て、南インドカレー&バル エリックサウスに慰めてもらおうか。頭の中で過激なことを考えてます。

でも、その前にカマルプールから永代通りに出たところに美学屋があるんですよね。過去に気になって何回か店の前に行って偵察をしたことがあります。じゃあ、また“偵察”に行ってみるか。門仲、木場一帯のラーメン激戦区のなかでいつも惹かれる美学屋のラーメン。ラヲタさんが報告してくるラヲタ用語で語られたラーメンは、ジブンの好みにぴったりの感じです。

店の前に来て中を覗いて見ると、あれま、席が半分空いてますよ。じゃあ、食べていくしかないだろ、ってまたご都合主義の理由をつけて入店します。エリックサウスに替わって、よろしく哀愁とかつぶやきながら食券を購入。買ったのは、

らーめん(醤油)(750円)

スツール席に、どっこいしょって座ります。さっそく、コール。

『すみません。太麺で。』

いつもは頼む味玉はキャパの関係で今回はなし。このお店のラーメンは黙っていれば細麺。太麺も選べて、太麺にするにはコールが必要です。ラヲタさんたちの報告で太麺が意外にもぴったり来そうな醤油ラーメン。ここに来たら絶対フトク、と思っていたのを忘れていませんでした。やっぱり、元ラヲタなワタクシ。土壇場になるとジツリョクが出ます。

ああ、あの方が店主やね。若いが意思があるそうな感じですな。店名からして強烈な意志を感じるではありませんか。さ、彼が作ったラーメンで美学を感じることができるかどうか。この老人が判定してみっかな。

信号を渡るまで、ここでラーメンは喰えんやろと満腹感でおなかを抑えてましたが、食券を買った時点ではもう臨戦態勢が整い、空腹すら感じます。おいっ!ベツバラエフェクトと言うものでしょう。

およそ9分での配膳。太麺をチョイスした時点で予想した調理時間とぴったんこ。味玉のないラーメンのビジュアル。なんか欠けていてさびしい感じすらありますが。表面の半分を占める大判のバラチャーシュー。これまた大き目のめんま、そして青菜。さびしい、というより、シンプル。余計なものなどないよね~♪

スープ。これがすごかった。鶏、魚介、昆布の非常にクリアでスッキリしていながらも深みのある和風のスープ。ちょっと同類のスープを思い出せないほど、実力のある醤油スープですね。目の前に貼りだしてある能書き書では、大山地鶏、丸鶏からとった鶏100%のスープで豚は入れていない由。

丸鶏特有の旨味に厚みがあるスープは何よりも旨い。この厚みは鶏ガラでは出ないので、鶏ガラに豚をちょっと混ぜるスープが氾濫してます。丸鶏100パーはやっぱり違うなあ。そして、そのスープを生かすのは、醤油のカエシ。能書き書では、大粒の干し貝を使っているとの記述あり。カエシ自体の味の創造もさることながら、やはり、ポイントはその量でしょう。

どこまで塩分を調節できるか。それはもう店主の舌次第と言ったところですが、このバランスのいい味わいはぴたり塩分が決まっているからだと思います。そして、魚介のアシストがこのスープを崇高にさえ感じさせます。佐賀の煮干と数種の節とのこと。このスープには、美学、感じ入りました。無化調でこの味が出せるのがすごい。いろいろラーメンを食べ歩くとこのスープの凄さが分かると思います。シンプルだけどコンプレックス。

麺。しっかりめに茹で上げられて麺の実力がうまく引き出されていると思います。中太の多加水麺ですので、このくらいの茹でが旨い。つるっつるでもっちりした麺は、まさに食べる恍惚を誘って(いざなって)くれます。麺のうまさ、食感、風味。これ以上はちょっと思いつかないくらいクオリティが高い。この麺とスープだけで十分な感じですね。チャーシューはとろとろタイプで味を逃してませんし、メンマも個性的で旨い。麺、スープがいいので、それらがかすんでしまいそうです。

美学・・・・・美しさに関する独特の考え方や趣味。

一本やられました。

投稿 | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

どもです!

ようこそ江東区へ♪
ここ、実は塩が未食なので
再訪時に狙っております!

YMK | 2013年5月24日 08:07