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2/28(木)、川越街道沿いのGSで給油中に、254を行った先には新座の名店「ぜんや」があることを思い出し、
時間も頃合だったので足を伸ばしてみることに。行列7人、20分ほどで着席できて、ぜんやラーメンを注文。

私の順番は2ロット目でしたので、ご主人の手際の良い仕事ぶりをカウンター越しに観察させていただきましたが、
塩らーめんの代名詞のようなこのお店で醤油ダレも使っていることが少し意外だったのと、麺の茹で時間が短くて
茹でると言うより湯掻く感じだったこと、そして、湯切りを敢えて甘めにして湯が完全に落ちきらないうちに丼に
移していたことが印象に残りました。

ほどなくして、ご対面。綺麗な黄金色をした半透明のスープは、薄口醤油ラーメンを思わせる風貌です。
直前に見た湯切りから、「湯切りが悪いとスープが高温になり薄くなる」というさんから伺った話を
思い出して「もしや?」と思いつつ、レンゲで冷まして、慎重にひと口啜ってみます。
かなり熱々ですが、薄くはありません。むしろ、見た目の透明感を完全に裏切る味わいの濃さを持っています。
どうやら、「スープの熱湯割り」をして丁度良い加減になるようにベーススープの濃さが設定されているようです。

そして、このスープの味わいの基調は、塩味でも醤油味でもなく、濃厚な出汁の旨みのように感じられました。
豚・鶏・昆布・野菜、どこまでが天然素材由来で、どの程度「課長さん」の力を借りているのか定かでありません
が、所謂基本五味としての「旨み」が凝縮されたような出汁が、このスープの決め手になっていると思います。
また、表面に浮いたラードの層が適度な脂の旨みを加えるとともに、このスープを冷めづらいものにしていました。

とにかく熱々で尋常でない旨みを持ったスープであり、口の中を軽く火傷しながらも、最後までレンゲを持つ手が
止まりませんでした。行列中、先客の方の食べるペースがあまりにもゆっくりで、延々とスープを啜り続けるので
ヤキモキしたのですが、なるほどこういう訳でしたか。確かに行列必至の味ですね。

卵麺風の中太縮れ麺は、短い茹で時間から想像したとおり、かなり硬めの茹で加減。モチッとした歯応えがあって
スープとのバランスが取れています。熱々スープのなかで最後まで伸びてしまわずに、存在感を保っていました。
ただ、並盛だと量が少なくて(160gくらい)、少食の私でもちょっと物足りなかったです。
具は、チャーシュー、メンマ、ほうれん草、葱。味わいの異なる2種類のチャーシューがかなり好みでした。

採点は86点。塩というより「旨み出汁スープ」とでも呼びたいスープに感銘を受けました。
駐車場所に困るので行きづらいのが難点ですが、ぜひ再訪して、次はチャーシュー麺大盛を戴いてみたいです。

投稿(更新) | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんばんは。コメントありがとうございます。

>ここに似た味のお店って、ありそうで未だにないんですよ。

確かにそうですね。塩で美味しいお店と言うと、鶏出汁や鶏油を効かせるか、
あっさり味に魚介を香らせるところが多いような気がします。
ぜんやはそのどちらでもなくて、出汁の素材が分かりにくいけど旨いという感じでした。

あと、塩スープでランキング見ると上位は東京以外が多いですね。
群馬の3店は、虎心のまぜそばと合わせて行脚したいと思っているんですが、
なかなか機会がなくて伸び伸びになってます。

men2 | 2008年3月1日 02:41