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「中華麺 並盛」@三鷹大勝軒の写真・・・などと数日前のことを考えながら、またまた仕事で遅れて晩飯を食いそびれた夜。最寄りの駅で一杯啜ろうと、「いなり食堂」を訪ねるが臨時休業ということで泣く。きびすを返して、大衆中華っぽく「みんみん」へでもと向かうが既に営業終了。そこで思いついたのがこちらの「三鷹大勝軒」さん。開店時からもだいぶんご無沙汰しておりますし、ちょいと定点観測ということで突撃をいたしました。夜の遅い時間に永福町系食って腹一杯の幸せをゲットする!・・・といいたいところですが、年齢も考えて、そこは並盛とさせていただきます。


 入店時、先客1名。そして、ドリカムのバラードっぽいBGMが、ドラマチックにお出迎えでございます。一方、券売機はいたってシンプル。中華麺と、メンマ、そして玉子程度のボタン配置。まったりと過ごさせていただきまして・・・・8分少々で配膳が完了です。最近、この待ち時間が異様に憩いを感じるのですが、微妙にラーメン食う回数が減っているからでしょうか(笑)。その割には体重は減りませんので、全く気のせいでしょうか・・・。しかし・・・ラーメンはやめられません。今回も一口スープを啜って唸ります。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/196541079


 めさめさ、旨いがな!さらりと食える中華麺のつもりが・・・・想像以上に腹持ち良さげなシッカリ感!







【スープ:さらっとした煮干しスープのなかに・・・じっとりとした食べ応え感】


<ラード感とプラスアルファな豚コクが効いて・・・心地よい永福町系?ってな感じで和みやすい>


 あまり永福町系ってのは食わない方なのだけど、たった2回目の訪問なのに、この麺顔を見てなぜか帰って来たと思えるような安堵感。そんな油断を誘うオーディナリーな感覚がいいです。大きめの器はシンボルとポリシー。それに並盛麺とスープがたっぷりですから、全体的に洪水状態のような、一見真抜けたようなスタイルが、個人的には和むのでしょう。陶器のレンゲは使っていてやはり気持ちよい。・・・と感じながらスープを頂く。


 いや〜、やはりラード層の蓋機能がいいですな・・・。さっそくクチの中の上部を火傷してベロ〜ンとなったけれど、その熱さもまた味わいであり、また脂の風味も立つというもんです。この系統だと、豚系の動物系より煮干しが香ばしく、個人的には食後の印象では魚介なのですが、この味わいは、豚のイメージが同等レベル。ラードの香ばしさにプラスして、豚の煮出しをじんわりと感じる・・・。醤油のカエシとは結びつかないけれど、なんだか独特の食べ応えを感じる汁感。豚ってのはコクの感じ方を分厚くするものだなと、深く感じるところもありなむか・・・。

(麺顔)http://photozou.jp/photo/show/1985094/196541002



<ちょいとスパイシーなエッジングを残す煮干し感が、柚子風味と結びつく>


 さて本命の煮干し感ですが、白地の丼やレンゲには、煮干しの成分の貼り付きを視認することができるけど、ニボっていう感じはそこそこに抑えられている感覚。煮干しのふんわり感よりも、醤油由来の塩気エッジングと煮干しが化合しているような不思議な感覚。そこにやや金属的に感じる柚子の風味がさす・・・といったイメージ。その煮干し感がややじっとりとしているのだが、そこにも塩気を何故か感じる。そしてその煮干し感の後味が、・・・・どういう訳か、その日の体調もあってか、弱いながらも淡く「スパイシー」と感じてしまった。


 調味料系の旨味と塩気の境い目のない・・・いわゆる「旨味」なのかもしれない。それがややさらっとした鶏ガラ系の脂と上手くマッチングしていると思えますよ。

(スープアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/196541052







【麺:やわらかさが、むしろ「強さ」と感じるトラディショナル多加水ストレート麺!としか言いようがないか?】


<頑固なまでに・・・麺はいかにも永福町的なやわやわ麺!これはもうポリシー!>


 本当は、「麺カタメで」と伝え忘れたということだが、やはりデフォルトの柔麺ぶりがやはり伝統と思えますよね〜、この系統だと。モチモチ反発とか、クッシリ低加水などが、分かりやすく受けやすい一般風潮にあって、この「ゆるゆる」「やわやわ」な歯応え感が広く受け入れるところに、どこかラーメンそのものに、懐の大きさを感じてしまう。


 頑なまでに、やわやわな歯応え。茹で過ぎという見方もあれば、本来スペックという見方もありましょう。でもこれは、「こういうもです」としか言いようが無い。このスープとの一体感とか、スープの持ち上げや絡みなどをトータルで考えると、非常によく出来た麺なのだと感じる。多加水ストレートの麺は、前歯で面白いほどにスパスパスパっと切れ込んでいて、奥歯のすり潰しでは断末魔のように一瞬でクチリと潰れて喉奥へと落とし込まれて行きます。これら一連の作業そのものがオモロいと言える・・・・。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/196541064



<ラードと混じり合い・・・チュルチュルとした高速感にプラスした・・・じっとりとしたスベリ感>


 この、やわやわっとした麺の最大のエンターテイメントは、「スベリ」に他ならないでしょう。ラード層をくぐり抜けたそのやわやわ麺は、ラードにコーティングされ、麺のお互いがマイナスイオンと、プラスイオンの結合のようなピッタリとした一体感があります。そこに、一縷のスキマにスープが入り込んで来て味わいを成すといった感覚かと。


 きっと他にも進化した麺というのはあるのでしょう。しかし、このままで、長く広く受け入れ続けられたということは事実でして、実際に私義理の叔父はこういう麺が好きで、旨いものと言えばこれがあがる。コアなファンには受けるソフト麺ってなぜかどこかに矛盾を感じるけれど、そういうものなのだろうね・・・・。







【具:スカスカっとした中に上質さを感じる・・・・そんなチャーシュー】


<チャーシュー:密度感とカスっとした歯応え!そして周囲の香ばしさがいかにもトラディショナル!>


 さて肉ですが、これはいかにもトラディショナルと言うしかないでしょう!確かに、赤身の中にも脂がさしているチャーシューってのは旨いに決まっている。だけど、筋肉質の旨さっていうのもあると思うのですよ。豚骨から出た旨味。脂身からでる旨味というのもありましょうが、やはり脂以外の肉質ってのも、非常に深い味わいというのがあると思える。


 その味わいというやつに、周囲に広がる醤油ダレの香ばしさが実によい。食欲を更にそそらんでもない。サイズ感としては、極めて標準サイズ。このチャーシューの標準サイズってのも、時代によって変化しそうだけどね・・・。一方、メンマ。まさにオーソドックス!高級感もがっかり感もないが、等身大の気楽さがある。このくらいがオレにはちょうど良い。

(チャーシュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/196541035





 総じまして、「次回は余裕をもって中盛り」でトライしてみたいと思う・・・。永福町系と言えば、やはりトレイに乗っかっていないと雰囲気でないかもだしね(笑)。


 しっかし、その余裕って・・・いつになったら、やって来るのかが未だによく分からん。一年一年・・・段々と怖くなってくるわ、この数年間。1月は、まだ終っていないがなんだか重くのしかかったスタートであったが、来月はもっと思いやられるぜ・・・。なので詠います!




   駆け抜ける  
   睦月忙し
   風邪もひき


   イベント続きの
   如月怖し



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

投稿(更新) | コメント (5) | このお店へのレビュー: 5件

コメント

三鷹にあるのね、永福町系。
モロ美味というより、癖になる系と言われる永福系、
こちらはちょいとスパイシー?
大宮にもあると知ったので、
そちらを訪ねてみようと思っています。

GT猫(ひっそり活動中...) | 2014年1月26日 03:12

おはようございます。
永福町系は好きですねぇ。あの柔らか目の麺をスープと一緒に
胃袋に流し込むって感じでしょうか。本店よりも系の方が好きかな。

mocopapa(S852) | 2014年1月26日 07:50

永福系・・・
やはり、年齢が上になって来ると
無性に喰いたくなるんですわ。
ココ未訪ですが、いずれ伺います~

超~好きなジャンルですので
そのうち追随しますよっ!

YMK | 2014年1月27日 08:40

こんにちは!
そういえば最近柔らかい麺のものには当たってないですね~
レビューを拝見させていただくと、「柔らか麺」のラーメンが食べたくなってくるから不思議です!

ひ~わん | 2014年1月27日 13:02