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2021年12月13日の大崎裕史の今日の一杯

東京都世田谷区祖師ヶ谷大蔵

特製梅しおラーメン

2021年10月27日、駅近にオープン。
男性から「大崎さん、新店の○○に可愛い子がいますよ」と煽られることはよくあるが、女性から煽られるのは珍しい。言われてから少し経って行くことになってしまったのだが、不在でした。。。

いや、私はラーメンを食べて情報発信するのが役割なので可愛いスタッフがいるとかいないとか、関係ありません。たぶん関係ないと思います。ま、ちょっとはあるかも?

このお店は「八咫烏」(九段下)の出身で「八咫烏」との共同プロデュース。開店時には「八咫烏」の居山店主も手伝いに来たらしい。
「八咫烏」は2016年8月オープンなので5年とちょっと。それなのに関係している(出身やプロデュース)お店は「彩音」(五反田:先日ミシュランビブグルマン掲載)、「ヌードルボウズ n坊」(浅草橋)、そしてここ。なかなかの活躍だ。数年後には「八咫烏」系なんて呼ばれているかもしれない。今までとは違った「修業→独立」スタイルを構築している。
(※「八咫烏」は仙川の「魔女のカレー」出身)

開店時のお花は八咫烏、魔女のカレー、彩音、柴崎亭、などから。
主なメニューは塩ラーメン800円、梅しそラーメン950円とそれぞれトッピング。(12月11日から醤油味も登場)
特製が500円増しだったのと梅しそが気になり、特製梅しそラーメン1450円を注文。

店名と梅の関係は、「梅に鶯」という言葉から来ていると思われる。日本の詩歌や絵画における伝統的な「絵になる良い取り合わせ」または「仲のよい間柄」のたとえ。

明るい色使いでオシャレな内外装。接客の声出しもよく、とてもいい感じ。
他の人の写真を見てはいたがとにかく盛り付けが綺麗。基本メニューだと麺も見えるが麺線も美しい。具沢山の特製でも綺麗なビジュアル。

タレと具以外は動物性不使用だが物足りなさがないどころか、すこぶるおいしい。ただ、麺の量に対してスープが少ないのが惜しい。最近、スープ控えめのお店が増えているがせめて麺が泳げる(スープと麺を絡められる)くらいのスープ量が欲しいところ。

具は梅(オーナーか店主が和歌山の方なので南高梅を使用)、味玉、低温調理のチャーシュー、バラ煮豚、ワンタン、メンマ、なると、ネギ、と具だくさん。
スープ自体は透明感のある清湯だがスープ表面に自家製紫蘇油が浮いて、綺麗な緑色に。
麺は菅野製麺の全粒粉入り、中細ストレート。

実においしかったので次回は具沢山ではないメニューを再食してみたい。

お店データ

鶯屋

鶯屋

東京都世田谷区砧8-10-1 プラッツ砧 1F 6B(祖師ヶ谷大蔵)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。