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2020年11月27日の大崎裕史の今日の一杯

【期間&時間限定】喜多二郎

資本系の「喜多方ラーメンチェーン」だが、意外と良いクオリティで提供している。以前食べ、また食べたいと思っていて、機会をうかがっていたが今回「喜多二郎」なんてのを出していたのでちょっと手を伸ばしてみた。
期間限定でいつまでやっているか聞いたら「次の限定が始まるまで」、ってわかりませんがな!(笑)
もっと突っ込むと12月始めくらいには終わりそうとのこと。しかも販売時間も限定で14時から21時。そのため、もっと前から知っていたのだが14時過ぎに来られるタイミングがなかったのだ。それが11月26日「いいジロウ」の日に来られるとはなんたる偶然。(^^;

920円でヤサイ・ニンニク・アブラ・カラメ無料。麺量は小180g、並280g、大380g(+100円)。2軒目だし、小で180gもあるので小にした。昔なら2軒目でも並を行っていたと思うが最近は無理しなくなってしまった。

ここは最近(いつからかわからない)店名も「超多加水自家製手揉麺 きたかた食堂」に変わっており、56%という超多加水麺を提供している。一般的な喜多方ラーメンは多加水と言っても40%前後。50%を越えた麺は喜多方には無いと思う。都内だと「ののくら」(亀有)が55%くらい。「我武者羅」(初台)が50%強。「豊潤亭」(武蔵小金井)も55%。「玄瑛」(広尾・福岡)が47%。
山形は鶴岡の「琴平荘」が54%。(以前は60%や63〜65%で出していたことも・・・。(凄))棣鄂が試作で64%の麺を作ったことがあるようだが常時は出してないと思う。
そういう意味での「56%」というのは意味深な数字だ。トップを狙ったのか?(笑)
どこが作っているのかも興味がある。麺箱は「きたかた食堂」になっているし、前回聞いたのだが的確な答えは返ってこなかった。表には自家製となっているがどうだろう?
まぁ、とにかくそんなすごい麺を使っている。(喜多二郎以外も)
そしてもうひとつスゴいのがチャーシュー。豚バラ、豚もも、豚ヒレ、鴨ロースを用意してあり、肉そばはその中から3種類を選ぶことができる。前回来たときに「次回は肉そばにして残り一種類はトッピングしよう」と思っていたのだが「喜多二郎」に気持ちが流れてしまった。

さて、前置きが長くなったがシャキシャキ炒め野菜がたっぷり。超多加水麺もなかなかのもの。ヤサイカラメを頼んだはずだったがヤサイアブラになってしまったような・・・。ま、いいけど。チャーシューはバラ肉をカツにしている。なかなか面白い。しかし、喜多方ラーメンのバラ肉は大好きなのに、カツにすると脂が目立ってちょっとツラかった。お腹はいっぱいになったが次回は肉そば+チャーシュトッピングで4種類で食べてみたい。

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。