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2023年5月25日の大崎裕史の今日の一杯

東京都新宿区新宿

【豆天狗】高山ラーメン 飛騨牛炙りすき焼きチャーシュー

6日間ごとに全国の人気ラーメン店が入れ替わる施設(店舗)。
5月24日から岐阜県高山の「豆天狗」が出店。この前、新横浜ラーメン博物館で「やよいそば」を食べて、久しぶりに高山に行きたくなったので、軽く調べると5-6時間かかる。いや、これは大変だ、と思っていたら、向こうから来てもらえた(笑)。5月30日(火曜)まで出店中。
アニメ映画『君の名は。』で主人公が高山でラーメンを食べていたことから、知名度が高まった。

高山ラーメンの特徴は、スープは鶏ガラベースのあっさり醤油、麺は細ちぢれ麺。麺の量は少なめで油も少なめ。地元では「そば」と呼ばれている。一般的なラーメンはスープ(出汁)とタレ(かえし)を別々に作っているが、高山ラーメンの場合、スープとタレを一緒に混ぜて煮込むのが特徴。なので昼と夜とでは濃度が違い、同じ店でも昼のファンと夜のファンが分かれている、というケースもある。

「豆天狗」は1948年(昭和23年)創業の老舗。(高山ラーメンの元祖は「まさご」(1938年創業))
現店主が三代目で製麺業(偶然こちらも1948年創業)を営む四代目社長が兼務。
豆天狗の特徴は、麺が低加水の細縮れで麺量は110ー120gほど。油は高山では多い方でパンチがある。
スープは鶏ガラ、豚骨、香味野菜、魚介を煮込んだあっさり醤油。出汁とタレは高山流で一緒に煮込む。

今回の主なメニューは(お店とは随分違う)
高山ラーメン 飛騨牛炙りすき焼きチャーシュー 1200円
高山ラーメン 飛騨牛炙りすき焼きチャーシュー味玉付き 1380円
高山ラーメン 飛騨豚あぶり焼きチャーシュー味玉付き 1080円
飛騨豚炙り焼きチャーシュー丼 豆天狗秘伝の特製タレ 550円
※麺と丼セットで注文すると50円お得

購入したのは、高山ラーメン 飛騨牛炙りすき焼きチャーシュー。
私は会津の出身なので高山ラーメンに思い入れがあるわけでは無いが、「やよいそば」もそうだったが、妙に身体に染み入る感じが不思議。今風ではないにしても懐かしさや、じんわりおいしい感じがある。特に細縮れ麵は都内であまり食べられないからか、妙に新鮮なんだが懐かしい感じもあり、不思議な感じだが実に好みのタイプ。
飛騨牛の香りと肉のおいしさがまたスゴく、デフォがわかりにくくなるほどだが、この値段でこのクオリティの牛肉を出しているのがスゴい。

また、25日から新宿京王百貨店催事で高山の「宮川中華そば」が出店。偶然とはいえ、同じ期間に新宿に2軒の高山ラーメンが出店するのが面白すぎる。私も期間中に宮川中華そばも食べに行く予定。

お店データ

#新宿地下ラーメン

#新宿地下ラーメン

東京都新宿区西新宿1 西口地下街1号 小田急エース北館 SHINJUKU DELISH PARK PARK6(新宿)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。