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2020年12月1日の大崎裕史の今日の一杯

東京都江東区木場

らーめん

2006年1月オープンなのでまもなく15年。その期間、ずっと行列を作ってきた。
ラーメンデータベースで「最近評価の高いランキング」を見ると全国1位である(これを書いた11/26現在。30日に見たら2位になっていた)。
グルメサイトでも高評価。しかし、TRY本(講談社刊)にもラーメンウォーカー(KADOKAWA刊)にも載ってないし、テレビにも出ない。
そう、マスコミ取材拒否店なので知らない人も少なくないと思う。(でもRDBユーザーならほとんどの人が知ってるかな?(^^;)

頑固な店主がやっているのかと思うとそうではない。ラーメン作りに一生懸命な店主と接客が素晴らしい女将さんの二人体制。店主も背中を向けていることも多いがちゃんと挨拶は返している。そして、15年も経つのに厨房が綺麗。和風スープならまだしも、濃厚豚骨魚介なのにこの綺麗さは素晴らしい。明日にでも居抜きで引き渡せそうなほど。もちろんカウンターも綺麗。週4日営業で昼のみ。おそらくあとの時間は仕込みと掃除なのではなかろうか?(^^;

この15年、開店時の豚骨魚介から大きく味を変えないで来ている。しかし、今食べても懐かしさは少しあるが、古くささはない。ちゃんと今でもおいしい。今風の新店に負けていない。さすが「最近の1位」だけある。麺は自家製。安定の一杯でもちろん完食完飲。店主はあと20年くらいはやれそうな若さなので、頑張って継続して欲しい。
おいしいラーメンと心地良い接客で身も心も満足して駅へ向かうのであった。
東西線沿線で言うならば、ここと「こうかいぼう」の二人体制はラーメン店の見本というか鑑というか、とにかく素晴らしい。ここに来たら、近いうちに「こうかいぼう」にも再訪したい。

お店データ

麺屋吉左右

麺屋吉左右

東京都江東区東陽1-11-3(木場)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。