こちらはまもなくオープンして3年になるが今回初めて食べに行った。というのもグルメサイトで最近紹介された「ラーメンTOKYOベスト100」で私が未食の4軒のうちの一軒だったから。東中神という場所的なものもあり、存在自体知っていたがなかなか足を運べなかったのである。
担々麺で東京のベスト100に入った、と聞くとしっかりした中国料理店系の担々麺をイメージしてしまうが、こちらは真逆だった。店名からも「親近感」を感じさせてくれると思うが、1階はカウンター5席のみと狭く、2階に座敷がある。メニューを見ると「汁なし」と共に「汁あり担々麺」とある。何度も書いているが本当の(中国四川の)担々麺は汁がない。だから普通に「担々麺」と書くと汁無しになるのだが、日本では汁有りの「担々麺」がポピュラーになっているので「担々麺」はスープ入りになる。そんなご時世の中、あえて「汁あり担々麺」と書いているところに気骨を感じる。
出てきた「汁なし担々麺」700円は細麺で登場。細麺の汁なしも少なくないのだが、ここのところ太麺の汁なし担々麺が続いたので逆に新鮮。しかも低加水でわかりやすく言えば、博多ラーメンで使うような麺。真ん中に鎮座する肉味噌が目立つがキャベツやもやしも異彩を放つ。これはなかなか珍しいが食べてみると意外とおいしい組合せ。まさに進化し続ける日本ラーメン事情、ということになるだろう。中国から渡ってきたラーメンが時と共に進化・変化し、日本式のラーメンに変わったように、「汁なし担々麺」も変化している。店名の親近感と共にこのメニューも妙に距離感の近さを感じる。こういう「汁なし担々麺」もありだな〜と感心した一杯。
















