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2024年11月25日の大崎裕史の今日の一杯

東京都中野区落合

手揉み中華そば(醤油:1100円)

2024年11月11日オープン。(11/4有料試食会、11/9-10プレオープン)
※11月25日(月曜)は休みなので注意。12月は「X」で要チェック!
※また11月30日には早速限定が登場。「鴨清湯手揉み中華そば」だとか。

店主は、人気店「煮干中華蕎麦 つきひ」(亀戸)とそのセカンドブランド「煮干中華蕎麦 かれん」(北千住)で店長を任されていた人。限定メニューなども担当していたようで、今回は修業先とは違った味でオープン、人柄も含めてすぐに人気店に。プレオープン時、たくさんの開店祝花があり、同業者からの人気、信頼、期待も大きいようだ。落合と言えばTRY煮干し部門三連覇中の「児ノ木」があり、「煮干し対決か!?」と思いきや、鶏+魚介にしてきたのは、元々そういうつもりだったのか、遠慮したのか?ただ「児ノ木」との関係性はよく、お花も出ていたようだし、初日には「児ノ木」店主も手伝いに来ていたようだ。

事前に行った人から「回転があまりよくないので大崎さん、堪えてください」と言われていたのでじっと我慢。日曜だったこともあり、12時着で20人待ち。着席し、ラーメンが出てくるまでに67分かかった。最近流行りの「和え玉」があるお店は、待ち時間が長いと認識して並ぶ必要がある。

店の場所は東西線落合駅2b出口徒歩1分、早稲田通り沿い。
入口横に炭火つるし焼豚釜が置いてあり、目立っている。これを見てチャーシュー追加トッピングするかどうか迷ったが、デフォでも3種類のチャーシューがのることがわかっていたので、今回は我慢。

主なメニューは
手揉み中華そば(醤油・塩)1100円
和え玉(醤油・塩)300円
炭火つるし焼豚丼500円
TKG350円、味玉150円、肉増250円、特製250円、紙エプロン10円、他。
連食は可能。

そして待つことしばし「手揉み中華そば(醤油)」の完成。
具は、岩中豚肩ロース炭火吊るし焼、梅里豚バラ煮、鶏むね低温調理のチャーシュー3種、穂先メンマ、三つ葉、きざみアーリーレッド、小口切りねぎ、海苔。味玉は別としてもはや“特製?”レベルの豪華版。1100円だがむしろ安いんじゃないか?と思えるほど。そしてどのチャーシューもおいしい。特に吊るし焼。次回はトッピング追加かな。ただ「肉増」250円としか書いてなかったので、どの肉が増えるのかがわからない。吊し焼きだったら迷わず次回は追加。

スープは清湯醤油。ブランド地鶏長州黒かしわ×豚×香味野菜と、煮干×昆布×椎茸×節のWスープ。5種の醤油タレ×ラードの香味油。いろんなラーメンが作れるのね。スープを一口飲んで、「あぁ〜おいしい」と思った。その時点で2軒目だったが完飲決定。

麺は菅野製麺所製の平打ち中太縮れタイプ。茹でる前に丁寧な手揉みで強い縮れを付けている。特注なのか、菅野製麺所製の麺をいろいろ食べているが、こういうもちっと感がある麺は自家製以外だと珍しい。そしてこの麺が個性的でおいしい。

塩も人気のようだし、なにしろ券売機に「限定」のボタンがあり、そちらも気になる。もう少し回転が良くなれば、塩も早めに体験したい。麺、スープ、具、全体的に実に“令和っぽい”ラーメン。いや〜楽しみな新店の登場だ。

お店データ

麺や晴心

麺や晴心

東京都中野区東中野4-30-16 ライオンズマンション中野東 1F(落合)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。