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2023年1月13日の大崎裕史の今日の一杯

東京都杉並区高井戸

特製塩らー麺

麺屋 寛@高井戸(1.1km)/荻窪(1.9km)

2023年1月6日オープン。
先月、永福町大勝軒出身の新店「仙川大勝軒」に行ったばかりだが、今回もまた同店出身者。しかも今度は10年修業という猛者。本来、同店では5年で卒業というのがお決まりのパターンだったが“その倍”というのは異例。よほどの“永福愛”に溢れた人なのかと思ったら、意外にも自分の店に関しては永福系とは違ったオリジナルスタイルだったのにも驚き。

行きは荻窪駅からバス。荻窪一丁目バス停からすぐ。荻窪行きバス停がお店の目の前でバス待ちと行列が混在するので並び方が独特。(途中までは椅子があり、そこから先はバス停と反対側に並ばせる)帰りは高井戸駅までバスで行って井の頭線で帰った。バスの本数も多く、どちらの駅からもそこそこ距離があるのでバスが便利。

店名は店主(草野寛章さん)のお名前から。
主なメニューは、らー麺880円、ワンタン麺1180円、チャーシュー麺1180円、特製らー麺1300円、各醤油味・塩味。
醤油と塩が基本であとはトッピング。醤油は中太平打ち麺(3分20秒茹で)で塩が細麺(1分10秒茹で)で粉も変えている。どちらも三河屋製麺製。
気分が細麺だったので、塩を選択。あとはワンタン麺にするか特製にするかだが、チャーシューもおいしそうだったので特製に。

特製には、チャーシュー麺と同様に上州せせらぎポークの肩ロース低温調理大判と味玉、肉ワンタン2個。らー麺には豚バラチャーシューでチャーシュー麺だと大判ロースと豚バラ倍増。

特製にバラチャーシューが入らないので思わず聞いてしまったが、店頭にメニューごとの具の構成も書いてあり、それを見ていれば、聞く必要も無かったのに・・・。(反省と後悔)

スープは阿波尾鶏・老鶏丸鶏・鶏ガラ・豚背ガラ・片口イワシ・鰹節・宗田節・鯖節・玉ネギ・生姜など香味野菜(店頭表記より)。
塩たれは、焼き塩・にがり塩・沖縄・瀬戸内海の天日塩・干し椎茸・羅臼昆布。

味玉は青森県東津軽郡蓬田村にある坂本養鶏の卵使用で実においしかった。
メンマは、タケマン本気メンマ・乾燥短冊を使用。

一度に2杯ずつ作成でワンオペなので食べ終えた人が出てきても呼ばれるまで外で待機。
ラーメンは今風のこだわりスタイル。永福10年で何故こういうラーメンでやりたかったのか聞きたかったがその余裕は私には無かった。
完食完飲。おいしかったので近いうちに醤油らー麺を食べに来なきゃ。

お店データ

麺屋 寛

麺屋 寛

東京都杉並区荻窪1-5-19(高井戸)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。