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2021年8月23日の大崎裕史の今日の一杯

京都府京都市東山区祇園四条

塩らーめん

2018年8月オープン。
昨年通販で食べ、いつかお店で食べてみたいと思っていたが意外と早く来ることができた。

前夜に食べたお寿司の近所で同じ路地。京都も広いのに半日後に同じ場所に来ることになるとは驚きだった!

店主の熊沢武士さんは2005年に「AFURI」に入社し、2003年創業の「AFURI」を支えた一人。総料理長として10年以上「AFURI」の味を守り、そして2018年独立出店。

ホームページには『`錦`とは`美しく立派なさま`を意味する言葉で、それを屋号に据えさせて頂きました。』と書いてあるが、AFURI社長がFacebookで書いていたが「私の母の名前から冠した」とのこと。丼に書かれている「錦」の文字はそのお母さんが書いた文字らしい。独立時に揉めることが少なくないラーメン界において、ここは繫がりが深くて泣けてくる。

この店のウリは無化調鯛出汁らーめん。愛媛県宇和島産の鯛を丸ごと用いており、出汁スープから盛り合せ具材まで鯛の美味しさを堪能できる一杯。麺は北海道産オーツ麦と全粒粉を用い、出汁スープが絡むよう独自に配合した自家製。

味の種類は、塩950円、柚子1000円、醤油950円、柚子抹茶1200円、鯛白湯1100円、ざるの6種類。

看板メニューの「塩」を注文。キレ味鋭く、鯛をよく感じる極上の一杯。通販では4種類食べているが、やはりお店で食べる一杯はできたてで具ものっているし、素晴らしい!鯛の身がのっているのでこの値段なのだろう。
お店の雰囲気もいい。近くなら、全種類食べてみたくなる味だった。

夜限定で出している「らーめん割烹」がコース仕立てになっており、チャンスがあればこちらを先に食べてみたい。
あ、湯切りはしっかり天空落としでした。(^^;

お店データ

らーめん錦

らーめん錦

京都府京都市東山区新橋通大和大路通東入2丁目橋本町416(祇園四条)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。