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2015年11月18日の大崎裕史の今日の一杯

鹿児島県指宿市二月田

かさね味

麺屋二郎という店名だが「二郎系」ではない。店主の名前が二郎さんなのだ。鹿児島の老舗で人気店の「くろいわ」出身。東京ラーメンショーにも「くろいわ」出身の「麺屋剛」(鹿児島市)との同門2店舗コラボで2年連続出店し、かなり好評。実は指宿の本店には行ったことがなかったので今回なんとか行ってきた。
地方は空間を有効利用できるのがいい。らー麺700円とかさね味750円(写真)を注文。らー麺はオールドスタイルの鹿児島ラーメン。豚骨と鶏ガラでスープを取り、揚げネギでアクセントを付けている出身店の味に近い。ただ味は昔のままの「オールド」ではなく、あっさりだがしっかりおいしく仕上げてある。「かさね味」はベースの「らー麺」にチャーシュータレと揚げニンニクを加えたもの。コクも加わり、パンチがある。若い人はこちらを好むというのも頷ける。麺は自家製で加水38%という高めでもっちもち。鹿児島は昔ながらの麺が少なくないが、これはまさに今風でおいしい。製麺教室を開いている位なので自信もあるのだろう。鹿児島のラーメンはチャーシューがどこもおいしい。ここのも連食じゃなかったらチャーシュー麺にしたかったくらい。東京からはかなり遠いが実は支店が逗子にもある。(逗子でも遠いが)進化した鹿児島ラーメンをぜひ!

お店データ

麺屋二郎

麺屋二郎

鹿児島県指宿市西方1934-4(二月田)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。