フレンチの三つ星レストラン「ロブション」などを経験して、「せたが屋」グループに移り、「ラーメンゼロ」などで修業後、四谷で間借りのラーメン店で自分のラーメンを提供開始(2/7に今日の一杯で紹介済み)。そしていよいよ今回、自分の店をオープン、という異色の経歴。
フレンチ経験のラーメン店主は少なくないがさすがに「ロブション」経験者は少ない。(オーストラリアに「麺 一究」という店がある)
しかもその場所は「熊野」があった場所。「ラーメン大賞」(講談社)にも載ったお店が1年ほどで閉店してしまった曰わく付きの場所である。どんな味で勝負に来るのか?
フレンチ出身だからと言って洋風のラーメンを出すとは限らない。券売機で一番上のラーメン(塩)780円を注文。
東京軍鶏を使った鶏ベースのスープに乾物、野菜を加えた今風のちょっと洒落たトレンド的なラーメン。ガツンとした旨味ではないがじっくり味わえるタイプ。最初のうちはやや物足りなさを感じたが、この辺で、とレンゲを置こうとするももう一口もう一口と飲んでるうちに完飲してしまった。優しい味だが十分旨い。
具は豚と鶏のチャーシューが各1枚、紫玉ネギ、小松菜、ラディッシュ、穂先メンマ。そつなく、どれも存在意義があり、ちゃんと仕事をしている。
この味が中延という街に馴染むかどうか。また個性バリバリの内装や音楽が少し排他的であり、地元の人達には受け入れられにくい感じがするが、その辺がどう影響するか。私は近場だし、醤油味も食べてみたいのでまた来ようと思うが今後の展開が気になるところ。
















