4月7日にオープンした新店。「蒼穹(そうきゅう)」という日本酒バーのランチタイム営業の二毛作。店名の「ふくぼく」は、荘子の彫琢復朴(ちょうたくふくぼく)という言葉からきており「余計なものをそぎ落として本来の状態に戻る」という意味。
お店紹介の三つ折りチラシの裏表紙には「こってりでなくてご免なさい」と書いてあり、店頭のポスターには「濃厚な味をお好きな方には合わないかもしれません。いわゆるラーメンとは違うかもしれません・濃厚な味をお好きな方にはご免なさい。」と書かれてある。
メニューや店名に「ラーメン」という言葉は使われてない。
あくまで「澄まし麺」である。
構想から1年近く、麺は3日前まで決まらなかったとか。澄まし麺(680円)は低加水の細麺120g、醤油かけ麺(680円)は太麺180gで菅野製麺所への特注。
澄まし麺はいわゆる素ラーメン。具は別盛りで葱、海苔、豚肉。最初から入れるのではなく、味変用アイテムとして考えた方が良い。
出汁(スープというよりは出汁)があっさりだが実においしい。ラーメンのスープ作りではなく、和食の出汁の取り方なのだろう。もちろんおいしく飲み干した。これは麺が脇役かもしれない。
醤油かけ麺は、ぶっかけかと思ったら意外にもまぜめんだった。どうやら「醤油をかけた麺」ということらしい。これも通常のまぜそばのようにパンチのあるものではなく、醤油のみのシンプルな味付けに適した麺を作り上げたとのこと。
鴨だしご飯はもちろん和食の〆に出てくるようなクオリティ。
面白い店が出てきたもんだ。

















