東京メトロ早稲田駅近く、馬場下町交差点手前の、1階に「丸亀製麺」があるビル2階。2023年5月に開店したこちらは、油そば専門店「図星」「図星はなれ」らの飲食店を展開する「図星グループ」のラーメン専門店。図星グループの創業店で、2010年から8年間西早稲田で営業してきた「博多らあめん kokoroBa」以来のラーメン店として感慨深い。当時の「豚骨」から「鶏豚骨」に変わっただけでなく、味づくりは一から行ったそう。基本メニューの「濃厚鶏豚醤油」を注文。
国産豚骨と鶏ガラを、それぞれ20時間以上煮込んでから一晩熟成させた白濁スープをブレンド。配膳前にブレンダーで攪拌させて泡立てて、泡がプチプチと舌を刺激して存在感は抜群。醤油ダレには「有機醤油」と「たまり醤油」に、羅臼昆布を加えて丁寧に火入れした「かえし」を使用。関屋城南食品と共同開発した中太平打ち麺は、北海道産小麦に全粒粉をブレンドして天然かん水を使用。啜れば弾力を、噛めばもっちりさを感じ取れる力強いもの。豚肩ロースのチャーシューは、真空調理の後に炭火焼と燻製を加えるなど、6つの作業を5日かけて、「図星」油そばのチャーシューと同様、味わいあるものに仕上げている。
ラーメンを食べている途中に頼むと、店員が「焦がしネギ油」をかけてくれるサービスもある。香ばしい油の香りとこってり感で更に箸が進む。サービスの小ライスにスープをかけるのも楽しい。後半に嬉しいこれらのサービスは、「図星」での「背脂」「追い飯」にヒントを得たのかも。食べる人の満足に向かってサービスを考えていく姿勢が、ラーメン店の多い早稲田で存在感を出している秘訣だと思う。
















