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◆味噌ラーメンを見直すプロジェクト味噌ラーメンシリーズ第21回は、和食の良さを楽しむ味噌ラーメン。本シリーズの第7回で一度登場したが、再登場。本当は昆布ラーメンを食べる予定だったが、材料が切れていたのでこれにしてみた。和食料理感があり、記憶に残っていたからだ。たまに和食を食べ、舌をリフレッシュしたいのだ。唐し味噌らーめん750円:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245919683?size=900#contenthttp://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245919688?size=900#contentスープまず味噌特有の塩からさをまったく感じさせない。塩味が消え去ったような錯覚。それでいて不足感がない。味噌のコクのみ感じる。完全な端麗・バランス型のスープの旨みを、最初は豆味噌系のコクがマスキングしているように感じる。よくよく味わうと、スープのオリジナルの旨みと挽肉の旨みが現れてくる。これは自分で探さないと素直には出てきてくれない。これが和食の持つ本来の良さに思える。味噌は豆、赤味噌、白味噌のブレンドであろうが、スープの色は随分黒い。これは味噌の熟成や加熱からくるメイラード反応の結果だと思う。辣油などによる辛さにも係わらず、全体的には和を感じさせる。トッピングの様子もそれを演出する。麺http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245919704?size=1024#content中加水の細縮れ麺。汁を吸いやすく、最初から褐色に見える。赤色の要素は多少照明の赤に影響されているからだ。実際は写真より全体に赤く見える。表面の油は少ないので、冷めやすいと判断し、一気に麺を啜ることにした。この麺は汁に浸かった麺を一気に啜りやすくしているようだ。微妙な縮れが上あごを刺激して、心地よい美味さを生み出す。チャーシュー味の強さのないスープはやや単調に感じるものだが、そこでこのチャーシューが登場する。カエシの味付けがしっかりしていて、柔らかく、触ると崩れる。これを麺と一緒に口に入れると、その醤油の刺激と豚の旨みの刺激が気分をリフレッシュさせる。スープ/チャーシュー バランスが最高である。このあたりがご主人の腕。引き算をしながら、たまに足し算をする。このチャーシューが味噌スープのコクを上回る時に、このラーメンの美味さを発見する。冷めたスープバランス型のスープであることが良く分かる。特に昆布がかなり効いているのは、後から判別しやすい。挽肉の旨みもある。このラーメン、最初から旨みが押し寄せない。いわゆるパンチが足りない、インパクトの全くない情けない味噌ラーメンと取る人が多いと思う。しかし、動物系、魚系、昆布、挽肉、各種味噌のコクを自分で確認していけばその美味さに気が付く。個人の積極的参加・味覚センスが必要なタイプの美味さの種類もあるのだ。私は押しつけがましい旨さは性に合わない。偏屈なジジイである。これが真剣に味に取り組むご主人に対する私の返事でもある。そういう美味さが口に合う人におススメ。◆あとがき最近この店に行くことが増えている。それにつれ、ではないが、お客さんの数も増えてきている。非常に順当な評価のような気がする。町田の住人の口はドンドン肥えてきているようで、いろいろな店に人が入っている。必ずしも流行の店・有名店の出店が繁盛するのではない。逆に撤退も多い。最初はそのような店に若者が吸い寄せられ、食歴ととも色々な方向に分散して行く。この店は、最終的にあらゆる年代の人が集まる店になってきている。街での評価は非常に高い。駅付近の古着屋さんの若い人と話をする機会があるが、この店の特定のメニューを推す人は多い。それが町田で一番美味いという。毎日町田で食べる人達が常連となるラーメンが、ある意味で本来のラーメンだと思う。旨いこと間違いのない、いつでも行ける有名店を訪れる頻度は意外に低いのだ。RDB上でのこの店の点数をざっと見ると、平均点は大体80点。これはすごい、さすがにラーメンフリークである。ラーメンの魅力はそこそこ美味いことにあるのを、ひょっとしたら分かっているからである。それが町田で口を鍛えた若い人達が、町田で一番と言わせる理由でもありそうだ。遠くの100点より近くの80点。にっぽん一のラーメンとはそういうものである。本当の幸せが意外に身近にあるのと同じだ。旨さ・幸福感とは本来地味なものである。余談ではあるが、高田馬場に本社がある会社にいたことがある。そこのIT関連の外食派の若い人達と昼食を外で食べる機会がよくあった。予想に反して、多くの人はラーメンはもう御免だ、と言っていた。とにかく旨いラーメンを食べ過ぎの結果。そこで我々はだいたい和定食が定番だった。魚と米の組み合わせが、日本の基礎なのかもしれない。米の味の包容力が生み出す美味さ。ラーメンとは卵かけご飯/お茶漬け程度が一番美味い。いわゆる自作和え麺かな。あとは昔の冬の屋台ラーメン。まあラーメンとはそういう食べ物であるが、TVで最新ラーメン食べているのを見ると、無性に食べたくなくのも事実である。麺を勢いよく啜られると、もうタマラン。麺の良さは本来そこにありそうだ。
スープとチャーシューの 味のバランスが良さそうですね!
◆YMKさん コメントありがとうございます。 このチャーシューの存在価値は大きいですね。 スープの美味さを引き上げています。 なかなかやるなといつも感心します。
味噌ラーメンシリーズ第21回は、和食の良さを楽しむ味噌ラーメン。
本シリーズの第7回で一度登場したが、再登場。
本当は昆布ラーメンを食べる予定だったが、材料が切れていたのでこれにしてみた。
和食料理感があり、記憶に残っていたからだ。
たまに和食を食べ、舌をリフレッシュしたいのだ。
唐し味噌らーめん750円:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245919683?size=900#content
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245919688?size=900#content
スープ
まず味噌特有の塩からさをまったく感じさせない。
塩味が消え去ったような錯覚。
それでいて不足感がない。味噌のコクのみ感じる。
完全な端麗・バランス型のスープの旨みを、最初は豆味噌系のコクがマスキングしているように感じる。
よくよく味わうと、スープのオリジナルの旨みと挽肉の旨みが現れてくる。
これは自分で探さないと素直には出てきてくれない。
これが和食の持つ本来の良さに思える。
味噌は豆、赤味噌、白味噌のブレンドであろうが、スープの色は随分黒い。
これは味噌の熟成や加熱からくるメイラード反応の結果だと思う。
辣油などによる辛さにも係わらず、全体的には和を感じさせる。
トッピングの様子もそれを演出する。
麺
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245919704?size=1024#content
中加水の細縮れ麺。
汁を吸いやすく、最初から褐色に見える。赤色の要素は多少照明の赤に影響されているからだ。
実際は写真より全体に赤く見える。
表面の油は少ないので、冷めやすいと判断し、一気に麺を啜ることにした。
この麺は汁に浸かった麺を一気に啜りやすくしているようだ。
微妙な縮れが上あごを刺激して、心地よい美味さを生み出す。
チャーシュー
味の強さのないスープはやや単調に感じるものだが、そこでこのチャーシューが登場する。
カエシの味付けがしっかりしていて、柔らかく、触ると崩れる。
これを麺と一緒に口に入れると、その醤油の刺激と豚の旨みの刺激が気分をリフレッシュさせる。
スープ/チャーシュー バランスが最高である。
このあたりがご主人の腕。
引き算をしながら、たまに足し算をする。
このチャーシューが味噌スープのコクを上回る時に、このラーメンの美味さを発見する。
冷めたスープ
バランス型のスープであることが良く分かる。
特に昆布がかなり効いているのは、後から判別しやすい。
挽肉の旨みもある。
このラーメン、最初から旨みが押し寄せない。
いわゆるパンチが足りない、インパクトの全くない情けない味噌ラーメンと取る人が多いと思う。
しかし、動物系、魚系、昆布、挽肉、各種味噌のコクを自分で確認していけばその美味さに気が付く。
個人の積極的参加・味覚センスが必要なタイプの美味さの種類もあるのだ。
私は押しつけがましい旨さは性に合わない。
偏屈なジジイである。
これが真剣に味に取り組むご主人に対する私の返事でもある。
そういう美味さが口に合う人におススメ。
◆あとがき
最近この店に行くことが増えている。
それにつれ、ではないが、お客さんの数も増えてきている。
非常に順当な評価のような気がする。
町田の住人の口はドンドン肥えてきているようで、いろいろな店に人が入っている。
必ずしも流行の店・有名店の出店が繁盛するのではない。
逆に撤退も多い。
最初はそのような店に若者が吸い寄せられ、食歴ととも色々な方向に分散して行く。
この店は、最終的にあらゆる年代の人が集まる店になってきている。
街での評価は非常に高い。
駅付近の古着屋さんの若い人と話をする機会があるが、この店の特定のメニューを推す人は多い。それが町田で一番美味いという。
毎日町田で食べる人達が常連となるラーメンが、ある意味で本来のラーメンだと思う。旨いこと間違いのない、いつでも行ける有名店を訪れる頻度は意外に低いのだ。
RDB上でのこの店の点数をざっと見ると、平均点は大体80点。
これはすごい、さすがにラーメンフリークである。
ラーメンの魅力はそこそこ美味いことにあるのを、ひょっとしたら分かっているからである。
それが町田で口を鍛えた若い人達が、町田で一番と言わせる理由でもありそうだ。
遠くの100点より近くの80点。
にっぽん一のラーメンとはそういうものである。
本当の幸せが意外に身近にあるのと同じだ。
旨さ・幸福感とは本来地味なものである。
余談ではあるが、高田馬場に本社がある会社にいたことがある。
そこのIT関連の外食派の若い人達と昼食を外で食べる機会がよくあった。
予想に反して、多くの人はラーメンはもう御免だ、と言っていた。
とにかく旨いラーメンを食べ過ぎの結果。
そこで我々はだいたい和定食が定番だった。
魚と米の組み合わせが、日本の基礎なのかもしれない。
米の味の包容力が生み出す美味さ。
ラーメンとは卵かけご飯/お茶漬け程度が一番美味い。
いわゆる自作和え麺かな。
あとは昔の冬の屋台ラーメン。
まあラーメンとはそういう食べ物であるが、TVで最新ラーメン食べているのを見ると、無性に食べたくなくのも事実である。
麺を勢いよく啜られると、もうタマラン。
麺の良さは本来そこにありそうだ。