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「中華そば」@名前のない中華そば屋の写真東池袋の大勝軒は昔とすっかり変わってしまった。
私が東池袋の店に行き始めた頃は、大した行列もなかった。
それがいつの間にか大行列の有名店になってしまい、
後のことはラーメン好きでなくとも社会現象としてご存知の通りだ。
だが、その流れを汲む店なら、ひょっとすると
昔の大勝軒に近いものを提供しているかもしれない。
ノスタルジーに似た期待感は、いつでも心の片隅にある。

さて、「中華そば」と「つけ麺」のみという絞り込んだメニュー。
仕入れが減れば、その分製麺と調理に集中できるというものだ。
鶏や豚の香りは弱いが、かと言って極端に魚臭くもないスープ。
茹でに結構時間のかかる、もちもちストレート太麺。
面積が広いだけでなく、厚みもたっぷりとした煮豚。
メンマは発酵食品なんだと思い出させてくれる、細めのメンマ。
オプションではなく初めから乗っている、1/2コ分の味付け玉子。
今ではなかなかお目にかかれなくなった、ナルト。
全体の味と香りを引き締めるのに欠かせない、ネギ。
必要不可欠なものが、きちんと盛り込まれている。

自分自身がラーメンに海苔は不要と思っているので、
海苔は正直どうでもいい。
この海苔は汁を吸うとどんどんほぐれてしまうので、
私のような海苔不要論者は先に食べてしまうに限る。

茹で前330gに少し警戒感を抱きはしたものの、
終わってみればスープまで全部するすると腹に収まった。
650円という価格設定も、今の御時世では特筆ものだ。
また、席間をゆったりと取ってあるのが、実に好ましい。
一直線のカウンターだけだが、詰めれば8席取れそうなところを、
何とわずか6席しか取っていないのである。
店主一人のオペレーションだから6席が理想なのかもしれないが、
食べる側にしてみれば、伸び伸びとした気分で食べられるのがいい。

標準的な合格点として80点を献じるが、改善点はある。
先述の海苔のこと、製麺機や粉袋がむき出して見えていること、
エコ箸が少し短くて食べづらいこと、330gをテボで茹でるために
茹で上がりの麺の表面にヌルが残っていること、などである。
謙虚で実直そうなご主人の、今後の進化に期待したいと思う。

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