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「つけ麺(中盛り)」@つけ麺処 つぼや 天六店の写真 暫く前にこの店前を通って「つけ麺」のノボリが
気になっていたここ、「つぼや」。調べてみると、
つけ麺専門店で極太麺が売りの様子・・。行かなきゃ! 
どうやら7月初旬のオープンだった様子。
 早速初訪問です。天六交差点を少し北上すれば
ノボリ・看板が有り、小さい店ですが直ぐに判ります。
以前は<ラーメン一番>があった場所です。
 

 店前の券売機で食券を購入。噂通り¥680−の価格で、
1〜2玉迄同額は最近を思うと、確実に「安い!」。好感度上がりますが、味が不安。
300gの1.5玉を迷わずPUSH。他にトッピングの葱・野菜・玉子等々が
¥100−で、気にはなる物の、今日はデフォの「つけ麺」のみで勝負しましょう。

 券を握り締め、入店すると、3席しか空きが無く、「そこそこ繁盛してるな〜」
しかし、その5分程前、<総大醤>の前では8人程の待ち行列。(12:40)
「まだまだこの場所で(つけ麺)は難しいのか?・・」とふと思った。
店内は、ウナギの寝床状で、ズラーっとカウンターのみ。薄暗い中、
天井から降りるシーリングライトの温かい明るさで卓上を照らしています。
 
 真っ先に抱いた印象は・・・「つけ麺で商売しようとしとんな・・・」
いえいえ、「商売」は当たり前ですよ。当たり前。しかし、
この店の全てにその匂いがするのです。「旨いつけ麺で喜んで貰う」では無く、
まだつけ麺文化の低い大阪で「つけ麺専門で一儲けしたろ」の念が・・・。
 
 スタッフのTシャツの背中には「たかが一杯・・されど一杯・・」のプリント、
更にご丁寧に店のロゴマーク迄既に作ってある。
その万人受け狙いな店内装や、ここ一店だけなのに既に「本店」と名乗る所、
やけにセンスのあるHP、又、このDBでの他評価コメントもそうですが、
随所で見かける「美味しかった〜〜ヽ(^◇^*)/」等、工作的コメント、
そして、「明るく」と教育を受けた若いスタッフの威勢のいいお声、全てが
「プロデュース」された物と私には映ります。「つけ麺」の為の商売では無く、
「こういった食材をこういった形で低価格で提案する」という心が・・
ビジネスライクに成功すれば良いですな・・。高過ぎない値段設定は認める。
(これらは私見による私個人の印象ですので、お気に止めないで下さい。)

 関係ないが、店のマークやその他から「カレーうどん 得正」を思い出した。
(何年か前、カレーをカレーライスでは無く、カレーをうどんで売るという、
少しの発想転換での成功ビジネスと持てハヤされてましたよね。)

 カウンター前の張り紙のうんちくに、
「つけ麺とは・・冷えた麺を・・関東で生まれた全く新しい食べ物です。」とある。
この店のプロデューサーは「大阪人は未だつけ麺を知らない」と思っとるな。
 食券を渡す際、「麺・タレ等お好みはございませんか?」と聞かれる。
こういったビジネスライクな店の基本の素晴らしいオペレーションではないか。
しかし、初訪なので、素人ライクに「普通で・・」しか言えなかった。

 カウンター前に「極太麺の為、麺湯掻きに7〜8分を要する」とあるが、
大体10分程で到着。ま、普通位の待ちでしょうが、この店の狙いとする
「つけ麺」を知らない人々にはその長さを明確にした方が良いのだろう。
 しかし、眼の前の一段の高台に無造作に置かれたその麺とつけダレの器、
良く他店では「熱いのでお気をつけ下さい」と言われたり、
「触らないで下さい」と制される事がある事は皆さんご存じの通りですが、
先述の通り、「お待たせしました」だけです。確かに温い器だった・・・。
 
 自分で高台から下ろして見た平皿に盛られた麺は、「極太麺」というより、
私には「太麺」に映った。が、卓の上から照らされた光りによって
テカテカと艶を放ち、ビジュアルだけで「吸い込み・喉越し」の良さは
理解出来ます。個人的には、洗いの後の麺の引っつき防止の為の油により
光沢が生まれてるのではないか・・?と一瞬疑ったが、面倒なので調べません。

 さあ、ちゃぽんとつけて「ズルズル〜っ」、・・・「ちょっと温いな・・」、
もういっちょ「ズルズル〜」・・・「甘めやけどイケるやん・・」 
先述の通りの商売優先?でのプロデュースからか、当然、大きな減点が無く、
且つそれなりのインパクト・有難味で判り易い調味が施されております。
 
 具体的に麺は、そのツヤツヤと光沢を放つ期待通り、良い「吸い込み」と
「喉越し」を提供してくれます。私はどうやら多加水麺が好みの様なので、
こういった太麺には「中の方の粉っぽさ」を心配したのですが、それは杞憂でした。
目の前の張り紙に「喉越しの為・・うどん用の小麦粉を「多め」に使用」
と書いてある。 素人の私には、それがどういった粉で、
他店ではそのうどん用粉を使っているのか、使っていないのか、どの様な作用で
はたまた量さえも知りえませんが、確かにそれなりの成果は出てると思います。
 その太さにも関わらず、その良好な滑り・喉越しがきっとそれなのでしょう。
(太麺で少しボソつきを覚えた経験は皆さん少なからずお有りかと思います)

 カン水を抑え目にし、粉の配分の工夫によって、一般的な黄色では無く、
薄白茶色したその麺は私好みであり、「うどん好き」の大阪人への
売り込みの大きな武器に成り得るかも知れません。
 その歯応えは、予想通りややガッチリしており、モチモチではないが、
良くある噛んでいる内に、「顎が痛くなる」程、顕著な物では無く、あくまでも
判り易く上等な「腰・歯応え」で有り、スルスルと食べ易く、減点要素が少ない。
正直、細かい事は抜きで私好みのその太麺は、充分に旨く、「合格」と思った。
(本音、このサイズの太麺で既知の大阪府下限定で考えると、最も好みかも・・)
不満としては、今多い現象で、締める水の温さで麺もやはり温い事か・・。

 つけダレの味は、所謂最近の潮流に乗った「豚骨魚介」。
王道的な「甘・辛・酸」のタレで判り易い「つけ麺ダレ」と言って良いでしょう。
しかし、この中で、「甘」が勝っているのは非常に残念。
近所の<大阪大勝軒>、「甘い」つけダレに皆さん並んでいるので、
もしかすると、こういった「甘い」が世間の大多数の好みとなるのか?
(この味が大阪に定着してしまうと、東京から来た人が又、怒るな (T_T)・・・)
 
 その出汁成分の方は最近の「動物!+魚!」に更に脂分や魚粉をガッツリと
振り掛けた主張の過ぎた物では無く、「豚骨+魚介」の判り易い味ではある物の、
どちらかが出過ぎない程度にやや抑えた印象は「良いバランス」と思える。
 しかし、この手の味は出過ぎた感があり、もう少し何かが欲しくなったのは事実。
後発店の弱みですな・・。 表面の脂分は多い物の、クドくは無い。
つけダレのその初っ端に感じた温さは早急な改善を要すると思う。冬は大変ですよ。
途中、やはり誰も「スープ割り」コールが無いので、店員さんに確認・・。
「おっしゃって下さい」・・良かった・・。
 
 中のチャーシューと言うより、豚肉は大き目のカットで、脂・肉の層がハッキリと
別れており、角煮用のバラ肉感が強い。しかし、程よい味で、私的には「OK」、
 他には業務用「味付けメンマ」感の強いシナびたメンマ。これは×です。
ま、具は及第点程度で、特にチャーシュー好きな方は別トッピングでは
違うタイプの物を上乗せしている様なので、そちらをそうぞ・・。

 スルスルと中盛り(300g)を完食。他客のオーダーは大阪?らしく(笑)
「大盛り」が多い。しかし、Myベストの300g完食後、まだ欲しい感が
あったと言う事は、ケチを付けずに正直に体が美味いと感じてるのか・・。
 スープ割りは、驚く程小さな器で運ばれて来た。本当に小さい、所謂「割スープ」。
薄い豚骨の白色のスープだけ飲んでみると、
やはり、やたらに煮込まず、程々の乳化された豚骨味と、魚介味がする。
「豚骨・魚介・野菜を9時間煮込み・」の店内の張り紙から、
その時間から推測するに魚介系で多く用いられている材料は、
「節」系より、「煮干し」系だろう。味も事実、煮干し味が勝つが、
特有の嫌な雑味・苦味類は感じない。下ごしらえはきちんと行っているのだろう。
混ぜて飲んでもややタレの甘さが残る物の、「ややライトな魚介豚骨」で
ウェルバランスな味でサッと完飲出来、概ね満足な最後のスープだった。

 この一般客向けに発信していると思われる「つけ麺 専門」店・・・。
此れまでこんな店は無かった筈(麺野郎は営業時間・立地共特殊なスタイル)・・。
その店構え・オペレーション等、私は将来多店舗化を予想するのだが、
どうだろうか?ここ一店だけで終われば、「ゴメンナサイ」ですが・・。
 その「ラオタ」からのヒット狙いでは無く、「一般」向けと思われる味付けは、
それなりの繁盛を見せ、多店舗化が始まると私は推測するのだが・・。

 かつて、パチンコ屋敷地内にあった「来来亭」、小さな店の「藤平」・・、
形は違えど、両店共、一気に増殖を見せた・・わざわざ行った
未だ一店しか無かった現本店では、当時「旨い」と思い、有難味もあった・・
今は「・・・」だが・・。(特に藤平は嫌いで、先ず入りませんが。)

 ここ「つぼや」もそれを狙っているだろう私の予測の的中は、
「つけ麺」の浸透と、「味」だけだろう・・。この激戦区での成否が問われる。
多店舗化で有難味が無くなる前に、「是非皆さんも」と言って良いかも。

 私個人の総評は、「麺」良し!、「つけダレ」もう少し・・と言った所か。
「又来るか?」と問われると、「辛い方を食べに・・」となる。
私個人、この地域は駐車場が必須なので、どうせ高い駐車料金を払うなら、
近くの<玉五郎><洛二神><豚一><総大醤>の魔力に勝てないから・・。
 
 「つけ麺専門」・・大阪で成功するかどうか、優しく見守りたい・・。
御馳走様でした。

                     
                      ※写真、パクりです。ごめんなさい。

投稿(更新) | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

ホント、つけダレが残念な感じですよねぇ。
なんだか、物足りない?
好みなんでしょうが、もっと美味しくなりそうなスープなのになぁ。

最近、苦手なタイプのメンマが入っているらーめん屋さんに当たりっぱなしです。
メンマ自体は嫌いじゃないんですけど、独特のメンマ臭?がダメで・・・・。
今回は、連れにパスしてしまったくらいです。

こま | 2008年9月29日 22:34