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「冷やしらーめん(中)+いもがら」@麺や 七彩の写真「冷やし」の限界も感じてしまう一品。

今日も15時過ぎの昼食となってしまい、通し営業店の中からこちらをチョイス。
暑い季節も終わりということで、
初めて「冷やし」ラーメンというカテゴリーのものを試しました。

この店は。調理風景を見ているだけで楽しいです。
茹でる前から麺に細工、丁寧に茹でる様、茹で上がりから逆算して丼に仕事を施す、
盛り付けも丹念、10分くらい、あっという間です。
では、いただきます(-人-)。

見た目は「湯気の立っていないラーメン」そのもの、しかし、2個ばかり浮く氷。
この氷は、調理風景を見る限りでは普通の氷っぽかったけど、
出汁を凍らせたものなのかなあ?

麺、七彩名物、オリーブ油練りの滑らかで味の深い麺ですが、
冷やしでは冷水でギュッと〆められ、抜群の歯ごたえです。
キュッとしまっていながら、滑らかさや喉越し、味わいは失っていません。

スープは醤油ベース、おそらく基本的には温かいラーメンのものと同じ味なんでしょう。
冷たい醤油スープながら、市販の麺つゆとはまったく異なり。
明らかに旨味の構造が複雑で、塩気一つをとっても、醤油なのに「塩っ辛くない」、
シュワーッと美味い。

しかし、この辺から冷やしの限界も見え隠れし始めます。
まず、煮干しや鰹節、ダシ素材の味はたしかに感じるものの、
冷たさにより凍結されたというか、芳醇さが口いっぱいに広がらない、
まるで、曲のサビのところで音の高さが変わらないかのような拍子ぬけ感。

あれっ?と思っていると、段々気になり始める麺に練りこまれたオイルのヌメり。
さらには、スープ表面の油膜さえも、ベトベトに感じ始める不快の上塗り。

救いはチャーシュー。これを試したくて、つけ麺じゃなくて「らーめん」にしたのよ。
モモ肉のレアチャーシュー、燦燦斗麺処 ほん田と同路線、
でも、こちらの方が素材の味に細工しない、あっさりしてるのに旨味が深い、
サワー、シューっと染み出る肉汁、これも、温かいスープの方が
徐々に火の通る変化も楽しめていいんじゃないかなあ。

今日はついでにいもがらってトッピングも追加してみました。
メンマとどちらか選べます。食感は蕨やゼンマイ、味はそれよりちょっと深くて濃い。
別皿で提供されるも、途中からスープへ投入、麺と絡めて食べてもいける。

最後にスープをゴクゴク、たしかに猫舌にはありがたいかもしれないけど、
やっぱり凍結された不発弾というか、すぐそこに美味さが眠ってるのに
それをカプセルに入れたまま飲み込んでるようなもどかしさ。
ちょっと冷やしラーメンの限界というものを感じてしまいました。
やっぱつけ麺には冷やしにはない良さがあると確信。
(麺はしまってて汁は芳醇!)

それでも80点をつけたのは、このお店のポテンシャルの高さが
冷やしの「ハンデ」を背負ってもなお優れていたからにほかなりません。
そういう意味で、このお店に対する評価が下がるわけではありません。
接客もあいかわらず抜群でした。

投稿 | コメント (1) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

 ウウーン、さすが愚亭猫さん。

レビュが並んでしまうと私のは子供の作文にしか見えなくて恥ずかしいです。

>調理風景を見ているだけで楽しいです。
本当ですね。仕事ぶりをよく見るように子供に言っていますが、このお店のようにカウンターが低いととてもうれしいものです。

>段々気になり始める麺に練りこまれたオイルのヌメり。
私は一気にいただいたせいか気にはなりませんでした。というよりパスタ麺に近い麺ということなんですね。勉強になります。

>ちょっと冷やしラーメンの限界というものを感じてしまいました。
銀座のpour cafeはどうですか?
しょっぱさはさしおいて、限界を超えていると思ったのですが。

もなもな | 2008年9月8日 20:36