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「塩バラ(800円)+味玉(100円)+半ライス(100円)」@元祖一条流がんこ 総本家(二代目)の写真【2018.06.06初訪】
こちらの店、もともと相模原市中央区宮下本町あたりに店を構えていたはずです。“元祖一条流”創始者の弟さんが営まれている店と聞いていました。その特徴は…
まず外観がラーメン店に見えない…と言うよりも何をしているのか良く分からない怪しさが漂っていること。店が営業していたら店先に牛の骨がぶら下がっているという奇抜さ。今は無くなってしまったその店に初めて訪問した時は、入り口がどこなのか分からず、しばらく店の周りをうろついてしまいました。
そして塩分濃度が高く、「悪魔」と名付けられたメニューはガツンとしょっぱいスープ。当時店先には「高血圧の方ご遠慮ください」と書かれていました^^;
また、そのスープは基本的には清淡で、動物系出汁の濃度がしっかりしているにもかかわらずすっきりしている事。そうした清淡なラーメンを軸に、定期的にオリジナリティー溢れる限定メニューも提供していました。これらの特徴は、伝統的な東京ラーメンとも違うし、神奈川淡麗系とも一線を画すもので、一部にコアなファンを掴む独特の世界観を持ったラーメンなのでした。
しかし、いつの間にか宮下本町の店は閉店してしまいました。お客さんはつかんでいたはずなのですが…。
あれから何年経過したでしょう。昨年の5月頃に、旧城山町方面でがんこが営業を始めたらしいと言う噂を聞きました。ラーメンを食べるためだけに出かける事がほとんどない私は、縁の無いこの方面に出向くことが無かったため、ブックマークはしたものの、食べる事が出来ないままでした。それが先日、橋本駅からかなり離れた場所に所用で出かける事になり、その帰りに遠回りして食べてきました。

店は“コピオ相模原”という大規模なショッピングモールの中に、テナントとして営業してました。その広大な駐車場を利用する事が出来ます。私はてっきりフードコートみたいなところで食べるのだと思っていましたら、様々なジャンルの店舗が軒を連ねるショッピングモールの一角に店を構えていました。牛の骨はぶら下がっていないし、看板もしっかり出ていました。
店内入ると券売機があります。基本の「塩」「醤油」の他に、「塩の青唐辛子」「天城黒豚の背脂(正油」「淡麗煮干 (正油・塩)」「中華そば」など、宮下時代のマニアックなメニュー構成とは打って変わって、多くの人が選択しやすい様々なメニューがラインナップされています。その中から、店の一押しと思われる券売機一番左上のボタン「塩バラ(800円)」「味玉(100円)」「半ライス(100円)」の食券を購入。控えていたフロアー係の店員さんに食券を渡すと、味の濃さが選択できるそうで、その説明書きを見せてくれました。随分変わったな~。薄口の方がスープの旨味が堪能できるみたいなことが書いてありましたが、ここはやはり“基本のがんこ味”でお願いしてみます。

概ね5,6分で私の注文の品が届きました。そのスープは…何年も前に宮下本町で食べたあの時と同じ、奇麗に澄んだスープです。早速レンゲで一口いただいてみると、ガツンとしょっぱいのは予想通りでした。しかし、しっかり下処理された動物系出汁…牛骨スープです。この店の基本。非常に高濃度な出汁が摂られているにもかかわらず、非常にすっきりした飲み口。それでいて後を引く美味しさ。私はいくつかがんこ系の店で食べてきましたが、全く別物と言って良いほど。恐らくこれが総本家本来の味に近いのだと思います。旨いです!
麺は縮れの強い中細麺。茹で加減は基本でややかため。最近はやや柔らかめの茹で加減が好きになってきた私ですが、その店が基本とする茹で加減は、やはりその麺にとって一番美味しい茹で加減だったりします。加水率低めでスープを良くつかみます。スープとの相性が良いですね。
チャーシューの種類もお客さんが選択できるようになりました。宮下本町時代は、日によって店主が選んだ肉を使用していましたが、この店ではバラ・モモ・肩ロース・鶏ムネ・鶏モモから選択できるよう、あらかじめメニューが用意されています。今回はそんな中から、当時から良く提供されていたバラ肉を選択。薄切りですが、大判の巻バラ肉。スープに良く馴染んでこれが旨いのです。製作の過程で良い意味で適度に脂が抜けていて、しっとり柔らかい。良い出来栄えです。
メンマは穂先。これは無難ながら、スープに良く馴染むものが選択されていますね。細かく刻んで丼中央に乗せられた葱は、適度にスープを落ち着かせます。トッピングした味玉は黄身が濃厚でかなり柔らかめの仕上がり。私好みでした。
最後は残ったスープをご飯に掛けて〆。麺とはまた違い、出汁の旨味がくっきりします。
それこそ高血圧なので、このショッパイスープは危険なんですが、ちびちび啜っている内に全部飲んでしまいました。

これは旨いです。もっと家の近くにあってくれたら…。
店員さんも接客が非常に丁寧です。宮下本町時代のマニア心をくすぐる様な要素は無くなりましたが、非常に開放的で入りやすい店になりました。
次回は別のメニューを、味薄めでいただいてみようと思います。

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