レビューやランキングで探す、日本全国ラーメン情報
日曜日 薄曇り 11:15 先待ち4名 後待ち6名以前から気になっていたが皆さんの写真を見るにあまりの多種多様のメニューの豊富さに二の足を踏んでいたこちらへ向かう事を昨夜から決めていた。持論だが限定メニューやサイドメニューの多い店は初期値の基軸メニューに味ブレがあり納得できるものに当たった例しがないと言うことだ。そんな先入観を払拭してくれる期待を抱いて開店前を目指して家を出る。休日の人気店なので早めの訪問を心掛けて出発する。地の利のある東横沿線なのだが反町に降り立った記憶がない。道中の電車内で下調べをするもいずれの写真も私の好みではないタイプが並ぶ。見た目の破壊力が抜群で失礼だがラーメンの亜種と言うよりも変種の感が強い。いや新種を名乗っても良さそう。基本の初期値のラーメンの情報が乏しく何の前情報も得ないまま反町に到着してしまった。駅のホームは東横線にこんなに深い地下駅があるのかと驚いた。長いエスカレーターを乗り継ぎ地上へ出ると街道沿いの交差点へと出た。そこから店に向かう途中にラーメンやがいくつも軒を並べていた。すでに営業している店もありスープの香りに背中を押され進む。直線の通りの向こうに行列を見つける。さすがの人気店で近隣の他店とは一線を画す。幸い店先が建物の影になっていて東からの風が抜けていたので待ち時間も苦ではなかった。やがて開店時間を迎え一巡目の客席をキープ。店内に入り券売機で食券を購入。直前まで味玉らーめんの予定だったがウンチクの貼り紙を読んでいると欲が出て特製らーめんに急遽変更。8席のツーオペ体制で店内には煮干しや動物系の香りはなく、あるのはフライヤーで揚げられている揚チキンの油の香りだ。フライヤーから溢れるラーメン屋らしくない香りと熱に包まれながら到着を待つ。メニューも豊富で手数も多くなるので作業効率は良いとは言えず着席後25分でやっと到着。周囲の方の多くが冷やし系の「PINKヴィシソワーズ」らしきものを注文していたのも原因だろうか。カウンターで最後から二番目の提供だったが「メニューによって提供時間が前後します」のひと声があったのでやむを得ない。第一印象は大胆で男っぽさがあるラーメンだが周囲の大きなチキンが盛られたラーメンやピンク色の冷やし麺からすると大人しすぎるほど。鰹節の香るスープとの評判を見ていたので期待してひとくち。評判通りに鰹の香りが訪れる。しかし出汁本来からと言うよりは、あと付けされた節粉のような魚粉からだった。その魚粉をレンゲの底で避けるようにすくうとそこには動物系のしっかりとした骨格のスープが現れた。乾物系の旨みも顔を出す。カエシは醤油の角を残した造りで見た目以上の醤油感。そこに魚粉の塩気が乗ってくるので徐々に塩気が強く感じるタイプのスープ。こちらも評判の高い自家製ストレート中太麺はエッジが立っており歯応えと歯切れよ喉ごしのバランスに優れ自家製麺の中では好みに近く箸が進む。フランスパンに用いる小麦粉を使用とあるが、バケットで感じる国産小麦粉と仏産小麦粉の違いほどの差はなかった。しかしスープとの絡みの良さが災いとなり強めのスープを持ち上げてくる。ここでスープを薄めてもらうことをお願いする。店主さんから先にスープの調節の声がけがあったので助かったしこのサービスはぜひ広めて欲しいと思った。忙しいながらも客に目配りして各々に声をかける姿に繁盛店の真髄を見た。特製にしたので具材はかなりのボリューム。厚切りの豚肩ロース焼豚は煮豚型で味付けも良く肉々しさもあったが開店直後のせいか冷蔵庫で冷えすぎて脂身の部分のしつこさが出ていた。味玉は茹で釜で温めてられてあり適温で一夜漬けでは出せない熟成度も高いがその分塩気もやや高めだった。メンマ代わりのタケノコは大ぶりながらシャキッとした歯応えが良く食感にアクセントを付けて塩梅も絶妙だった。粗い小口切りの万能ねぎは主張が強いが魚粉との相性は良いのかも。粗いが故に魚粉の粉っぽさをすこし解消していたかも。残念なのは細かい部分だが柚子と花麩だった。せっかくの黄色いはずの柚子は茶色く変色して香りもなくフレッシュさは皆無。あれなら入ってない方が良かった。彩りで添えられた花麩は添加物まみれのナルトよりは有難いが麺の強いグルテンに比べて物足りなさしかない。それでもスープを薄めてもらったお陰で麺、具材共に完食できたが舌に感じる塩分が更に強くなってきたのでスープを飲み干す事は出来なかった。最後にもう一度薄めてもらう事も考えたが魚粉のざらつきも気になったので留まった。やはり今回も限定メニューに力が入っている店の基軸メニューは私には満足のいくものではなかった。客のニーズに合わせて飽きさせないメニュー構成で客とのコミュニケーションで人気となる店もあれば、数少ない品書きのラーメンを客には眼もくれず黙々と仕上げる店もある。こんな多彩なラーメン店を好みで選べる時代にいる事を幸せに思い更なる自分好みのラーメンを見つける旅に出かける事を誓う一杯でした。
以前から気になっていたが皆さんの写真を見るにあまりの多種多様のメニューの豊富さに二の足を踏んでいたこちらへ向かう事を昨夜から決めていた。持論だが限定メニューやサイドメニューの多い店は初期値の基軸メニューに味ブレがあり納得できるものに当たった例しがないと言うことだ。そんな先入観を払拭してくれる期待を抱いて開店前を目指して家を出る。
休日の人気店なので早めの訪問を心掛けて出発する。地の利のある東横沿線なのだが反町に降り立った記憶がない。道中の電車内で下調べをするもいずれの写真も私の好みではないタイプが並ぶ。見た目の破壊力が抜群で失礼だがラーメンの亜種と言うよりも変種の感が強い。いや新種を名乗っても良さそう。基本の初期値のラーメンの情報が乏しく何の前情報も得ないまま反町に到着してしまった。
駅のホームは東横線にこんなに深い地下駅があるのかと驚いた。長いエスカレーターを乗り継ぎ地上へ出ると街道沿いの交差点へと出た。そこから店に向かう途中にラーメンやがいくつも軒を並べていた。すでに営業している店もありスープの香りに背中を押され進む。
直線の通りの向こうに行列を見つける。さすがの人気店で近隣の他店とは一線を画す。幸い店先が建物の影になっていて東からの風が抜けていたので待ち時間も苦ではなかった。
やがて開店時間を迎え一巡目の客席をキープ。店内に入り券売機で食券を購入。直前まで味玉らーめんの予定だったがウンチクの貼り紙を読んでいると欲が出て特製らーめんに急遽変更。
8席のツーオペ体制で店内には煮干しや動物系の香りはなく、あるのはフライヤーで揚げられている揚チキンの油の香りだ。フライヤーから溢れるラーメン屋らしくない香りと熱に包まれながら到着を待つ。
メニューも豊富で手数も多くなるので作業効率は良いとは言えず着席後25分でやっと到着。周囲の方の多くが冷やし系の「PINKヴィシソワーズ」らしきものを注文していたのも原因だろうか。カウンターで最後から二番目の提供だったが「メニューによって提供時間が前後します」のひと声があったのでやむを得ない。
第一印象は大胆で男っぽさがあるラーメンだが周囲の大きなチキンが盛られたラーメンやピンク色の冷やし麺からすると大人しすぎるほど。
鰹節の香るスープとの評判を見ていたので期待してひとくち。評判通りに鰹の香りが訪れる。しかし出汁本来からと言うよりは、あと付けされた節粉のような魚粉からだった。その魚粉をレンゲの底で避けるようにすくうとそこには動物系のしっかりとした骨格のスープが現れた。乾物系の旨みも顔を出す。カエシは醤油の角を残した造りで見た目以上の醤油感。そこに魚粉の塩気が乗ってくるので徐々に塩気が強く感じるタイプのスープ。
こちらも評判の高い自家製ストレート中太麺はエッジが立っており歯応えと歯切れよ喉ごしのバランスに優れ自家製麺の中では好みに近く箸が進む。フランスパンに用いる小麦粉を使用とあるが、バケットで感じる国産小麦粉と仏産小麦粉の違いほどの差はなかった。しかしスープとの絡みの良さが災いとなり強めのスープを持ち上げてくる。ここでスープを薄めてもらうことをお願いする。店主さんから先にスープの調節の声がけがあったので助かったしこのサービスはぜひ広めて欲しいと思った。忙しいながらも客に目配りして各々に声をかける姿に繁盛店の真髄を見た。
特製にしたので具材はかなりのボリューム。厚切りの豚肩ロース焼豚は煮豚型で味付けも良く肉々しさもあったが開店直後のせいか冷蔵庫で冷えすぎて脂身の部分のしつこさが出ていた。
味玉は茹で釜で温めてられてあり適温で一夜漬けでは出せない熟成度も高いがその分塩気もやや高めだった。メンマ代わりのタケノコは大ぶりながらシャキッとした歯応えが良く食感にアクセントを付けて塩梅も絶妙だった。粗い小口切りの万能ねぎは主張が強いが魚粉との相性は良いのかも。粗いが故に魚粉の粉っぽさをすこし解消していたかも。
残念なのは細かい部分だが柚子と花麩だった。せっかくの黄色いはずの柚子は茶色く変色して香りもなくフレッシュさは皆無。あれなら入ってない方が良かった。彩りで添えられた花麩は添加物まみれのナルトよりは有難いが麺の強いグルテンに比べて物足りなさしかない。
それでもスープを薄めてもらったお陰で麺、具材共に完食できたが舌に感じる塩分が更に強くなってきたのでスープを飲み干す事は出来なかった。最後にもう一度薄めてもらう事も考えたが魚粉のざらつきも気になったので留まった。
やはり今回も限定メニューに力が入っている店の基軸メニューは私には満足のいくものではなかった。客のニーズに合わせて飽きさせないメニュー構成で客とのコミュニケーションで人気となる店もあれば、数少ない品書きのラーメンを客には眼もくれず黙々と仕上げる店もある。
こんな多彩なラーメン店を好みで選べる時代にいる事を幸せに思い更なる自分好みのラーメンを見つける旅に出かける事を誓う一杯でした。