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平日 晴天 17:35 先待ち8名 後待ち15名唐突に〝第7回 RDBの超高性能スーパーコンピューターが算出したオススメ店は本当に私に合うのか!〟を開催する。このイベントはオススメに挙がる店から営業時間などを考慮してその店で自分の好きなメニューを食べて採点するものである。採点基準は90点以上付けたなら私のKO負け、80点以上ならば判定負け、70点台なら引き分けとし60点台なら判定勝ち、59点以下の点数ならば私のKO勝ちである。過去の対戦相手は「風雲児 」「麵屋一燈 」「煮干しつけ麺宮元 」「竹末東京プレミアム 」「さんじ 」「麺処 晴」で成績は4勝1敗1分 3KOと優勢。何故なら清湯醤油系が好みなのだが毎回ガッツリ系を推してくるからだ。しかし前回は悔しくも麺処 晴さんの美味しさには負けてしまった。しかしその後もオススメに挙がる店は煮干しを主にしたつけ麺の有名店ばかりだ。スパコンに不信感が募るがもしかしたらそこには知らないラーメンがあるのかもと期待して足を踏み入れてみる。本日の対戦相手に選んだのはこちらの超有名店だ。ラーメンよりもつけ麺のイメージが強くオススメに挙がるのが謎だがレビューも1000件を超える人気ぶりなので胸を借りるつもりで夜営業に出向いてみる。遠くにあるイメージだったが埼京線だと20分ほどで十条駅までは着く。そこから徒歩の道のりには不安があるが時間に余裕を持って家を出る。乗換なしで十条までは無事に到着。徒歩で10分とあるので指示通りに向かうと途中でタイムスリップでもしたかのような商店街を抜ける。こんな所に芝居小屋がと目を疑ったが多くのファンで溢れていて出囃子の太鼓が耳に心地よい。その先にはJAZZの生ドラムが響く喫茶店があり窓の外から覗き込む人だかりがある。この地には音楽が根付いている事を実感していると通りの向こうからは大声で詩吟を吟じながら歩いて来るおじいさんとすれ違った。この街には音楽が溢れている。下町散歩を満喫しているうちに分かりづらい店先の人だかりを見つけた。開店30分も前なのにこの行列にも驚いたが更に驚くべき真実に見舞われた。いつか見たことのあるロケーションだった。それほどに印象深い佇まいなのだ。十数年前に来たことがあったのだ。しかし味の思い出は失くしてしまっているので行列に続く。月木以外の夜の営業のみでしかも二時間半だけの営業時間とハードルが高いがとりあえず再び来られて良かった。定刻より10分早く味わいのある暖簾が出され開店となったが残念ながら一巡目はギリギリで逃した。店先の長椅子に腰掛け近くを走る電車や新幹線の音に耳を傾けしばし待機する。先に食券を購入して並び直すシステムのようで目的の左隅のタイトルと味玉を発券する。その間にも行列は増え続けている。開店後約20分で二巡目の先頭で入店。店内はスープのふくよかな香りが満ちて食欲を刺激され期待も高まる。いかにも古い建物で年季が入っているが掃除が行き届き清潔感がある。接客も含めて何とも落ち着く雰囲気だ。BGMにもそれが表れている。着席時に流れていたのが昭和の大スター沢田研二の♬時の過ぎゆくままにだった。スローなメロディに身をゆだねてラーメンを待つ。完璧なツーオペでリズム良く仕上げられ配膳されて行く。さほど待つ事もなく我が杯が到着。ラーメン丼には珍しい中国は景徳鎮由来の透し彫りの厚みを利用した蛍手の白磁の高台丼に盛られた姿はあまり得意としない豚骨魚介のそれとは違ってさらりとして映った。豚骨魚介への苦手意識を払拭してくれる事を期待してスープをひとくち。最初の印象は見た目通りにさらりとしている。さっぱりとまではいかないが確かにこれ系のスープの中では淡白な方かと。次に感じたのは動物系のコクと魚介系のキレだった。本当ならそれだけで私には十分なのだが一緒に非天然由来の甘みも感じる。続いて自家製の中太麺を箸で持ち上げる。水分をたっぷり蓄えた麺は加水率も高そうではち切れんばかりだ。弾力のある麺を口に放り込んで噛むと反発してくる。それでもしっかりと噛みつぶすと甘みが口中に広がり食感の面白さとタッグを組んで暴れまわる。具材は豚肩ロースの低温焼豚だが割と薄くスライスされていて肉質を味わうには物足りなかった。味付けも特徴的なものが無いのが個性なのかも。この時点のBGMはまたまた沢田研二の♬危険な二人で、どうやらジュリーメドレーだ。味玉は全体的にキレイにまとまって学級委員長のようで面白みには欠けるが優秀なのは確か。メンマは甘みを乗せた味付けで仕上げられていて食感はアクセントの役目を果たしていた。スープや麺、具材も全体的に甘みを優先したラーメンのようでカエシの塩分はかなりだと思われるが甘みが強い分スパイラルを生んで塩気を感じづらくなっていく。やや中毒性のあるスープだ。麺のおいしさでワシャワシャと食べ進めていった最中に青みのカイワレを巻き込んで食べたのか全く印象がない。ほうれん草かせめて小松菜なら存在はわかっただろうに。得意でないはずの豚骨魚介だったが麺と具材は完食できた。それでも陰ながら舌を刺激するスープは飲み干せなかったが美味しく楽しくいただけた。今回のスパコンとの対決は72点を付けたので結果は引き分けとなり、通算対戦成績は4勝1敗2分3KOとなったが益々スパコンが薦めてくる理由が分からなくなった。もしかしたらスパコンの仕向ける負のスパイラルに陥ってしまっているのかも。採点基準には関係ないが清潔な店内と心地良い接客を受けられるこちらが人気店なのが良くわかった。外にはまだまだ大行列が続いているようで穏やかな余韻に浸っている暇はなく店をあとにした。この時のBGMは♬追憶だった。もちろんジュリーの名曲で♩oh ニーナ 忘れられない。のフレーズが印象に残る曲だ。すこし離れた十条駅から始まった昭和レトロの旅も終わりを迎えるかと思うと寂しくなってしまうほど哀愁に満ちた一杯でした。
唐突に〝第7回 RDBの超高性能スーパーコンピューターが算出したオススメ店は本当に私に合うのか!〟を開催する。このイベントはオススメに挙がる店から営業時間などを考慮してその店で自分の好きなメニューを食べて採点するものである。採点基準は90点以上付けたなら私のKO負け、80点以上ならば判定負け、70点台なら引き分けとし60点台なら判定勝ち、59点以下の点数ならば私のKO勝ちである。過去の対戦相手は「風雲児 」「麵屋一燈 」「煮干しつけ麺宮元 」「竹末東京プレミアム 」「さんじ 」「麺処 晴」で成績は4勝1敗1分 3KOと優勢。何故なら清湯醤油系が好みなのだが毎回ガッツリ系を推してくるからだ。しかし前回は悔しくも麺処 晴さんの美味しさには負けてしまった。しかしその後もオススメに挙がる店は煮干しを主にしたつけ麺の有名店ばかりだ。スパコンに不信感が募るがもしかしたらそこには知らないラーメンがあるのかもと期待して足を踏み入れてみる。
本日の対戦相手に選んだのはこちらの超有名店だ。ラーメンよりもつけ麺のイメージが強くオススメに挙がるのが謎だがレビューも1000件を超える人気ぶりなので胸を借りるつもりで夜営業に出向いてみる。
遠くにあるイメージだったが埼京線だと20分ほどで十条駅までは着く。そこから徒歩の道のりには不安があるが時間に余裕を持って家を出る。乗換なしで十条までは無事に到着。徒歩で10分とあるので指示通りに向かうと途中でタイムスリップでもしたかのような商店街を抜ける。こんな所に芝居小屋がと目を疑ったが多くのファンで溢れていて出囃子の太鼓が耳に心地よい。その先にはJAZZの生ドラムが響く喫茶店があり窓の外から覗き込む人だかりがある。この地には音楽が根付いている事を実感していると通りの向こうからは大声で詩吟を吟じながら歩いて来るおじいさんとすれ違った。この街には音楽が溢れている。
下町散歩を満喫しているうちに分かりづらい店先の人だかりを見つけた。開店30分も前なのにこの行列にも驚いたが更に驚くべき真実に見舞われた。いつか見たことのあるロケーションだった。それほどに印象深い佇まいなのだ。十数年前に来たことがあったのだ。しかし味の思い出は失くしてしまっているので行列に続く。
月木以外の夜の営業のみでしかも二時間半だけの営業時間とハードルが高いがとりあえず再び来られて良かった。
定刻より10分早く味わいのある暖簾が出され開店となったが残念ながら一巡目はギリギリで逃した。店先の長椅子に腰掛け近くを走る電車や新幹線の音に耳を傾けしばし待機する。
先に食券を購入して並び直すシステムのようで目的の左隅のタイトルと味玉を発券する。その間にも行列は増え続けている。
開店後約20分で二巡目の先頭で入店。店内はスープのふくよかな香りが満ちて食欲を刺激され期待も高まる。いかにも古い建物で年季が入っているが掃除が行き届き清潔感がある。接客も含めて何とも落ち着く雰囲気だ。BGMにもそれが表れている。着席時に流れていたのが昭和の大スター沢田研二の♬時の過ぎゆくままにだった。スローなメロディに身をゆだねてラーメンを待つ。
完璧なツーオペでリズム良く仕上げられ配膳されて行く。さほど待つ事もなく我が杯が到着。ラーメン丼には珍しい中国は景徳鎮由来の透し彫りの厚みを利用した蛍手の白磁の高台丼に盛られた姿はあまり得意としない豚骨魚介のそれとは違ってさらりとして映った。
豚骨魚介への苦手意識を払拭してくれる事を期待してスープをひとくち。最初の印象は見た目通りにさらりとしている。さっぱりとまではいかないが確かにこれ系のスープの中では淡白な方かと。次に感じたのは動物系のコクと魚介系のキレだった。本当ならそれだけで私には十分なのだが一緒に非天然由来の甘みも感じる。
続いて自家製の中太麺を箸で持ち上げる。水分をたっぷり蓄えた麺は加水率も高そうではち切れんばかりだ。弾力のある麺を口に放り込んで噛むと反発してくる。それでもしっかりと噛みつぶすと甘みが口中に広がり食感の面白さとタッグを組んで暴れまわる。
具材は豚肩ロースの低温焼豚だが割と薄くスライスされていて肉質を味わうには物足りなかった。味付けも特徴的なものが無いのが個性なのかも。この時点のBGMはまたまた沢田研二の♬危険な二人で、どうやらジュリーメドレーだ。
味玉は全体的にキレイにまとまって学級委員長のようで面白みには欠けるが優秀なのは確か。
メンマは甘みを乗せた味付けで仕上げられていて食感はアクセントの役目を果たしていた。
スープや麺、具材も全体的に甘みを優先したラーメンのようでカエシの塩分はかなりだと思われるが甘みが強い分スパイラルを生んで塩気を感じづらくなっていく。やや中毒性のあるスープだ。
麺のおいしさでワシャワシャと食べ進めていった最中に青みのカイワレを巻き込んで食べたのか全く印象がない。ほうれん草かせめて小松菜なら存在はわかっただろうに。
得意でないはずの豚骨魚介だったが麺と具材は完食できた。それでも陰ながら舌を刺激するスープは飲み干せなかったが美味しく楽しくいただけた。
今回のスパコンとの対決は72点を付けたので結果は引き分けとなり、通算対戦成績は4勝1敗2分3KOとなったが益々スパコンが薦めてくる理由が分からなくなった。もしかしたらスパコンの仕向ける負のスパイラルに陥ってしまっているのかも。
採点基準には関係ないが清潔な店内と心地良い接客を受けられるこちらが人気店なのが良くわかった。外にはまだまだ大行列が続いているようで穏やかな余韻に浸っている暇はなく店をあとにした。この時のBGMは♬追憶だった。もちろんジュリーの名曲で♩oh ニーナ 忘れられない。のフレーズが印象に残る曲だ。
すこし離れた十条駅から始まった昭和レトロの旅も終わりを迎えるかと思うと寂しくなってしまうほど哀愁に満ちた一杯でした。