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平日 雨天 18:05 待ちなし 先客2名 後客2名こちらは昼営業のスタートが11時と早いので連食用に温存しておいた店だったがいよいよ訪れる日が来たようだ。現在の時刻は17時を過ぎたところで場所は品川区の御殿山。ここから五反田まで移動したら、あとは東急池上線で一本で蓮沼に着く。18時の夜営業スタートのギリギリに間に合うのではないかと策を練りながら向かってみる。たまに乗ると車両の少ない池上線の哀愁に癒される。駅の間隔も短いので乗り過ごしには注意しないと。乗り合わせた東急7700系の茶色と橙色の座席表地のカラーリングが好きでテンションが上がった。五反田駅からは20分程で最寄りの蓮沼駅に着くが、そこからは徒歩で1分との事でかなりの駅近物件。小さな駅のホームを出ると街の中がいい匂いで満ちている。数は少ないが飲食店が並ぶ駅前は地元感が満載でワクワクする。本当に駅の裏にあるラーメン屋で徒歩1分もかからない。予定より少し遅れたが行列は無く店内にも空席があり、すんなりと入店。小さな券売機の前でも悩むことはない。普通のか辛いのかの二択だからだ。それぞれにトッピングはするにしても潔いメニュー構成だ。お目当てだったレギュラーのラーメンに玉子は追加した。カウンター6席のワンオペ体制で店内は整頓も行き届き調理道具もキレイに手入れされている。新しいのもあるだろうが気持ちよく食事が出来る。入口近くのカウンターに腰を下ろす。目の前には屋号にもなっている〝梟〟の置物がちょこんと置いてある。昔の商いの人は良く言ったもので、苦労をしない不苦労や福が来る福来郎を当てて縁起を担いだようだ。入店のタイミングで2ndロットでの調理となったが8分ほどで我が杯が到着した。その姿は白磁の小ぶりな切立丼の中で主張は抑えながらも個性は表現して無二の存在を訴える。まずはしっかりと香味油を湛えた香染色のスープをひとくち。さすがにタイトル通りの表情が先行する。アジ煮干の優しい風味が口内の全てに行き渡る。片口イワシの煮干しと違って苦みやクセが少なく穏やかな魚介系だしを鶏ガラベースのコクが支えている。そのスープに合わせるカエシは見た目の印象よりもかなり強い。優しい顔で近づいてきて人を惑わす悪いヤツだ。スープのコクに隠れて悪さを仕掛けて来る。麺は中細ストレート麺でピークのチョイ手前で引き上げられていて茹で加減は好みで最高。しかし中細麺でも細麺に近く刻一刻と表情を変えるので早めに食べるのがオススメかと。具材は大ぶりな焼豚が二種類。鷄ムネ肉のレアチャーシューは筋繊維が身離れする熱の入りで食感も良くソミュール液もスパイスが効いていてかなり美味しい。味気ない半生肉のチャーシューを出している店に教えてあげたい。豚モモ焼豚は逆にスパイスがかすかに香る程度の味付けで赤身の筋肉質を活かしている。味玉ならぬ〝懐かしの固ゆで玉子〟は文字通り流行りの半熟味玉にケンカを売っている。固ゆでと言っても茹で過ぎた玉子の黄身のように灰色に変色する事なく、おでんの玉子のように味が染みている。幾分か白身の塩気も強い。メンマは無く焼き麩の小町麩が入っている。個性的ではあるが手作り感はなくスープを吸ったとしても感動する事はない。仕込みが落ち着いてきたら是非に店主さんが仕込むこだわりのメンマを食べてみたい。薬味は刻み青ねぎと分かりづらかったがミョウガを刻んだ物が入っていた。それぞれが塩気の強いラーメンとスープを和らげるのに役目を果たしていたが明らかに主張しない分量なのも店主さんの意図するところだろうか。後半にかけて麺はスープを吸って多少のもたつきが出てきたが早食いの私には大して影響は無かった。この時点で確証は無いのだが舌に痺れを感じてきた。無化調を謳われているのでラーメン全体の塩分過多のせいかも知れないし低温焼豚のソミュール液の香辛料か分からないが不自然な感覚が残った。最後は塩分の強さに負けてスープは残ったが、土台のスープがしっかりと重なりもあるので例えカエシを2割減らしても私には美味しいと思えると感じた。何度か通って店主さんに「薄めでお願いします」と言える日が来ればいいのになと思う一杯でした。
こちらは昼営業のスタートが11時と早いので連食用に温存しておいた店だったがいよいよ訪れる日が来たようだ。現在の時刻は17時を過ぎたところで場所は品川区の御殿山。ここから五反田まで移動したら、あとは東急池上線で一本で蓮沼に着く。18時の夜営業スタートのギリギリに間に合うのではないかと策を練りながら向かってみる。
たまに乗ると車両の少ない池上線の哀愁に癒される。駅の間隔も短いので乗り過ごしには注意しないと。乗り合わせた東急7700系の茶色と橙色の座席表地のカラーリングが好きでテンションが上がった。
五反田駅からは20分程で最寄りの蓮沼駅に着くが、そこからは徒歩で1分との事でかなりの駅近物件。小さな駅のホームを出ると街の中がいい匂いで満ちている。数は少ないが飲食店が並ぶ駅前は地元感が満載でワクワクする。
本当に駅の裏にあるラーメン屋で徒歩1分もかからない。予定より少し遅れたが行列は無く店内にも空席があり、すんなりと入店。
小さな券売機の前でも悩むことはない。普通のか辛いのかの二択だからだ。それぞれにトッピングはするにしても潔いメニュー構成だ。
お目当てだったレギュラーのラーメンに玉子は追加した。カウンター6席のワンオペ体制で店内は整頓も行き届き調理道具もキレイに手入れされている。新しいのもあるだろうが気持ちよく食事が出来る。
入口近くのカウンターに腰を下ろす。目の前には屋号にもなっている〝梟〟の置物がちょこんと置いてある。昔の商いの人は良く言ったもので、苦労をしない不苦労や福が来る福来郎を当てて縁起を担いだようだ。
入店のタイミングで2ndロットでの調理となったが8分ほどで我が杯が到着した。その姿は白磁の小ぶりな切立丼の中で主張は抑えながらも個性は表現して無二の存在を訴える。
まずはしっかりと香味油を湛えた香染色のスープをひとくち。さすがにタイトル通りの表情が先行する。アジ煮干の優しい風味が口内の全てに行き渡る。片口イワシの煮干しと違って苦みやクセが少なく穏やかな魚介系だしを鶏ガラベースのコクが支えている。
そのスープに合わせるカエシは見た目の印象よりもかなり強い。優しい顔で近づいてきて人を惑わす悪いヤツだ。スープのコクに隠れて悪さを仕掛けて来る。
麺は中細ストレート麺でピークのチョイ手前で引き上げられていて茹で加減は好みで最高。しかし中細麺でも細麺に近く刻一刻と表情を変えるので早めに食べるのがオススメかと。
具材は大ぶりな焼豚が二種類。鷄ムネ肉のレアチャーシューは筋繊維が身離れする熱の入りで食感も良くソミュール液もスパイスが効いていてかなり美味しい。味気ない半生肉のチャーシューを出している店に教えてあげたい。
豚モモ焼豚は逆にスパイスがかすかに香る程度の味付けで赤身の筋肉質を活かしている。
味玉ならぬ〝懐かしの固ゆで玉子〟は文字通り流行りの半熟味玉にケンカを売っている。固ゆでと言っても茹で過ぎた玉子の黄身のように灰色に変色する事なく、おでんの玉子のように味が染みている。幾分か白身の塩気も強い。
メンマは無く焼き麩の小町麩が入っている。個性的ではあるが手作り感はなくスープを吸ったとしても感動する事はない。仕込みが落ち着いてきたら是非に店主さんが仕込むこだわりのメンマを食べてみたい。
薬味は刻み青ねぎと分かりづらかったがミョウガを刻んだ物が入っていた。それぞれが塩気の強いラーメンとスープを和らげるのに役目を果たしていたが明らかに主張しない分量なのも店主さんの意図するところだろうか。
後半にかけて麺はスープを吸って多少のもたつきが出てきたが早食いの私には大して影響は無かった。この時点で確証は無いのだが舌に痺れを感じてきた。無化調を謳われているのでラーメン全体の塩分過多のせいかも知れないし低温焼豚のソミュール液の香辛料か分からないが不自然な感覚が残った。
最後は塩分の強さに負けてスープは残ったが、土台のスープがしっかりと重なりもあるので例えカエシを2割減らしても私には美味しいと思えると感じた。何度か通って店主さんに「薄めでお願いします」と言える日が来ればいいのになと思う一杯でした。