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「瀬戸内しょうゆらーめん ¥850」@ねいろ屋の写真平日 晴天 13:30 先客4名 後客3名

最近は酒を飲んでいても何をしててもこちらの事が気になってしまう。前々回の醤油系と前回の塩系のどちらにも満足したのだが、やはり気持ちは醤油系よりな自分を否めない。と考えているだけで無性に食べたくなってきた。居ても立っても居られず家を出る。

こちらは限定メニューもあるようだが中々手を出せずにいる。正直に言うと裏切られるが怖いだけなのだ。なので本日も家を出る時から醤油ラーメンにする事は決めていた。

荻窪駅の北口を出て石畳のラーメン小径を進むと本日も新たな発見があった。前回は男盛りな定食屋を見つけて興奮したが今回は味わいのある雰囲気のクリーニング屋を見つけた。なんとも言えない哀愁がありほっこりとした。本当に素敵な小径だ。

ほっこりとした気持ちのまま店頭に着いた。本日は待ちもなく先客もまばらだ。サイドのカウンターに腰を下ろして念のために後方の限定メニューを見上げてみる。煮干しのつけ麺のようなので興味はなく初志貫徹で醤油ラーメンを告げる。本日はトッピングも無しだ。

店内は食事が済んで名物のかき氷を食べてる方が多く我が杯の到着までの時間は3分ほどだった。こちらの特徴の砥部焼の浅めの玉淵丼の中の姿は少し窮屈そうにも見える盛り付け。

まずは茶褐色の薄濁りのスープをひとくち。今回も先頭は軽やかな煮干しの香味だ。決して灰汁や苦味を感じさせない風味だけを丁寧に抽出している。動物系の気配を感じないスープだが幾重にも重なりを感じる。カエシには瀬戸内特有の甘みのある醤油が使われていて、その甘みをしつこくさせないようにイカナゴの魚醤の酸味が引き締める。甘 辛 酸の無敵のスパイラルを織り成すスープに魅了される。

麺は低加水の中細ストレート麺でスープの絡みも良く麺をすすれば魚介系の香りを引き連れてやって来る。スープも香味油もサラリとしているので必要以上な塩気は持ち上げないので小麦の風味も損ねない。

具材は初期値でも焼豚が二種類。白金豚の部位違いだ。先に脂身のないモモ肉から。やや薄切りにスライスされているが肉質の強さで食べ応えがある。味付けが控えめなので噛んでるうちに野性味の悪い部分が出てくるの塩気はそのままで香辛料がもう少し効いていてもいいかと。次に表皮にしっかりと脂身の付いたロース肉をいただく。さすがはブランド豚のロース肉だけあって脂身も甘く臭みなどひとつも無い。赤身もモモ肉に比べて柔らかくしっとりいたが残念な事に端の三角になった部分だったので筋が残った。しかも前々回の同じメニューの時は焼豚が三枚だったのになと思う。

メンマも少し残念だった。下処理も良く好みの発酵臭もあり味付けも絶妙でこちらの穂先メンマは好みのひとつだったのだが薄切りながらも二本入っているはずのメンマが一本と半分以下しか入ってなかったのだ。一本は根元から穂先まできっちり揃っていたが、もう一本は根元の3センチしか無く丼中を捜索したが見つからなかった。ケチな事を言うようだがメンマを楽しみにしてただけに哀しかった。

薬味の青ねぎも香りと食感のために好演していた。香りよりも歯応えが信条の瀬戸内海の海苔も以前より小さく感じて寂しかった。

しかし全体の味には影響がなく両手で重みのある砥部焼の丼を持ち上げてスープまで完飲して器を置いた。

メンマが短かったとか焼豚が端っこだったとかは盛り付けの際の具材の割り当ての問題だけなのだが本日は不遇だったとしか言いようが無いと言い聞かせた。大好きな店だけに一期一麺の大きさを大切に思い、空腹は満たされても心は満たされないと感じた一杯でした。

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