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平日 薄曇り 13:10 先待ち6名 後待ち4名今週の塩ウィークは本日も継続中。今日のお目当ては前回に特製にした為に具材だけで評価を落とした三鷹のこちらだ。ますます評判が良くなり何時に行っても行列は必至の人気店だ。三鷹駅からも遠く離れているが今回は歩いて向かってみる。歩くこと10分で店先が見えてきたがランチタイムのピークを過ぎたにもかかわらず行列だ。曇り空なので暑くはないが余計な湿度が体力を奪う。タイミングが良かったのか先待ちの4名が一気になだれ込んだ。先に券売機でお目当ての塩系を購入してならび直す。行列に続いてから10分ほどで入店の案内があった。入店しカウンターに座り店内を見渡す。客層は外国語が飛び交うことなく、まだ観光地化は進んでいないようで安心する。ご近所と思われる親子連れやご夫妻などと人気店ながら地元感が溢れ接客も含めて居心地が良い。地元でもないクセに地元感を満喫しながら待つこと4分で我が杯が到着した。粉引きの切立丼の中の姿は淡白な色調に具材が彩りを与えて美しい。気品と色気を併せ持つ大人の表情。まずは澄んだ白橡色のスープをひとくち。例えようのない優しい旨味がそっと華開き鷄清湯ではあるが幾重にも旨味が重なる。微かに霞んで見えるスープには僅かにだけ鷄白湯のコクを思わせる要素がある。その穏やかだが厚みのある鷄出汁にキレを与える魚介系の旨味も参加している。その双方の出汁をまとめる塩ダレは角をひとつも感じない円やかな塩気をもって一体感を築き上げてスープと成している。完全に出汁を味わう塩スープだ。盛り付けの際にトングにて丁寧にスープをくぐらせたストレートの中細麺は芯がなく食べ応えよりも口当たりと喉ごしが優先。派手さのないスープの中で存分に小麦の甘みを楽しめる。ただ丁寧に盛られたように見えた麺は底の方では麺がからまり合い箸の行方の邪魔をする。具材はデフォルトの焼豚が二枚。豚肩ロースの低温焼豚が厚手にカットされている。見た目通りのロゼ焼豚はレア感が強く得意ではないが今回はスープで加熱する作戦に出る。レアの段階でかじってみたが下味のソミュール液がしっかりして味付けは抜群だがテクスチャーがどうもダメだ。残りの焼豚をスープに沈めて熱変化を待ってから食べてみる。その間に追加した味玉を。黄身の大きな味玉は下茹でも味付けも良いが熟成は控えめ。もう一日経った味玉を食べてみたい。細切りメンマは前回ほど長くはなかったが丁寧な下処理と絶妙な味付けが最高。完全発酵の乾燥メンマ独特の香りと食感を適度に残した逸品。前回同様に追加しても損はないメンマだと思った。薬味の青ねぎは笹切り、白ねぎは角切りと見た目も考えられて香りや辛味と食感の違いを表現している。青みの小松菜からは軽やかな苦味と海苔からは磯の香りが出ている。到着時に口当たりが悪そうで不必要だと思った鰹節の糸削りも、いつのまにかスープに溶け込んで邪魔することなく風味を与えていた。終盤にさしかかりスープを吸った麺も相乗効果で旨味を増していた。スープに沈んだ焼豚を引き揚げるとロゼ色はさほど変わっていなかった。しかし食感は違って、ロゼ色の見た目と反してしっかりと身が引き締まり赤身の本領を発揮してくる。硬いと言われれば硬いが肉質をを楽しむならこれくらいの方が好みだ。今回は丸鷄や鶏ガラの個性を削ぎ落とした別格の鷄スープには完敗だったが麺の質が好みでなかった。しかし十分に満足できる塩ラーメンだった。正直言って醤油ラーメンが恋しくなってきたが、もう少し塩ラーメンを追いかけてみようかなと思う一杯でした。
今週の塩ウィークは本日も継続中。今日のお目当ては前回に特製にした為に具材だけで評価を落とした三鷹のこちらだ。ますます評判が良くなり何時に行っても行列は必至の人気店だ。
三鷹駅からも遠く離れているが今回は歩いて向かってみる。歩くこと10分で店先が見えてきたがランチタイムのピークを過ぎたにもかかわらず行列だ。曇り空なので暑くはないが余計な湿度が体力を奪う。
タイミングが良かったのか先待ちの4名が一気になだれ込んだ。先に券売機でお目当ての塩系を購入してならび直す。行列に続いてから10分ほどで入店の案内があった。
入店しカウンターに座り店内を見渡す。客層は外国語が飛び交うことなく、まだ観光地化は進んでいないようで安心する。ご近所と思われる親子連れやご夫妻などと人気店ながら地元感が溢れ接客も含めて居心地が良い。
地元でもないクセに地元感を満喫しながら待つこと4分で我が杯が到着した。粉引きの切立丼の中の姿は淡白な色調に具材が彩りを与えて美しい。気品と色気を併せ持つ大人の表情。
まずは澄んだ白橡色のスープをひとくち。例えようのない優しい旨味がそっと華開き鷄清湯ではあるが幾重にも旨味が重なる。微かに霞んで見えるスープには僅かにだけ鷄白湯のコクを思わせる要素がある。その穏やかだが厚みのある鷄出汁にキレを与える魚介系の旨味も参加している。
その双方の出汁をまとめる塩ダレは角をひとつも感じない円やかな塩気をもって一体感を築き上げてスープと成している。完全に出汁を味わう塩スープだ。
盛り付けの際にトングにて丁寧にスープをくぐらせたストレートの中細麺は芯がなく食べ応えよりも口当たりと喉ごしが優先。派手さのないスープの中で存分に小麦の甘みを楽しめる。ただ丁寧に盛られたように見えた麺は底の方では麺がからまり合い箸の行方の邪魔をする。
具材はデフォルトの焼豚が二枚。豚肩ロースの低温焼豚が厚手にカットされている。見た目通りのロゼ焼豚はレア感が強く得意ではないが今回はスープで加熱する作戦に出る。レアの段階でかじってみたが下味のソミュール液がしっかりして味付けは抜群だがテクスチャーがどうもダメだ。残りの焼豚をスープに沈めて熱変化を待ってから食べてみる。
その間に追加した味玉を。黄身の大きな味玉は下茹でも味付けも良いが熟成は控えめ。もう一日経った味玉を食べてみたい。
細切りメンマは前回ほど長くはなかったが丁寧な下処理と絶妙な味付けが最高。完全発酵の乾燥メンマ独特の香りと食感を適度に残した逸品。前回同様に追加しても損はないメンマだと思った。
薬味の青ねぎは笹切り、白ねぎは角切りと見た目も考えられて香りや辛味と食感の違いを表現している。青みの小松菜からは軽やかな苦味と海苔からは磯の香りが出ている。
到着時に口当たりが悪そうで不必要だと思った鰹節の糸削りも、いつのまにかスープに溶け込んで邪魔することなく風味を与えていた。
終盤にさしかかりスープを吸った麺も相乗効果で旨味を増していた。スープに沈んだ焼豚を引き揚げるとロゼ色はさほど変わっていなかった。しかし食感は違って、ロゼ色の見た目と反してしっかりと身が引き締まり赤身の本領を発揮してくる。硬いと言われれば硬いが肉質をを楽しむならこれくらいの方が好みだ。
今回は丸鷄や鶏ガラの個性を削ぎ落とした別格の鷄スープには完敗だったが麺の質が好みでなかった。しかし十分に満足できる塩ラーメンだった。正直言って醤油ラーメンが恋しくなってきたが、もう少し塩ラーメンを追いかけてみようかなと思う一杯でした。