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「味玉塩そば ¥880」@麺処 晴の写真平日 薄曇り 13:00 待ちなし 先客7名 後客1名

本日も先週に引き続いて塩ウィークとして再開発を継続中。目覚めが悪かったのでベッドの中でグズグズしていると正午を過ぎてしまった。近場で手っ取り早く済ませることも考えたが、どうしてもこちらの塩系を食べてみたくて恵比須を経由して日比谷線に乗り込んだ。

最寄りの入谷駅からはすぐなのだが入谷までが駅の数以上に遠く感じるのは駅間の距離が長いからだろうか。自宅を出て40分で現着するも行列はなくすんなりと入店。店内に入ると中待ちが1名いたがカウンターは3席空いて片付け待ちのようだ。券売機でお目当てのお題を発券してる間に片付けも終わりカウンターに案内される。

数種類の煮干しの箱が積まれた店内には穏やかに煮干し香がする。本日も三人体制で親方が調理の全てを担当する。客層も若くおじさんは私ひとりで瞬間最高齢をマークした。

ローテーションが良かったのか着席して4分程で早くも我が杯が到着した。白磁の切立丼の中の姿は微かにキラキラと煮干しの銀皮が光る煮干し系ながらサッパリと映る表情だが、盛り付けに魂を感じない大雑把な印象。

まずは芥子色のスープをひとくち。ガツンとやって来るのは背黒イワシのような強めの香味と苦味だが舌に残らず歯茎の奥に魚介の酸味だけを残して消えていく。塩ダレも優しく甘味を足しているのか角を感じない。油分も少なくクドさがないので私にも飲みやすいスープだ。

麺は固茹での中細ストレート麺でハリとコシがあり好みの麺だ。初動では低加水なのにスープを寄せ付けず麺本来の小麦の甘さを存分に楽しめる。スープに放置してもダレる事はなさそうなので甘みを楽しんだ後はしばらく放っておいた。

その間に具材の味見を。焼豚は色気のある豚肩ロースの低温焼豚で見た目よりも火が通っていて生っぽい食感がなく食べやすい。下味からは独特な香草の香りがするがしっかり味が乗っている。その低温焼豚の下には鷄ムネ肉のレアチャーシューが入っていて白胡椒で香味を効かせたソミュール液が淡白なムネ肉に個性を与えている。食感もしっとりと仕上がっている。

追加の味玉も黄身の熟成も進み味の浸み込みも良い。白身が硬直せずに味を浸み込ませる技術力はかなり高く追加した甲斐がある。

細めに割かれた穂先メンマは前回と同じく枝毛のような盛り付けが残念。丁寧さを欠いて職人の魂を感じないのはその辺りが原因かと。重要な味付けも今回に限っては全く口に合わず麻竹の苦味すら感じる。

薬味は玉ねぎのアッシェと青ネギの小口切り。いくらか煮干し系を克服しつつあるので定番の玉ねぎにも慣れてきた。玉ねぎの質にもよるが今回の玉ねぎは水々しく甘味もあり刺激は少なかった。反して青ネギは間違って入ってしまったくらいの量で彩りとしても香りとしても存在していない。雑に振りかけられただけに見える。

具材をひと通り食べ終え放っておいた麺に戻ると若干の膨らみはあるが依然として骨格を残したコシの強さを残す。過度にスープと交わらない麺が煮干し系スープには合っていると私は思う。

具材の一部以外は美味しくいただいた。ラーメンの評価には関係ないのだが客に愛想を振りまいてくれとは言わないが、もう少し楽しそうに仕事をしてもらえたら気持ちよく食事が出来るのになと思う一杯でした。

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