久留米らーめん 金丸の他のレビュー
コメント
こんにちは!
こういうメニューがあったのですね。気づきませんでした。
近々レビューアップします。「粉落とし」で・・・
銀座界隈での味噌は難しいですね〜。
この界隈は強烈な刺激が変化のため必要だと、
個人的に思っております。
蛇足ですが、
当方、転居関連により
今後、銀座・八重洲・八丁堀界隈のレビューが激減します。
milesさんのレビューは参考になりました。
引き続き、よろしくお願いします。
流星 | 2008年10月21日 23:54
miles
4門

jkw127
ベーション
white-skywave





入口右手の券売機とニラめっこ……ふと、「味噌・金丸」(880円)のボタンが気になりました。この店に味噌なんてあったっけ……前回訪店時(3月)にはなかったような。豚骨屋の味噌とはオツなもの、さっそくボタンを、ポチッとな。麺の固さは「バリバリ」(かためよりかため)で。
ご主人、やおら中華鍋に油をひき、野菜をあおり始めます。そこに、店自慢の豚骨スープを投入、さらに味噌ダレをなじませて、丼に入れた麺に、中華鍋の中身をたっぷりと注ぎます……期待通りの製造工程。丼は約5分で到着。
では、スープを一口……赤味噌主体のふくよかな味わいの味噌ダレ、これに臭みのない「銀座仕様」ながら、程よいコクと甘みの豚骨がポッテリと馴染んで、実にクリーミーな仕上がり。強い旨みに支えられ、それぞれの味にパンチが加わって、味の「広がり」が見事ですが……広がりすぎて、「味の輪郭線」が不明確、「ボンヤリ感」が拭えません。ちょっと引き締めるだけで、ビシッと味が決まりそうな雰囲気だけに、実に惜しい。
麺は、博多麺ほど細くはありませんが、一応「細麺」といえる細さでストレート。この店は、結構柔らかめにゆでるクセがあるので「バリバリ」指定でしたが……味噌スープでダレるのか、あまり固くもありません。ただし、淡白な甘みで上品な味わい、多少ザラついた麺肌がスープをよく持ち上げ、なかなか「見どころ」のある麺です。
具材は、チャーシュー、味玉・メンマに、モヤシ・キクラゲの炒め物、そしてなぜか、「ワカメ」。肩ロース・チャーシューは以前と変わらず、上々の仕上がり。野菜、メンマ、味玉も悪くありませんが……なぜに「ワカメ」。合わないとは思いませんが、必要だとも思いません。これがほんとのワケ……オヤジギャグはこの辺で。
さて、加えるべきは「味の輪郭」、はっきり言えば「辛味」が足りないわけですが……卓上に一味はありません。とりあえず、餃子用の辣油を投入してみますが、スープのボリューム感に一蹴されます。残る手段は、胡椒かニンニク。それでは例によって、起死回生(?)のニンニク・クラァ〜〜ッシュ……豚骨のコクがグッと増し、これはこれでイイんですが、味の輪郭をシャープに刻み込む「キレ」が、どうしても出ません。
―――味噌ダレに加える「一味」(イチミとヒトアジをかけてます…蛇足)が、惜しまれる一杯。おかげで、味噌と豚骨の甘味がシナジーして、なんとも「メルヘン」な味に……しかし気づけば、後客はすべて女性で、店内の男性は私一人、前客は子供連れの家族一組のみだったし。いや実はこの味にも、この店なりのマーケティング戦略があるということかな……なんとなく、商売の奥深さを思い知った、オジさんなのでした。