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「らーめん ¥700」@ラーメン大至の写真平日 薄曇り 13:45 先客6名 後客3名

本日は〝第16回 RDBの超高性能スーパーコンピューターが算出したオススメ店は本当に私に合うのか!〟を開催する。このイベントはRDB PC版のオススメに挙がる店から営業時間などを考慮してその店で自分の好きなメニューを食べて採点するものである。

採点基準は90点以上付いたなら私のKO負け、80点以上ならば判定負け、70点台なら引き分けとし60点台なら判定勝ち、59点以下の点数ならば私のKO勝ちである。過去の対戦相手は「風雲児 」「麵屋一燈 」「煮干しつけ麺宮元 」「竹末東京プレミアム 」「さんじ 」「麺処 晴」「燦燦斗」「神田 勝本」「中華そば屋 伊藤」「麺処 ほん田」「煮干中華ソバ イチカワ」「麺屋 和利道 warito」「らーめん 芝浜」「らーめん かねかつ」「狼煙〜NOROSHI〜」で成績は15戦8勝3敗4分 5KOと現在は勝ちが先行している。その大きな勝因として清湯醤油系が好みの私に対してスパコンはガッツリ系やつけ麺系を推し続けてくるのでマッチメイクに問題がある。

現在もオススメ店のうち4店舗がつけ麺を推しているレビュー数の多い人気有名店が揃っている。そんな中に昔ながらの醤油ラーメンで勝負しているこちらが挙がってきた。実はこの店の10年以上前のオープン直後に行った事のある再戦相手なのだ。スパコンのオススメ店の中にこちらの名前を見つけた時は身震いすら感じた程のよく知るライバルだ。

早速、試合会場を目指して銀座線で末広町に降りた。そこからは蔵前橋通りを進み妻恋坂を登ると右手に朱色の看板が目に入る。懐かしい対戦相手に期待が高まり店内へ。

券売機で迷うほど品数もなく少数精鋭で勝負しているあたりは以前と変わりない。お目当ての基本メニューだけを発券しカウンターに座る。鉄道でいう相対式ホームのような対面式のカウンターが独特の雰囲気を醸し出す。改装されたと聞いていたがレイアウト自体に変わった様子は感じなかった。カウンターの奥には潜水艦の中の厨房のように所狭しと調理機材が設置された調理場をお揃いの赤キャップとTシャツの三人体制で回している。

店内に掲げられた「流行を追わず 奇をてらわず」の言葉を噛み締めながら待つこと5分で10年ぶりの対戦相手が登場した。外側には龍、内側に雷紋が描かれた反高台丼の中の姿は懐かしくもあるが何処となく変わった印象も受けた。

まずは清く澄んだ萱草色のスープをひとくち。以前よりも香味油が薄く感じた油膜と共に伝わって来たのは残念な非天然由来の旨味成分の甘味だった。中華料理の手間のかかる上湯の手法を用いた折角のスープなのに先頭に感じる旨味がそれでは食材がかわいそうである。確かに昔ながらの味ではあるが私には必要のない旨味だった。奥で土台を築いているはずの動物系出汁や乾物などの複雑な魚介出汁は見せ場を失っている。不自然な旨味を補填しなくても十分なスープに思えて残念で仕方ない。

麺は現代の流行とは一線を画す中太ちぢれ麺で最近では見かける事が少なくなった貴重な存在に思う。やや高めの加水率ゆえのモッチリとした食感が柔らかめに茹でる事で更に懐かしさを増している。不本意ではあるがスープとの相性はこの上なく素晴らしい。まさに黄金コンビ。

具材はデフォルトでもフルラインナップの顔ぶれだと喜んだが頭数さえ揃えれば良いってもんじゃないと思ってしまう仕上がり。

焼豚は部位の違うものが二枚。どちらもロゼ色の見た目は美しいが、店内にある「流行を追わず」に反して低温調理が施してある。それが進化ならば良いのだが豚バラも豚ロースにも下味が弱く、味気ない半生肉を噛み続けるツラさは言葉では言い表せないほどの屈辱感がある。

ゆで卵は、どこにも味玉と名乗ってないので味付けに関して言うことは無いが黄身の芯まで冷え切ってラーメンの温度を保つのを邪魔している。メンマも同じで冷たくスープに浮かんでいる。ごま油の香味が強くメンマだけが浮いた存在になっていた。

薬味の白ねぎは良質の外側の部分は白髪ねぎか何か分からないが別の用途に使われ、薬味には芯の部分だけが使われている。甘みはあるが食感は悪いとこしか入っていない。

正統派醤油ラーメンに欠かせない青みのほうれん草は良いのだが鮮度の良い香りや食感は全く無く、まるで中国産の冷凍食品を戻しただけに思えた。

海苔だけは香りが立ち口溶けも素晴らしく質の良さが出ていたが、今回もナルトとは信頼関係が築けず食べる事は拒んだ。

久しぶりの対戦だったが納得出来ない結果になってしまった。あの頃は今回ほど不自然な旨味を感じなかったと思うが、自分の舌が肥えてしまったのか痩せてしまったのかは分からないがスープは全量残して戦いを終えリングを降りた。

採点は残念だが低くなってしまい今回のスパコンとの対戦は私の圧勝のKO勝ちとなった。これで通算対戦成績は16戦9勝3敗4分7KO勝利となりスパコンのオススメは私には合わないという結果が如実に表れてきた。

残りのオススメ店は初期の段階から君臨し続ける松戸の人気店と亀有のつけ麺専門店などで私の趣向からは程遠いと思われる店がほとんどなのだ。そんな中にキラ星のごとく現れたのは湯河原の超有名人気店だった。ようやく本命と思えるライバルが挙がってきたが、その相手と対戦するどころか会場入りする方法も分からないほどの行列店らしい。

いずれは前乗りしてでも一戦交えたいと思える相手を薦めてくれたRDBのスパコンに感謝したいと思える一杯でした。

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