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「清湯醤油らーめん ¥750+味玉 ¥100」@ハマカゼ拉麺店の写真土曜日 薄曇り 18:10 先客なし 後客なし

なんと本日の四食目となるラーメンを求めて武蔵小杉駅からJR根岸線などを乗り継いで関内駅までやって来た。平成最後の歳末総決算として

〝今年の店は今年のうちに〟

と銘打って今年オープンした新店限定の未訪問店を忙しい年内にどれだけ多く廻れるかを実行している最中に立ち寄った武蔵小杉駅のカフェでRDB片手に新店舗を検索していると横浜より西方面に未訪問店が山ほどあるのに気が付いた。これは時間のある限り行かなければならないと一念発起した。

本日の三食目を終えたのが午後2時過ぎで胃袋はパンパンではちきれそうだ。そこで思いついたのがサウナに入ってカロリーを消費する作戦だった。ひとまず今夜は関内にサウナ付きの宿をとってひと汗流してから今夜の店探しをしようと決めた。

休日にもかかわらず理想の宿が予約できたので早速チェックインしてサウナに入り部屋に戻って再検索を始めた。するとすぐに関内駅近くに候補の店が複数浮かんできた。その中で今夜のラーメンに決めたのが今年3月24日オープンのこちらだ。ホテルからも歩いて近く皆さんの写真からも良さそうな雰囲気が伝わってきたので18時過ぎにホテルを出発した。

駅前から大通り公園を抜けると横浜文化体育館が見えてくる。こちらの店は体育館の目の前だった。オレンジ色のライトに浮かび上がったカリモク60のロゴに似た看板やガラス越しに見える店内はお洒落なバーにも見える雰囲気だ。しかし先客が誰もおらずオシャレ店内に入るのは勇気がいる。道路の反対側で10分ほど様子を見ていたが変化はなく業を煮やして入店した。

店内の券売機で基本のお題を発券し広々としたカウンターに座り店内を見渡す。二人体制で回されているがスタッフ2名に客1名の居心地の悪さは何とも言えない。カウンター奥のテレビを観て緊張を和らげるが馴染みづらい状況だ。重たい空気に押しつぶされそうになりながら待っていると着席して5分ほどで我が杯が到着した。

松に梅、鶴と亀が描かれたおめでたい高台丼の中の姿は丁寧とは言い難い表情で現れた。雑な盛り付けな訳ではないが何故かそう見えてしまうのは不揃いな具材のせいかも知れない。それも修行先譲りなのだろうか。しかし味が良ければ問題はないのでラーメンに正面から向き合ってみるとした。

まずはきめ細やかな香味油が輝く柑子色のスープをひとくち。先立って感じるのは香味油からだろうかネギの香りがほのかに香り、その後で鶏ガラなどの動物系スープのコクが広がる。魚介出汁は主張してこないが存在は確認できる。と言うことは優れたバランスのスープなのだ。それぞれが旨みや香りを補ってひとつのスープとなっている懐かしくもあるが進化した香味油も感じる。カエシも優しく角が落としてあるが円やかさを作り出しているのは例の調味料なのもすぐに分かった。しかし舌が拒絶するような量ではないので安心して先に進む。

麺上げまで30秒ジャストの中細麺はストレートだが少しウェーブがかかっている。パツパツとした食感がやはり懐かしく思う。麺をすすれば共に上がってくるスープと香味油の香りに哀愁が漂う。しかし香ってくるのはスープだけで麺からは小麦の風味は今ひとつ伝わってこない。昔の麺と現代の麺の大きな違いは何かと考えたら小麦の質と、かん水の使い方ではないだろうか。現代は内麦を使った麺が多いが、昔は質の悪い外麦で大量に製麺するために大量のかん水を使用したりしたので今ほど小麦の香りはしなかったと思う。その名残が昔ながらのラーメンに通じているのならそろそろ必要ないのではないだろうか。

具材は豚バラ焼豚が添えてあるが巻き式の煮豚の姿が分かるのは一枚だけで残りの焼豚は切り落としのような端の部分がほとんどだった。追加した焼豚ではないので不揃いでも仕方ないが余りのクズっぽさにはがっかりした。きれいな豚バラの部分はしっとり仕上がっていて旨みもあるが端の部分は硬く締まっていて旨みも抜けてパサパサで口の中に残ってしまった。炙られた香ばしさもパサついた肉質では不快に感じるだけだった。

追加した味玉は程よい味付けが深く浸み込み黄身を熟成させている。かと言って塩気も強く残っておらず優秀な味玉は追加して良かったと思える逸品。

細メンマは水煮メンマを胡麻油を効かせた味付けで歯応えと共にアクセントになってくれた。麺が少し頼りない分、心地よい食感を生んでいた。

薬味は白ねぎが粗く刻まれているが盛り付けと言うよりは散りばめた感じが丁寧さを欠いて伝わったのかも。しかし香りとシャキッとした食感は薬味としての存在感を示していた。青みの小松菜も程よい苦味が口内をリセットしてくれ食欲の助けをしていた。ナルトは今回もパスさせてもらったがノスタルジックなアイコンとしては不可欠なのかも。

最後まで然して満足する事は無かったが不思議とスープとナルト以外は完食していた。すごく完成度の高いラーメンだと思うが私には必要ない旨味と物足りない旨みを感じてしまう一杯でした。

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