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平日 晴天 10:25 先待ち18名 後待ち20名以上〝新春豪華特別企画〟と題しまして本日は「オランダ発 パリ経由 サンフランシスコ着」の国名と都市名が入り混じった連食ツアーを開催いたします。そこで今回の出発地に選んだのが埼玉県 東岩槻にありますこちらのオランダ軒だ。一ヶ月ほど前の初訪問時の印象が良かったのと、正月の暴飲暴食で疲れて胃袋を生姜スープで癒してもらおうと思い出発地に決めた。11時開店前の現着を目指して9時前には自宅を出て東武スカイツリーライン直通の半蔵門線に乗車した。春日部駅で現在最もイカすネーミングと思われる東武アーバンパークラインに乗り換え最寄りの東岩槻駅に向かった。相変わらずドアの開閉音がうるさい電車だが目覚まし代わりになってくれて乗り過ごす事はないだろう。無事に駅に着き店を目指して覚えのある道沿いを歩いて行くと店先が見えてきた。その前には開店30分以上も前なのに20名近い人だかりが出来ていてオランダの人気店を甘く見ていた。最後尾に並びオープンを待つが先頭6名以外には外待ちイスは無く寒空の下で立って待つのだが本日は風がなく暖かい日差しが老体を冷えから守ってくれる有難い天候だ。店頭のメニューから本日の品定めをするが前回は基本の醤油をいただいたので今回は塩に興味がそそられた。定刻には行列は膨らみ続け40名近くになっていたのではないだろうか。開店時刻は定刻を5分過ぎてオープンとなった。一巡目が店内に吸い込まれたが外待ちイスまでもまだ遠く更なる苦行を強いられる。そう思っていたら5分後には外待ちイスに昇格したが歩道沿いに並ぶ後列の視線が突き刺さる。もし電車なら席を譲であろう明らかに私よりも高齢な方までもが並んでいるが心苦しいが為す術もない。行列の客層も老若男女問わずで幅広い人気の高さが分かる。店先にまで溢れてくる生姜の香りに包まれながら待つこと45分で入店。券売機で決めておいたお題を発券し中待ち席に昇格し店内を見渡す。本日の印象に残ったのは先客が食べているライスの量の多さだ。昔話に出てくるような山盛りの白飯をラーメンをおかずにかきこんでいる姿は圧巻だ。確かにこの店内の生姜の匂いだけでもメシが食えそうな食欲を刺激する匂いだ。そんな店内を本日もツーオペで回すが本日はご主人と女性とのコンビだ。やや圧の強い接客だが違法駐車や行列による近隣へ迷惑を避けるためには仕方ないのだろう。キレイに掃除の行き届いた気持ち良い店内をワンロット4杯のオペレーションで作業工程が多いので時間はかかるが着実にラーメンが仕上がったいく。そんな中待ち席で待つ事10分でカウンターに昇格し店主さんの作業に更に見入る。厨房のまな板のほとんどを占拠するのが焼豚だ。なんとも美しいアメ色に炊かれた焼豚を見ているだけで腹が鳴る。はやる気持ちを抑えて待っていると開店して1時間で待ちに待った我が杯が到着した。白磁の切立丼の中の姿は基本でも大迫力で食べ手に威圧感すら与えてくる。ここからはラーメンとの真剣勝負が始まる。まずは微かに白濁したスープをひとくち。有無を言わさず現れるのは期待通りの生姜の香りとピリッとた刺激。その後ろでは豚ガラか豚ゲンコツなどのスープが基礎を築いている。スープの口当たりはサラリとしているが旨みはドッシリと効いている。醤油ダレよりもダイレクトに塩気が伝わってくるので喉の渇きは否めないが白飯との相性を考えるとパンチが求められるのだろう。麺はさほど太くない平打ち縮れ麺で芯を残さない柔らかめの茹で加減。口当たりも良いが特徴的なのは麺自体の甘さで小麦由来の甘みと言うよりは加えられた甘みのように感じる。しかしこの甘みのある麺がスープの強気な塩分を中和してくれる。麺をすする度に生姜が辛味を与えるので麺の甘さとスープの塩気と生姜の辛味がひとつとなって口一杯に広がる。この単調な繰り返しにアクセントを加えてくれるのが具材たちだ。焼豚は豚肩ロースにしては脂身が多いので豚ウデ肉だろうか。そんな部位の硬い肉質を感じさせない調理技術でしっとりと仕上がっている。かたまり肉のアメ色からは想像できないくらいに優しい味付けなので濃いめのスープの中でも豚肉の赤身本来の旨みを発揮している。単体で食べても良し、麺や白ねぎを巻いて食べても良しと大活躍の焼豚だ。細メンマは濃いめの色付けだが醤油感よりも甘みを押し出した味付け。この甘みもスープとは相反するが新たな組み合わせの旨さを引き出している。繊維を残さないしっとりしたい食感も麺との相性も良く互いの甘みの違いが楽しめる。薬味は白ねぎが薄く小口切りにて添えてあるが生姜や豚肉との相性は今さら言う事でもなく抜群の食べ合わせを見せる。前回も書いたが「豚に生姜」という言葉がことわざ辞典に載ってもいいはずだ。青みはしっかりと下茹でされたほうれん草で手間を惜しまない仕事が表れている。さもすれば冷凍の業務用ほうれん草を解凍して使えば済むのに、手を抜いていない青みひとつにも感心してしまう。海苔は一般的で特に香りが高いわけではなく口溶けも今ひとつ。出生の明らかでないナルトは私には不要なので論外。甘 辛 塩気のスパイラルで後半まで食べてきたが生姜の舌を刺す刺激に隠れて不自然な旨味も舌を刺激していた。許容範囲を超える量ではないので麺と具材は完食したがスープを飲み干すには至らなかった。食べ終えた後に飲んだ水の旨さが喉の渇きを示している。こちらのスープはご飯物があって初めて完結するように思えた。基本のラーメンだけでは強めなスープの設定なので残念だったが、連食予定でなければ次回は白ごはんをお供に食べてみたいものだ。今回の旅の出発地のオランダでは予想以上の人気による行列に予定より一時間近く足止めをくらってしまい連食先のパリへの出発が遅れてしまった。食べ終えて店を出ると行列はさらに増えていた。最後尾の人は何時間後に入店できるのだろうかと要らぬ心配をしながらパリ行きの駅に向かった。不思議なことにオランダ パリ間は駅3つ程で繋がっていてアクセスの良さに驚いた一杯でした。つづきはパリの空の下から。
〝新春豪華特別企画〟と題しまして本日は
「オランダ発 パリ経由 サンフランシスコ着」
の国名と都市名が入り混じった連食ツアーを開催いたします。
そこで今回の出発地に選んだのが埼玉県 東岩槻にありますこちらのオランダ軒だ。一ヶ月ほど前の初訪問時の印象が良かったのと、正月の暴飲暴食で疲れて胃袋を生姜スープで癒してもらおうと思い出発地に決めた。
11時開店前の現着を目指して9時前には自宅を出て東武スカイツリーライン直通の半蔵門線に乗車した。春日部駅で現在最もイカすネーミングと思われる東武アーバンパークラインに乗り換え最寄りの東岩槻駅に向かった。相変わらずドアの開閉音がうるさい電車だが目覚まし代わりになってくれて乗り過ごす事はないだろう。
無事に駅に着き店を目指して覚えのある道沿いを歩いて行くと店先が見えてきた。その前には開店30分以上も前なのに20名近い人だかりが出来ていてオランダの人気店を甘く見ていた。最後尾に並びオープンを待つが先頭6名以外には外待ちイスは無く寒空の下で立って待つのだが本日は風がなく暖かい日差しが老体を冷えから守ってくれる有難い天候だ。
店頭のメニューから本日の品定めをするが前回は基本の醤油をいただいたので今回は塩に興味がそそられた。定刻には行列は膨らみ続け40名近くになっていたのではないだろうか。開店時刻は定刻を5分過ぎてオープンとなった。一巡目が店内に吸い込まれたが外待ちイスまでもまだ遠く更なる苦行を強いられる。
そう思っていたら5分後には外待ちイスに昇格したが歩道沿いに並ぶ後列の視線が突き刺さる。もし電車なら席を譲であろう明らかに私よりも高齢な方までもが並んでいるが心苦しいが為す術もない。行列の客層も老若男女問わずで幅広い人気の高さが分かる。
店先にまで溢れてくる生姜の香りに包まれながら待つこと45分で入店。券売機で決めておいたお題を発券し中待ち席に昇格し店内を見渡す。本日の印象に残ったのは先客が食べているライスの量の多さだ。昔話に出てくるような山盛りの白飯をラーメンをおかずにかきこんでいる姿は圧巻だ。確かにこの店内の生姜の匂いだけでもメシが食えそうな食欲を刺激する匂いだ。
そんな店内を本日もツーオペで回すが本日はご主人と女性とのコンビだ。やや圧の強い接客だが違法駐車や行列による近隣へ迷惑を避けるためには仕方ないのだろう。キレイに掃除の行き届いた気持ち良い店内をワンロット4杯のオペレーションで作業工程が多いので時間はかかるが着実にラーメンが仕上がったいく。そんな中待ち席で待つ事10分でカウンターに昇格し店主さんの作業に更に見入る。
厨房のまな板のほとんどを占拠するのが焼豚だ。なんとも美しいアメ色に炊かれた焼豚を見ているだけで腹が鳴る。はやる気持ちを抑えて待っていると開店して1時間で待ちに待った我が杯が到着した。白磁の切立丼の中の姿は基本でも大迫力で食べ手に威圧感すら与えてくる。ここからはラーメンとの真剣勝負が始まる。
まずは微かに白濁したスープをひとくち。有無を言わさず現れるのは期待通りの生姜の香りとピリッとた刺激。その後ろでは豚ガラか豚ゲンコツなどのスープが基礎を築いている。スープの口当たりはサラリとしているが旨みはドッシリと効いている。醤油ダレよりもダイレクトに塩気が伝わってくるので喉の渇きは否めないが白飯との相性を考えるとパンチが求められるのだろう。
麺はさほど太くない平打ち縮れ麺で芯を残さない柔らかめの茹で加減。口当たりも良いが特徴的なのは麺自体の甘さで小麦由来の甘みと言うよりは加えられた甘みのように感じる。しかしこの甘みのある麺がスープの強気な塩分を中和してくれる。麺をすする度に生姜が辛味を与えるので麺の甘さとスープの塩気と生姜の辛味がひとつとなって口一杯に広がる。この単調な繰り返しにアクセントを加えてくれるのが具材たちだ。
焼豚は豚肩ロースにしては脂身が多いので豚ウデ肉だろうか。そんな部位の硬い肉質を感じさせない調理技術でしっとりと仕上がっている。かたまり肉のアメ色からは想像できないくらいに優しい味付けなので濃いめのスープの中でも豚肉の赤身本来の旨みを発揮している。単体で食べても良し、麺や白ねぎを巻いて食べても良しと大活躍の焼豚だ。
細メンマは濃いめの色付けだが醤油感よりも甘みを押し出した味付け。この甘みもスープとは相反するが新たな組み合わせの旨さを引き出している。繊維を残さないしっとりしたい食感も麺との相性も良く互いの甘みの違いが楽しめる。
薬味は白ねぎが薄く小口切りにて添えてあるが生姜や豚肉との相性は今さら言う事でもなく抜群の食べ合わせを見せる。前回も書いたが「豚に生姜」という言葉がことわざ辞典に載ってもいいはずだ。青みはしっかりと下茹でされたほうれん草で手間を惜しまない仕事が表れている。さもすれば冷凍の業務用ほうれん草を解凍して使えば済むのに、手を抜いていない青みひとつにも感心してしまう。
海苔は一般的で特に香りが高いわけではなく口溶けも今ひとつ。出生の明らかでないナルトは私には不要なので論外。
甘 辛 塩気のスパイラルで後半まで食べてきたが生姜の舌を刺す刺激に隠れて不自然な旨味も舌を刺激していた。許容範囲を超える量ではないので麺と具材は完食したがスープを飲み干すには至らなかった。食べ終えた後に飲んだ水の旨さが喉の渇きを示している。
こちらのスープはご飯物があって初めて完結するように思えた。基本のラーメンだけでは強めなスープの設定なので残念だったが、連食予定でなければ次回は白ごはんをお供に食べてみたいものだ。
今回の旅の出発地のオランダでは予想以上の人気による行列に予定より一時間近く足止めをくらってしまい連食先のパリへの出発が遅れてしまった。食べ終えて店を出ると行列はさらに増えていた。最後尾の人は何時間後に入店できるのだろうかと要らぬ心配をしながらパリ行きの駅に向かった。
不思議なことにオランダ パリ間は駅3つ程で繋がっていてアクセスの良さに驚いた一杯でした。つづきはパリの空の下から。