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「担々麺」@ふうりゅうの写真10/15
麻味(花椒の痺れ):★★☆☆☆
辛味          :★★☆☆☆
芝麻醤(胡麻)    :★★★★☆
濃度・コク       :★★★☆☆

半年ぶりに「ふうりゅう」。前回の訪問は軽い心霊現象に見舞われた直後だった為、心の底からこの店の味を楽しんだといえない部分もあり、今回はいわば仕切りなおし。
行列は出来ないまでも空席も出来ない、といった安定した客の入りは相変わらず。ここの主人、元・サッカー選手という目で見ているせいも多分にあるせいでしょうが、体のさばきが常人とは何処か違って見えます。動きに無駄が無い。大量の挽肉を丼に盛る時の手首の返しなど、見ているだけで惚れ惚れしてしまいます。こう、クイクイっと、ね。

担々麺、というとまず脳裏に浮かぶのはオレンジ色の鮮やか汁。それらに比べるとこの店の担々麺は非常に素朴な感が強く、一種の泥臭さを強く感じます。茶濁した汁はちょっと表現が悪いですが"どろんどろん"。担々麺というよりも、お店の薀蓄にもありますが、まさに「ごまみそ」。胡麻味噌そばといった感。
具もほうれん草・挽肉のみといたってシンプルなもの。この挽肉の量がハンパじゃない。たまにラーメン店のHPに掲載されている写真と現物とのギャップの大きさに「絶望したっ」経験がありますが、ココは一切そういった事はなし。HPに掲載されている、そのまんまのブツが供給されてきます。これは嬉しいなあ。

汁は食べ始めは濃度もそれ程なく、サラっとした感じ。辛味はさほど無く、いい意味で万人向け。辛みが欲しい向きは卓上のラー油で調整する事になります。面白いのが花椒の効き方で、普通はビリっと直線的に舌を刺激してくるのに対し、こちらのは"ふわあ"と舌を包み込んで来るようなとても木目が細かい、軽く淡い感じ。これは独特のもの。食べ始めこそややあっさり目の汁ですが、挽肉の旨味が汁に溶け込むにつれコクと厚みがドンドンと増してきます。ちょうど食べ終わる頃にジャスト・チューニングされる様な感じですね。
麺はちぢれた中太・丸麺。"しゅぼっ" とした柔らか目の食感。汁とのマッチングの良く取れた美味い麺だと思います。

あまり外に向かって張り出してくるような味ではありません。ちょっと渋目な、"男は黙って"的な独特の存在感を持った担々麺だと思います。

投稿(更新) | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんにちは。

おっ、坦々麺部門No.1の店ですね。
でも以外や以外、いわゆる正統派の坦々麺っぽく無いんですか。
でも、胡麻味噌は惹かれます。
具の貧弱なタイプの坦々麺に当たってガッカリなんて事もありますが、
ハンパじゃない量の挽肉ですか、それはますます惹かれちゃいます。

hima | 2008年11月4日 10:24

こんばんは、hima様。

約半年ぶりの訪問だったんですが、やはり記憶というのはあてにならぬ部分も多々あって、「そうそう、こんな感じ」という部分と「あれ、こんな味だったっけ?」とい部分、半々でしたね。

>でも以外や以外、いわゆる正統派の坦々麺っぽく無いんですか。
なにしろ四川省で食べた事がないもんですから(笑)、どういったものが正統派なのか良く判らないのですが、他店の担々麺とはかなり隔絶したものだとは思いますね。かなり朴訥・男性的な感じだと思いました。素朴なんですね。部門2位の風雅あたりがかなり女性的な華やかさを感じさせ、後宮で味わうような上品さを感じさせる(とはいえ好みではありませんが)のとは随分と好対照だな、と感じましたね。