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11:20過ぎに到着し、店外待ち20名弱に接続。45分程待ってから入店、着席する事が出来た。店内は小ぢんまりとしており、厨房に対面するカウンター6席のみが設けられている。割烹和食店のような高級感のある内装で、居心地の良い空間だ。男性数名による切り盛りで、接客は非常に良好。

本メニューを選択。着席後、暫く待って配膳された。

スープは薄らと茶色味がかりつつ、高い透明度を有している。表層の液体油は少なめ。
飲んでみると、上品な動物系出汁感が基調となった味わいとなっており、コクは十分。鶏よりも生ハム等の旨みが前に出て来る印象で、かなり独特な組み立てと言えるだろう。ただ、全体としては非常に複雑な味となっており、「~系」とか「~主体」といった表現は出来ない。上質の素材が使用されているのは伝わって来るのだが、ちょっと捉えどころの無い味わいだ。若干、「洋」のニュアンスも感じられる。
タレは使用されていないとの事だが、特に違和感は無し。上質の出汁感を最大限に生かすべくの組み立てのようで、塩分濃度は控えめでトガり皆無。それでも十分に味を引き締めているのは見事の一言に尽きる。

麺は、低加水率のストレート中細麺。綺麗に畳まれて供される。
食べてみると、茹で加減は丁度良く、しっかりとしたコシと歯応えを有している。小麦の密度感が強く打ち出された麺で、噛み切る際のネッチリという破断感が実に心地良く、咀嚼と喉越しを存分に楽しむ事が出来る。風味旨みもしっかりと感じられる紛れも無い上質の麺だ。スープとの相性も申し分無し。
量は普通位。自分には、これ一杯で程好い満腹感が得られた。

具として、細長く厚みのあるチャーシューが2枚乗せられる。脂身比率は適度で、キッチリと柔らかく仕上げられている。ベースの上品な味付け、上に乗るペッパーキャビアの鮮烈な風味も良く、非常に美味。
味玉は、黄味ネットリの仕上がり。素材の良さを生かす控えめな味付けが施されており、文句無しの旨さ。
太めのメンマは4本。コリコリ&サクサク食感が実に心地良い。味付けも丁寧で、非常に良い箸休め。
中央には濃い緑色の刻み葱がやや多めに盛られ、風味と食感の両面で良い役割を果たしている。

上質感溢れる唯一無二の一杯だが、個人的には、衝撃を受ける程の旨さとは思えなかった。味が複雑過ぎて、ラーメンとしての楽しさは今一つという印象。もう一度食べたいと思うような魅力は感じられないというのが正直なところだ。

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