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「特うしお」@三四郎の写真 いささかマンネリですが、今日も今日とて休日出社(16日)。お昼時、パラリと降っては止む憂鬱な曇天を見上げながら富士見坂を上り、先週に引き続き「三四郎」へ。
 先週食べた「むらさき」には「あと一歩」の想いが強く、あの本店と同じ味という「うしお」に期待……ま、本音を言えば、健康診断直前なので「塩・醤油しばり」期間中なのです。14時前に入店すると、先客3名と閑散、入口左手の券売機で「特うしお」(980円)をポチッとな。先週の「むらさき」でチャーシューが気に入ったため、ちょいと奮発。
 何気なく製造工程を見ておりましたが、ポリ容器から鶏油らしき黄金色の液体を、丼に相当な量注ぎ込んでいます。中村屋の支店ゆえ、「繊細」な印象を持っていましたが、結構「豪快」ですな……丼は約3分で到着。
 では、スープを一口……先週の印象と違い、今日は魚介系が前面に感じられます。昆布や節系など、魚介系のふくよかな旨みが感じられますが、「油」が味蕾を覆うため、味の感じ方にムラがあり、短波ラジオで海外放送を聴いているようなもどかしさ。ゲンコツ・鶏ガラと聞く動物系は鶏ガラ強めですが、全体のバランスとしては魚介系の引き立て役、舞台裏からそっと主張しています。全体的に、なんとなく香ばしい風味が感じられますが、増量されたスモーク・チャーシューから移った風味かも。
 麺は、三河屋製麺の細麺ストレート、醤油の「むらさき」とは麺を変えていますな。麺自体は問題なく、淡白な甘みにスルリとした食感で上々ですが……細麺はスープも持ち上げますが、それ以上に「油」を持ち上げる。この麺をすすった瞬間、スープの繊細な風味が何処へやら。やっぱ、製造工程で見たあの油の量、あれはいかがかな……実食終盤に至るまで、麺とスープの絡みが感じられませんでした。
 具材は、チャーシュー2枚にワンタン、味玉半個に海苔数枚、そして小松菜。スモークされた肩ロース・チャーシューは、相変わらず美味い。ちょっと生ハムのような塩気もあって、多少ボンヤリとしたスープにはよく映えます。味玉も同様で、「むらさき」の時より絶妙の味付けがハッキリと感じられ、この出来ならトッピング単体で150円も納得。ワンタンは淡白な味わい、衣のプリプリ感ですが……ちょっとゆでが足りないかな。海苔はいいもの使ってます。
 ―――麺に油を持ち上げさせるなら、油の風味こそ「勝負」となるわけですが、脇役で加えた鶏油が意図せず持ち上り、その素っ気ない味わいに全てが抑え込まれてしまっている、そんな一品。麺が油を取り去った後、残ったスープがようやく本領発揮、旨みをグイグイ伝えてきますが……こういうパターンが一番悲しい。ベース・スープも含め、開店直後の「ブレ」が強く感じられますな……いずれ安定した頃、再訪させていただきます。

投稿 | コメント (1) | このお店へのレビュー: 4件

コメント

800採点のコメントありがとうございます
800採点目は、【藤崎奈々子】ではありませんよ(汗)
あれは802回目でした(笑)
それにしても、京都のお店はああいう雰囲気の店があるんですか
それは京都へ行って確認したくなってきてしまいました!


こちらの“うしお”、この前食べました
自分の時も、アブラはそれなりに主張していましたが
これほどのアブラ感は無かったと思うので、「ブレ」があるんですね・・・
若い店員さんも丁寧にはやっているでしょうけど、店内の雰囲気などにちぐはぐな印象も受けましたし
もう少し慣れるまで様子を見てから再訪した方が良さそうですね

えこひよ | 2008年11月27日 02:21