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祝日 曇天 16:00 先客なし 後客なし〝諸国麺遊記 沖縄編〟午前中に「元祖大東そば」でソーキそばを楽しんだ後に向かったのが、沖縄サ活の二軒目となる「りっかりっか湯」という温泉施設だった。こちらの情報は昨夜のキャバ嬢からだけでなく、偶然にも那覇空港での入国審査官からもオススメされたサウナだったのだ。こちらは観光客向けではなく、地元の方に愛されている施設との事だ。もともと観光目的で沖縄を訪れたわけではないが、先ほどの大東そばから歩いて向かう道中の国際通りで、少しだけ観光気分を楽しんだ。大東そばから歩いて10分もかからない場所にあった館内に入ると、沖縄三線の音色が出迎えてくれる。下駄箱は37番は使われていたが、運良く26番をゲットできた。(サウナーの間では 37はサウナ、26は風呂で縁起が良いとされている)入浴からタオルの貸し出し、食事も全てラーメン店のように券売機のシステムとなっているのは珍しい。慣れない入浴システムなのでタオルを借り忘れたりと、二階の更衣室と何度も往復してしまった。たまたま本日から創業祭が行われていて景品のオリジナルタオルをいただいたり、その他にも地元の宮平牛乳のサービスなど初めて来たのに得した気分だ。広々とした大浴場のサウナは88℃で、昨晩の「ロワジールホテル 島人の湯」のサウナも88℃だった。道すがら国際通りで見たステーキ屋の名前もも88だった。なんだが末広がりで目出度い気分で蒸し終わると、水風呂を経由して露天風呂に置かれた〝ととのいイス〟に腰を下ろした。正面のスダレ越しにそよぐ風が肌を撫でると、ワンセット目から身体が溶けていくのを感じた。この施設には数々の風呂があり、塩サウナや噴水のようなファウンテンバスという珍しい風呂もある。そんな中でも気に入ったのが、シェイプバスという横穴式のジェットバスだ。胸までくらいの水深があり、手すりに肘をかけて足を上げると、水流によって自然と身体が浮遊するのだ。まるで季節外れの鯉のぼりにでもなったように、風呂の中に浮かんでいるのが気持ち良い。天然露天風呂の泉質も素晴らしく、湯あがりの肌はオジサウナーでもスベスベである。無料で借りられる館内着に着替えて、一階に併設された食事処「ゆんたく」に降りて行った。生ビールと、沖縄らしくゴーヤチャンプルの食券を購入して地元の方たちに交じってテーブル席に座ってみた。すでに二日酔いも消えており、何ひとつ当てのない今後の予定を考えながら、樽生のオリオンビールを楽しんだ昼下がりの那覇サウナだった。次に向かったこちらも、キャバ嬢から入手した情報なのだ。RDBのレビュー数も少なく信憑性には欠けるが、サウナからも歩いて行ける距離だったので沖縄二軒目に大抜擢したのだった。再び観光客で賑わう国際通りを抜けて牧志駅を越えて川沿いを歩いて行くと、大通りにあるスーパーの看板が見えてきた。その看板の真下に店があると聞いていたので近寄ってみると、確かに屋台風の店を見つけた。いかにも南国らしい素朴な店構えが、旅の気分を感じさせてくれる。カウンターの右端に置かれた券売機には「よもぎそば」など変わったメニューもあったが、初訪問なので基本のソーキそばのボタンを押した。そのままセルフでお冷を入れてから、カウンターに座り店内の様子を見てみる。オープンテラスのような客席にはテーブル席も設けてある。夜中にはここで、シメのそばを地元の方が食べている光景が想像できる。そんな外観的には素朴に見える店構えだが、調理場内はシステマティックに配置されている。スープ炊き用の中型の寸胴鍋が二台並んでいるが、熱効率を上げるために埋め込み式となっている。そんな計算された店内を、女性おひとりで切り盛りしている。さほど店内観察をしている隙もなく、腰を下ろしてから2分で我が杯が到着した。その姿は沖縄伝統工芸の〝やちむん〟の高台丼の中で、大迫力のボリュームを見せている。圧巻のソーキの大きさで、麺はおろかスープの大半が覆い隠された姿に驚きながらレンゲを手にした。まずは梅染色のスープをひとくち。一軒目の「大東そば」よりも透明感のあるスープを、レンゲがないので丼を持ち上げて飲んでみた。とても熱いスープが唇を刺激すると、最初に感じたのは鰹出汁の品のある香味だった。来店した時に飲んだお冷が軟水で、とても柔らかかったのがスープの味わいにも活きているようだ。旨味の底上げ感は否めないが、ベースの豚ガラ由来の旨みがあるので、あっさりながらも深みがある。聞くところによると 24時間営業らしく、まさに呑んだ後のシメには間違いないスープとなっている。塩気も抑えてあり、どちらかと言えば甘味が立った味わいは地元っ子の胃袋をつかんで離さないのだろう。続いては調理時間の早さに驚いた麺を、大量のスープの中から引き上げてみる。調理場の両手鍋で10秒だけ温め直されたのは平打ち麺で、16センチと短めの形状が特徴的だ。こちらは茹で麺を使われているようだが、24時間営業で提供スピードを上げるのが理由だろう。そんな麺を一気にすすり上げると、硬めの口当たりで飛び込んできた。さすがに麺が短いので勢いよく口の中に収まってくると、ポソッとした食感が茹で麺らしく感じる。モッチリとした歯応えはないが、平打ち麺ならではのシャープさが持ち味のようだ。具材にはソーキと軟骨ソーキの両方が入っている。先に大きなソーキを箸でつかんでみたが、持ち上がらないくらいに重たい。あばら4本分のソーキは骨が手で抜けるほど柔らかく煮込んであり、ややパサつき感のある赤身を脂身とコラーゲンが見事にカバーしている。一方の軟骨ソーキは所々に歯応えのある軟骨が含まれており、コリッとしたアクセントが功を奏している。この二種類のソーキを食べただけで、満腹になりそうなボリュームがある。薬味の青ネギの小口切りは見るからに乾ききっているが、素朴と言えば丸く収まるかもしれない。しかし香りはなく雑な舌触りだけが口の中に残った。たしかにソーキそばと言っても、スープや麺に違いがあるのが実感できた。今回めぐった二軒とも、ソーキがとても美味しかったのが心に残った。二泊三日と駆け足の台北と那覇の麺めぐりだったが、いずれも東京では味わう事のできない麺に出会う事ができた。20時のフライトまで4時間ほどあるので、帰京する前に那覇空港近くの人気サウナにでも行ってみようと店を後にした一杯でした。
ほぼサウナー記事ってところで!拉麺記事はこころこもってないですネ。 1日でダブルソーキそばとは随分好まれた様子。嗜好的に鶏出汁でないのもいける口なんですね。 沖縄はまだ未訪問なので羨ましい!
バレましたかw ってそんな事ないです!ただ予備知識が少ないもので淡白な記事になったのは事実ですが。
〝諸国麺遊記 沖縄編〟
午前中に「元祖大東そば」でソーキそばを楽しんだ後に向かったのが、沖縄サ活の二軒目となる「りっかりっか湯」という温泉施設だった。
こちらの情報は昨夜のキャバ嬢からだけでなく、偶然にも那覇空港での入国審査官からもオススメされたサウナだったのだ。こちらは観光客向けではなく、地元の方に愛されている施設との事だ。もともと観光目的で沖縄を訪れたわけではないが、先ほどの大東そばから歩いて向かう道中の国際通りで、少しだけ観光気分を楽しんだ。
大東そばから歩いて10分もかからない場所にあった館内に入ると、沖縄三線の音色が出迎えてくれる。下駄箱は37番は使われていたが、運良く26番をゲットできた。(サウナーの間では 37はサウナ、26は風呂で縁起が良いとされている)入浴からタオルの貸し出し、食事も全てラーメン店のように券売機のシステムとなっているのは珍しい。慣れない入浴システムなのでタオルを借り忘れたりと、二階の更衣室と何度も往復してしまった。たまたま本日から創業祭が行われていて景品のオリジナルタオルをいただいたり、その他にも地元の宮平牛乳のサービスなど初めて来たのに得した気分だ。
広々とした大浴場のサウナは88℃で、昨晩の「ロワジールホテル 島人の湯」のサウナも88℃だった。道すがら国際通りで見たステーキ屋の名前もも88だった。なんだが末広がりで目出度い気分で蒸し終わると、水風呂を経由して露天風呂に置かれた〝ととのいイス〟に腰を下ろした。正面のスダレ越しにそよぐ風が肌を撫でると、ワンセット目から身体が溶けていくのを感じた。
この施設には数々の風呂があり、塩サウナや噴水のようなファウンテンバスという珍しい風呂もある。そんな中でも気に入ったのが、シェイプバスという横穴式のジェットバスだ。胸までくらいの水深があり、手すりに肘をかけて足を上げると、水流によって自然と身体が浮遊するのだ。まるで季節外れの鯉のぼりにでもなったように、風呂の中に浮かんでいるのが気持ち良い。
天然露天風呂の泉質も素晴らしく、湯あがりの肌はオジサウナーでもスベスベである。無料で借りられる館内着に着替えて、一階に併設された食事処「ゆんたく」に降りて行った。生ビールと、沖縄らしくゴーヤチャンプルの食券を購入して地元の方たちに交じってテーブル席に座ってみた。すでに二日酔いも消えており、何ひとつ当てのない今後の予定を考えながら、樽生のオリオンビールを楽しんだ昼下がりの那覇サウナだった。
次に向かったこちらも、キャバ嬢から入手した情報なのだ。RDBのレビュー数も少なく信憑性には欠けるが、サウナからも歩いて行ける距離だったので沖縄二軒目に大抜擢したのだった。
再び観光客で賑わう国際通りを抜けて牧志駅を越えて川沿いを歩いて行くと、大通りにあるスーパーの看板が見えてきた。その看板の真下に店があると聞いていたので近寄ってみると、確かに屋台風の店を見つけた。いかにも南国らしい素朴な店構えが、旅の気分を感じさせてくれる。カウンターの右端に置かれた券売機には「よもぎそば」など変わったメニューもあったが、初訪問なので基本のソーキそばのボタンを押した。
そのままセルフでお冷を入れてから、カウンターに座り店内の様子を見てみる。オープンテラスのような客席にはテーブル席も設けてある。夜中にはここで、シメのそばを地元の方が食べている光景が想像できる。そんな外観的には素朴に見える店構えだが、調理場内はシステマティックに配置されている。スープ炊き用の中型の寸胴鍋が二台並んでいるが、熱効率を上げるために埋め込み式となっている。そんな計算された店内を、女性おひとりで切り盛りしている。さほど店内観察をしている隙もなく、腰を下ろしてから2分で我が杯が到着した。
その姿は沖縄伝統工芸の〝やちむん〟の高台丼の中で、大迫力のボリュームを見せている。圧巻のソーキの大きさで、麺はおろかスープの大半が覆い隠された姿に驚きながらレンゲを手にした。
まずは梅染色のスープをひとくち。一軒目の「大東そば」よりも透明感のあるスープを、レンゲがないので丼を持ち上げて飲んでみた。とても熱いスープが唇を刺激すると、最初に感じたのは鰹出汁の品のある香味だった。来店した時に飲んだお冷が軟水で、とても柔らかかったのがスープの味わいにも活きているようだ。旨味の底上げ感は否めないが、ベースの豚ガラ由来の旨みがあるので、あっさりながらも深みがある。聞くところによると 24時間営業らしく、まさに呑んだ後のシメには間違いないスープとなっている。塩気も抑えてあり、どちらかと言えば甘味が立った味わいは地元っ子の胃袋をつかんで離さないのだろう。
続いては調理時間の早さに驚いた麺を、大量のスープの中から引き上げてみる。調理場の両手鍋で10秒だけ温め直されたのは平打ち麺で、16センチと短めの形状が特徴的だ。こちらは茹で麺を使われているようだが、24時間営業で提供スピードを上げるのが理由だろう。そんな麺を一気にすすり上げると、硬めの口当たりで飛び込んできた。さすがに麺が短いので勢いよく口の中に収まってくると、ポソッとした食感が茹で麺らしく感じる。モッチリとした歯応えはないが、平打ち麺ならではのシャープさが持ち味のようだ。
具材にはソーキと軟骨ソーキの両方が入っている。先に大きなソーキを箸でつかんでみたが、持ち上がらないくらいに重たい。あばら4本分のソーキは骨が手で抜けるほど柔らかく煮込んであり、ややパサつき感のある赤身を脂身とコラーゲンが見事にカバーしている。一方の軟骨ソーキは所々に歯応えのある軟骨が含まれており、コリッとしたアクセントが功を奏している。この二種類のソーキを食べただけで、満腹になりそうなボリュームがある。
薬味の青ネギの小口切りは見るからに乾ききっているが、素朴と言えば丸く収まるかもしれない。しかし香りはなく雑な舌触りだけが口の中に残った。
たしかにソーキそばと言っても、スープや麺に違いがあるのが実感できた。今回めぐった二軒とも、ソーキがとても美味しかったのが心に残った。二泊三日と駆け足の台北と那覇の麺めぐりだったが、いずれも東京では味わう事のできない麺に出会う事ができた。20時のフライトまで4時間ほどあるので、帰京する前に那覇空港近くの人気サウナにでも行ってみようと店を後にした一杯でした。