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「背脂生姜醤油ラーメン・並盛」@煮干し中華そば 山形屋の写真背脂生姜プロジェクト参加店の3店目はこちら。
昨年2月にオープンした歴史の浅い店だが、2019-2020TRY新人賞にぼし部門で1位を受賞しており相当の実力店のようだ。

麺は薄褐色の手もみ風平打ち麺で、幅は5㎜ほど。
手もみ風としたのは、麺茹での際、実際に手もみしているかどうか確認できなかったためで、当然、しっかりと縮れている。
芯が残っているのかと思うくらい硬めに茹でてあるので、しっかりとした歯応えがある。
噛んでいるとモチッとした食感が出てきて、麺のつるみはないが讃岐うどんに似たものを感じる。

スープは煮干がベースということは分かるが、煮干しの風味は穏やか、かつ、最初から漂うショウガの風味にマスキングされて、これなら煮干初心者でもそれほど抵抗なく味わえるのではないだろうか。
ラーメン本によれば、魚介にはイリコ(カタクチイワシの煮干)、平子(小型のマイワシの煮干)及びアゴ(トビウオ)の焼き干しを使っているとのこと。
また、大きいものも細かいものもとランダムな大きさの背脂がたっぷりと浮いていて、スープに甘味とコクをプラスしている。

チャーシューは、脂身は見えないもののモモやロースのように締まってはおらず、歯を入れるとサクッと噛み切れる。
また、旨味が十分に感じられるもので、どこの部位かは自信はないがウデ肉だろうか。
多めに載る細めに裂かれたメンマは、特有の発酵臭は感じられない一方、醤油が染みていて少ししょっぱい仕上がりだ。

たっぷりと盛られたおろしショウガをスープに少しずつ溶き込みながら食べ進めるが、背脂がショウガの風味をマイルドにしてくれるので、辛さなどは感じることなく飲みやすさに変わりはない。
また、タマネギのみじん切りとバラ海苔それぞれの個性的風味と食感がアクセントになって全く飽きない。

山形県は村山、置賜、最上、庄内それぞれの地域で全く異なった独自のラーメンを食することが出来る、ある意味ラーメン王国だ。
今までの経験からすると、こちらのラーメンは山形市で食べたケンチャンラーメン(本店は酒田市)に似ていて鶴岡市の琴平荘の影響も受けているように感じた。
いずれにしても、山形の有名処の系統の一杯を23区内で味わえる貴重なお店だ。

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