なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「NIBOSHI(1月限定)+鶏めし」@鶏の穴の写真年末から、やけに煮干ものに縁があります。
こちらの店の限定にまで煮干ものが出ている、
との情報を得ましたが、
何とか限定期間内に訪店が叶いました。

貼紙によると、
「炭火で炙った煮干でダシをとり、鶏ガラスープと正油を合わせた、
シンプルな和風正油のらーめん」とのこと。

スープから一口。
まずは、湖の底から湖面に向かってボコッと大きな泡が弾け出るような
そういうイメージで、煮干の風味が湧きあがってきました。
とはいえ、鮮烈というものではなく、優しくフワッとしたよい風味です。

麺は、中太の丸麺で、やや軟目に茹でられています。
たしかに、序盤は、醤油味の煮干スープをうまく纏いこむように、
絶妙の弾力を感じさせる硬さだと感じます。

スープの印象は、食べ進めるにつれ、3段階に変わりました。
2段階目は、煮干が醤油や鶏ガラとがじんわりと馴染み、
穏やかで落ち着いた旨味。
3段階目は、煮干の成分が丼の底に沈殿したかのような、
ズンと重さを感じさせる味わい。
エグ味や苦味は感じませんが、
ちょっと「出すぎたお茶っ葉」のような、舌に負荷のかかる感触。
これを煮干好きの諸兄がどう感じるかは様々でしょう。
「煮干って感じでいいじゃないか!」という人もいれば、
「もうちょっと切れがある、クリアな煮干が好き」という人もいるでしょう。

私はここで、このスープに意外に油分というか、
しっかりした油膜があることに気づいてしまいました。
後半は、油分と上述の軟らかめの麺、スープの重さの相乗効果で、
ちょっとたるさのようなものを感じました。
そんなに負担を感じるようなたるさではありませんが、
温度の低下と相まって、「やや脂っこさ」のようなものが目立つ気がします。

ラーメンのトッピングとしての鶏チャーシューは、あっさりしてて、
鶏の旨味がしつこさを伴わないで舌を均す感じでいいです。
鶏めしの鶏チャーシューは、ちょっと塩味が濃い過ぎるかな。
麦めしの味付けとしては、これくらい塩分がある方がよいのかもしれませんが、
どうせみんなラーメンのスープをかけながら食べるのでは?
だとしたら、ちょっと塩分が過多ではないでしょうか。
独特のボコッとした歯ごたえの麦めしそのものはとても好きです。

トータルでは、なかなか良くできた一杯であると思います。
鶏白湯にいろいろブレンドすることで創作メニューとするだけではなく、
古典的な煮干という素材を、これまた古典的な鶏ガラ醤油スープに仕上げる、
という、奇をてらわない一杯、
そして、その中にもきちんと個性を発揮されています。

池袋の一角に、ちょっと変わったネーミングのお店、
一時の珍しさ、「そういう店もあったなあ」
で終わっていくお店の一つかもしれない、という開店当時の評価は
確実に変わりましたね。

あ、そういえば、最初にしっかり攪拌して食べたなら、
もう少し違った評価になったのかなあ。

投稿 | コメント (3) | このお店へのレビュー: 10件

コメント

こんばんわ~

あ~ 2回目じゃない?すか?いいなあ~
なるほどお~ 一度目とは印象が違ってますね!

うこんさま | 2009年1月25日 02:55

こんちわ~♪
美味しそうだなー、今度行こうと思ったら
アレレ、1月限定なんじゃないですかー。
今月は・・・・・。
くーーーーー。

まるまる(°…°)四隅踏破 | 2009年1月25日 10:28

こんばんは。

>ちょっと「出すぎたお茶っ葉」のような、舌に負荷のかかる感触。
>これを煮干好きの諸兄がどう感じるかは様々でしょう。
ああ、判りますねぇ。ちなみに私は前者です。けっこう醤油が強いですからパワーバランス的にこれ位は必要かな?と肯定的に捉えています。

>あ、そういえば、最初にしっかり攪拌して食べたなら、
>もう少し違った評価になったのかなあ。
ああ、コレ私もだw
つぃつい忘れちゃうんですよネ。