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「幻の中華そば」@幻の中華そば加藤屋 県庁前もり〜んの章の写真滋賀は大津にて所用。しかも昼も夜もラーメン屋に行く機会がある。そんな日の昼間に訪れたのが、ここ「幻の中華そば 加藤屋」。以前からマークしていたが、なまじ京都から近いが故に、あるいは滋賀方面に用事ができることなどほとんどないため、ずっと行けずじまいだった店である。






入店して着席後、壁に貼られたメニュー表を見る。
ここでほとんど下調べをせず、あるいは何を注文するかを決めずに訪問したのが間違いだったことに気付かされる。
夜限定及び期間限定ものを含めると、何と10種類以上の麺類が供されているからだ。
昼営業でも8か9種類ほどのラーメンがあり、何を食すかを決めるのにやや時間がかかった。
この店の麺類にハマっている方々にはもっと悩ましい(そして嬉しい)限りだろう。
しかし初訪の私はこの店の基本メニューと思しき「幻の中華そば」を注文。
ついでに「きざみチャーシュー丼(小)」も。

・スープ

鶏ガラに鰹と鯖の2種の節、3種の醤油ダレに背脂等が用いられているよう。
鶏と背脂の動物感に下支えされた節の「ギュッ」と詰め込まれた旨みが「ふわっ」と広がる。
しかしよくよく味わってみれば、鶏中心の動物感もまた節系よりもやや劣る程度の、確かな存在感を有すことを感受。
背脂や香味野菜のアシストがあるのか、はたまた甘めの醤油がセレクトされているのか、
あるいはみりんや砂糖等で甘めに仕上げられているのかはわからないが、スープ全体にはやや甘めの醤油感も利いている。
なるほど。
背脂が印象的なビジュアルから受ける印象とは大いに異なるが、その名の通り「中華そば」のテイストだ。

・麺

全粒粉入りの細縮れ麺。
啜りのスムースさや噛み応えは標準的だが、僅かに苦味がかった全粒粉特有の旨みを有すことが特徴的。
噛めば噛むほどその僅かな苦味が口内に広がっていき、節系が醸すスープの「和」っぽさと相まって、
ラーメン全体が「和風」に感じられるようになる。

・具

チャーシューに葱、メンマ、海苔等。
全体的に標準的というか、正直にいえば、特に印象に残るものは無かった。
敢えていえば、思いのほかメンマに歯応えがあって驚かされたことか。

・きざみチャーシュー丼(小)

刻みチャーシューに葱やカイワレ等があしらわれたもので、ゴマ油が利かせてあることが特徴的。

もし単品で食していたならば、このチャーシュー丼を美味いと感じただろう。
しかしややもすれば中華そばの繊細な風味を殺してしまう程にゴマ油が強かったため、
「合いの手」としては不向きであるかもしれない。
きざみチャーシュー丼を何口か食してから中華そばへと戻る際、水を飲むことを要した。
あの強いゴマ油に耐え得るとすれば、担々麺だろうか。

・最後に

「幻の中華そば」。
その鶏と節系の味わいやほんのり甘い醤油感、そしてやや苦味走った全粒紛麺から受けた印象は
「出来の良い中華そば」といったところ。
老若男女問わず安心して食せると思しき一杯である。
もう一層か二層分の旨みが欲しいと感じたのも事実だが、この店には幻の中華そばに煮干し出汁が
合わせられた「和みの醤油/塩/味噌そば」やもっと煮干し出汁配合率を高めた「煮干し醤油そば」(数量限定)、
あるいは背脂が増量されてチャーシューの端肉も供される「こってりまぼちゅ~」等がある。
したがって、幻の中華そばはこの店の麺類のプロトタイプだと見るのが良いのかもしれない。
また、このプロトタイプがどの程度お勧めできるのかは、いずれ別メニューを食してから判断しようと思う。

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