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これまで2回もフラれている「一徹」、どうやら流布されている定休・営業時間情報が間違っているようで。水曜夜(4日)、「中華そば集来」にシケこもうとして、ふと通りを見通してみると……お、見慣れぬ明かりが見えますな。イソイソ近づくと、「一徹」営業中。 20時過ぎ入店で先客2名。チラつき気味の蛍光灯に照らされた、7席ほどの小さなL字カウンター、ビニールテープで補修した床、小さなテレビが大音量で流すサッカー中継……我ら「くたびれサラリーマン」にお似合いの、「場末」の雰囲気漂うお店です。注文は「和節正油ラーメン」(650円)と「半熟煮玉子」(100円)。丼は約4分で到着。 では、スープを一口……うん、悪くありません。豚骨主体の動物系が前面、コクのやわらかさからして鶏ガラも使っているようですが、優しい風味のカエシとも相まって、おっとりとした物腰の「豚骨醤油」といった風情のベース。これに、ガツンと魚粉を混ぜ込んでありますが、落ち着きはらった動物系と「ボケ・ツッコミ」が巧くカミ合って、おもしろいバランスがでています。ま、ちょっとザラつく舌触りと、スープ量の少なさがタマにキズですが。 麺は細麺ストレート。柔らかめのゆで加減ですが、結構上品な甘みがあって、大人しいスープによく合っています。具材は、チャーシュー、メンマ、ワカメ・茎ワカメ、青菜に海苔、そして追加した煮玉子。チャーシューは程よく味のしみたモモ肉、歯切れもよく、素材の味もうまく引き出して、悪くない仕上がりです。動物系主体のスープに、ワカメ・茎ワカメとはちょっと首をひねりましたが、魚粉が効いている分、実はそれなりに馴染みます。茎ワカメのコリコリした食感が、麺の柔らかさをサポートして、なかなか面白い「食べ合わせ」。煮玉子は味付けしてあるとしたら非常な薄味、しかし黄身の素直な甘さが、意外にスープによく合います。しかし、メンマは残念ながら風味イマイチ、これが大きく全体の足を引っ張ってますな。 ―――なかなかいい仕上がりの一品、具材の豊富なバリエーションがウリのようですが……「足元」のメンマでヌカりましたな。しかし、意図的か偶然か、魚粉の使い方が無造作な割には、スープはまずまずの仕上がり。麺も食感を調整すれば、さらにコンビネーションが改良されるでしょう。具材も含め少しだけ調整するだけで、結構な名品に仕上がるような……気のせいか、そんな気がした一杯でした。
20時過ぎ入店で先客2名。チラつき気味の蛍光灯に照らされた、7席ほどの小さなL字カウンター、ビニールテープで補修した床、小さなテレビが大音量で流すサッカー中継……我ら「くたびれサラリーマン」にお似合いの、「場末」の雰囲気漂うお店です。注文は「和節正油ラーメン」(650円)と「半熟煮玉子」(100円)。丼は約4分で到着。
では、スープを一口……うん、悪くありません。豚骨主体の動物系が前面、コクのやわらかさからして鶏ガラも使っているようですが、優しい風味のカエシとも相まって、おっとりとした物腰の「豚骨醤油」といった風情のベース。これに、ガツンと魚粉を混ぜ込んでありますが、落ち着きはらった動物系と「ボケ・ツッコミ」が巧くカミ合って、おもしろいバランスがでています。ま、ちょっとザラつく舌触りと、スープ量の少なさがタマにキズですが。
麺は細麺ストレート。柔らかめのゆで加減ですが、結構上品な甘みがあって、大人しいスープによく合っています。具材は、チャーシュー、メンマ、ワカメ・茎ワカメ、青菜に海苔、そして追加した煮玉子。チャーシューは程よく味のしみたモモ肉、歯切れもよく、素材の味もうまく引き出して、悪くない仕上がりです。動物系主体のスープに、ワカメ・茎ワカメとはちょっと首をひねりましたが、魚粉が効いている分、実はそれなりに馴染みます。茎ワカメのコリコリした食感が、麺の柔らかさをサポートして、なかなか面白い「食べ合わせ」。煮玉子は味付けしてあるとしたら非常な薄味、しかし黄身の素直な甘さが、意外にスープによく合います。しかし、メンマは残念ながら風味イマイチ、これが大きく全体の足を引っ張ってますな。
―――なかなかいい仕上がりの一品、具材の豊富なバリエーションがウリのようですが……「足元」のメンマでヌカりましたな。しかし、意図的か偶然か、魚粉の使い方が無造作な割には、スープはまずまずの仕上がり。麺も食感を調整すれば、さらにコンビネーションが改良されるでしょう。具材も含め少しだけ調整するだけで、結構な名品に仕上がるような……気のせいか、そんな気がした一杯でした。