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月曜昼(16日)、朝からドタバタ仕事で、ふと気付くと15時過ぎ。さて、メシはどうしますか……ふと思いついたのが「天虎」、お昼はいつも満席の上16時すぎには閉店で、全く縁のない店だと思っていました。 16時少し前に現地到着、白暖簾をくぐり引き戸を開けると、割烹着を着たおカミさんが「いらっしゃいませ」と笑顔。若々しく、結構な美人ですが……この店の人気の何割かは、このおカミさんが支えてますな。「らーめん」(700円)を「一三五」で注文。 暗めの照明に落ち着いたBGM、カウンターにはレンゲを入れたアクリル製の箱があり、蓋にかわいらしい貝殻と真珠の装飾、楊枝入れも洒落た形で、どう見てもおカミさんの趣味ですな……「天鳳」の暖簾分け店というと「硬派」な印象がありましたが、こういう女性のちょっとした「心配り」に、男性はグッと惹かれるものです。丼は約4分で到着。 スープ表面から麺が大きく盛り上がり、周囲にチョコナンと具材が置かれるという、かなり個性的な丼姿。では、スープを一口……う~~む、これはまず、「家系」という先入観を排して味わう必要がありますな。ベースの豚骨は非常に滑らかで、荒々しさの全くないスマートな味わい。これにガツンと醤油カエシを効かせ、定石どおり油分でくるむのかと思いきや……逆に油分を非常に控え目にしてこれに頼らず、豚骨そのものでヤンワリと醤油のカドを丸めています。油分が少ないので、醤油と豚骨の旨み、両者「むき出し」のバランス感がダイレクトに楽しめて、なかなか面白い。 麺も「家系」の定石とは違い、西山製麺製の中太縮れを使用。西山製麺の定番、味噌ラーメン用の麺に近いものですが、あの特徴的なプリプリ感がでる前のゆで加減にとどめ、敢えてゴワゴワとした食感とブツブツとした歯切れのまま供されます。しかしなぜか、この状態の方が甘味を強く感じられ、カラめのスープによく合いますが……この取り合わせには、かなり意表を突かれました。 具材は、チャーシュー、メンマ、ホウレン草にネギのみで、やはり「家系」定番の海苔はありません。チャーシューはモモ肉使用、シッカリとした味付けですが、かなり凝ったタレを使っているようで、奥行きのある味わいが印象的。かすかに、薬膳料理のような風味も感じましたが……他の具材は、刺身のツマのようなアクセント的な扱い。 ―――潔い麺の歯切れにイナセ(鯔背)なスープ、食材の美味しさをクッキリと浮き彫りにするこのやり方は……完全に「日本料理」の世界ですな。しかし……敢えて別の見方をすれば、これは一つの「キュピズム」的な表現のようにも思えます。ラーメンの持つ多面的な「面白さ」を、極度にシンボライズして「むき出し」のままこの一品に詰め込み、余計なものはゴッソリ省略してしまったような……そんな印象。しかし、スープから飛び出た麺あたりに、どこかラーメンの「醜さ」まで「むき出し」になってしまったような印象もありますな。これを「美」と呼ぶのかな……ちょっと、考えさせられた一杯でした。
どうもです!! こちらも気になるお店ではあるのですが、注文の仕方等、何となく気難しい感じがして ちょっと敬遠しておりました(汗) 実際に行って見ないと解りませんよね~ ただ、夜ラー族にはハードルが高いお店なんですよね・・・
こんにちは。 麺の甘味が引き立つようなスープの塩分ですよね。 スープが少な目ですが麺量とのバランスが保たれているように思えました。 面白い一杯だと思います(^_^;)
16時少し前に現地到着、白暖簾をくぐり引き戸を開けると、割烹着を着たおカミさんが「いらっしゃいませ」と笑顔。若々しく、結構な美人ですが……この店の人気の何割かは、このおカミさんが支えてますな。「らーめん」(700円)を「一三五」で注文。
暗めの照明に落ち着いたBGM、カウンターにはレンゲを入れたアクリル製の箱があり、蓋にかわいらしい貝殻と真珠の装飾、楊枝入れも洒落た形で、どう見てもおカミさんの趣味ですな……「天鳳」の暖簾分け店というと「硬派」な印象がありましたが、こういう女性のちょっとした「心配り」に、男性はグッと惹かれるものです。丼は約4分で到着。
スープ表面から麺が大きく盛り上がり、周囲にチョコナンと具材が置かれるという、かなり個性的な丼姿。では、スープを一口……う~~む、これはまず、「家系」という先入観を排して味わう必要がありますな。ベースの豚骨は非常に滑らかで、荒々しさの全くないスマートな味わい。これにガツンと醤油カエシを効かせ、定石どおり油分でくるむのかと思いきや……逆に油分を非常に控え目にしてこれに頼らず、豚骨そのものでヤンワリと醤油のカドを丸めています。油分が少ないので、醤油と豚骨の旨み、両者「むき出し」のバランス感がダイレクトに楽しめて、なかなか面白い。
麺も「家系」の定石とは違い、西山製麺製の中太縮れを使用。西山製麺の定番、味噌ラーメン用の麺に近いものですが、あの特徴的なプリプリ感がでる前のゆで加減にとどめ、敢えてゴワゴワとした食感とブツブツとした歯切れのまま供されます。しかしなぜか、この状態の方が甘味を強く感じられ、カラめのスープによく合いますが……この取り合わせには、かなり意表を突かれました。
具材は、チャーシュー、メンマ、ホウレン草にネギのみで、やはり「家系」定番の海苔はありません。チャーシューはモモ肉使用、シッカリとした味付けですが、かなり凝ったタレを使っているようで、奥行きのある味わいが印象的。かすかに、薬膳料理のような風味も感じましたが……他の具材は、刺身のツマのようなアクセント的な扱い。
―――潔い麺の歯切れにイナセ(鯔背)なスープ、食材の美味しさをクッキリと浮き彫りにするこのやり方は……完全に「日本料理」の世界ですな。しかし……敢えて別の見方をすれば、これは一つの「キュピズム」的な表現のようにも思えます。ラーメンの持つ多面的な「面白さ」を、極度にシンボライズして「むき出し」のままこの一品に詰め込み、余計なものはゴッソリ省略してしまったような……そんな印象。しかし、スープから飛び出た麺あたりに、どこかラーメンの「醜さ」まで「むき出し」になってしまったような印象もありますな。これを「美」と呼ぶのかな……ちょっと、考えさせられた一杯でした。