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「中華そば醤油」@麦の空 GACHI SOBA DOJOの写真2022年1月10日(月・祝日)

本日は前々から気になっていたこちらの店を初訪問。

ミシュランラーメン部門では4店目、東京以外では唯一の星獲得店である「ガチ麺道場(閉店)」の店主が昨年復活を果たした店です。

開店1時間20分前に到着すると、入口の記帳リストには未だ誰も記入していない状況です。

開店と共に店内に案内され、先ずは「中華そば醤油」と共に「ウーロン茶」の食券を購入しました。

そして、席に着いて食券を渡すと、ウーロン茶を飲みながら待つ事5分ほどで待望のラーメンが到着です。

醤油スープには香味油と背脂が浮いていて、灰分リッチな中細麺の上にはチャーシュー、メンマ、薄切りの蓮根や人参、細切りのネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、穏やかでいて仄かに酸味を纏った醤油ダレの風味と共に、淡麗でいてキレを帯びた出汁の味わいが口の中に広がります。

出汁は鶏や魚介節が主体と思われますが、自ら味わう限りでは魚介節が味わいの主軸を担いつつも鶏の旨味が目立つ事なく土台を支えている印象です。

一方、スープに浮いた香味油を飲んでみると、溶け出た豚脂の微かな風味を感じるものの、使われている油自体は植物性が主体である様な気がします。

醤油と魚介節の酸味が調和する事で味わいにキレを与えていて、尚且つ溶け出た背脂のコクや甘味が加わる事で旨味の層に適度な厚みを与えています。

次に麺を食べてみると、灰色掛かった中細麺が若干硬めに茹でられていて、靱やかな弾力と灰分を含んだ小麦の風味を極めて見事に兼ね備えています。

多加水麺と低加水麺の良い部分だけが高い次元で両立されていて、麺打ちの達人と呼ばれる「上野信広」氏の職人技が冴え渡る芸術的な仕上がりです。

そして、表面がザラ付いた麺にはスープが潤沢に絡み込み、噛み締めるとスープの酸味と塩味が背景と化す事で麺の甘味が舌に一際鮮明に伝わります。

次にチャーシューを食べてみると、低温で仕上げた豚肩ロースは若干厚めに切られていて、一方軟骨辺りと思しき角煮は一口サイズに切られています。

豚肩ロースは極軽めに味付けされていて、噛み締めると歯応えに肉質の弾力を感じると共に、赤身の旨味や脂身の甘味が舌に至って素直に伝わります。

一方、角煮は蕩けるほど柔らかく煮込まれていて、噛み締めると滲み出た甘辛な醤油ダレの風味と共に豚のコラーゲンの甘味が舌に存分に伝わります。

食べ終えた感想ですが、ラーメンでありながらも麺が主役を担っていて、麺打ちの達人の技量が存分に発揮された独創的でいて素晴らしい一品でした。

立地的に頻繁な訪問は難しいものの、今後も機会があれば訪れて他のメニューを是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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