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「昭和の中華そば」@拉麺 時代遅れの写真2022年3月20日(日)

昨日は前々から気になっていたこちらの店を初訪問。

鬼怒川の対岸で「拉麺人生」を営んでいた店主がそちらを御子息に託してから新たに開業した店との事です。

11時26分に到着すると、定刻より早めに営業が始まっていて、尚且つ殆どの席が既に埋まっている状況です。

席に着いて「昭和の中華そば」と伝えると、待つ事7分ほどで待望のラーメンが到着です。

透明な醤油スープには若干の油分と刻みネギが浮いていて、緩やかに縮れた中太麺の上にはチャーシュー、メンマ、ワカメ、ナルト、海苔が乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、仄かに甘味を帯びた醤油ダレの穏やかな風味と共に、淡麗でありながらも厚みに満ちた出汁の味わいが口の中に広がります。

出汁は鶏が主体の動物系と思われますが、単一素材を軸としたシンプルな構成である割には朧気でいて極めて膨よかな奥行きが保たれている様に感じます。

一方、スープから伝わる甘味は明らかに加糖で与えられてはいるものの、砂糖や味醂で与えた様な違和感を伴う事なく至って自然に存在している印象です。

甘味自体は至って軽やかではあるものの、スープを飲み続けるに連れて舌に甘味が残ると共に、その後味が味わいに巧妙な深みを与えている様に感じます。

次に麺を食べてみると、多加水寄りの中太麺が柔らかめに茹でられていて、靱やかさには些か欠けるもののグルテン化した小麦の穏やかな甘味を感じます。

そして、緩やかに縮れた中太麺にはスープが潤沢に絡み込み、噛み締めると麺とスープが混ざり合う事で味わいに占める甘味の割合が一段と増す印象です。

次にチャーシューを食べてみると、醤油ダレが染みた豚肩ロースの煮豚が適度な厚みにスライスされています。

肉質はホロホロに煮込まれつつも弾力を保っていて、噛み締めると加糖の甘味を帯びた醤油ダレの味わいと共に脂身のコクが舌に極めて鮮明に伝わります。

食べ終えた感想ですが、至ってシンプルな昔ながらの中華そばではあるものの、独特な甘味がフックとして働く事で唯一無二の魅力を生み出していました。

決して強いインパクトを与える明瞭な味わいではないものの、近所にあったならば頻繁に通ってしまいそうな気がする極めてクセになりそうな味わいです。

改めて訪れる機会があれば、次回は「鴨ラーメン(ない時もあるよ)」を是非試してみたいと思います(笑)

ご馳走さまでした。

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