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2022年4月6日(水)昨夜は早めに仕事を切り上げてこちらの店を訪問です。目当ては限定の「カリフリ背脂煮干し三ツ星醤油らーめん」で、チャーシューと背脂にはカリフリ農場産の豚が使われているとの事です。17時39分に到着すると、夕食時には早い事から店内には先客が未だ3名のみの状況です。席に着いて目当てのメニューを注文すると、待つ事15分ほどで待望のラーメンが到着です。透明な醤油スープには背脂が浮いていて、ストレート細麺の上にはチャーシュー、メンマ、菜の花、マッシュルーム、刻みネギ、海苔が乗っています。先ずはスープを飲んでみると、適度でいてコクが保たれた醤油の風味と共に、煮干しのキレや背脂の甘味を帯びた出汁の味わいが口の中に広がります。出汁は鶏や豚の動物系に煮干しと思われるものの、レギュラーメニューの出汁に比べると煮干しの風味が格段と濃密且つ鮮やかに効いている印象です。ただ、レギュラーメニューの面影が強く残されている事から、通常の出汁に煮干しを加えてから小鍋で煮立てる事で風味を増していると推測されます。また、背脂は雑味を伴う事なくクリアなコクや甘味を与えていて、煮干しの鋭利な輪郭を損なう事なく味わいを円やかに纏め上げている様に感じます。尚、レギュラーメニューのスープには鶏油が浮いているものの、このスープに浮いた油分は背脂から滲み出た豚脂が大半を占めている様な気がします。一方、醤油はコクや旨味に満ちつつも塩味が適度に抑えられていて、醤油の存在を主張しつつ出汁の風味を損なわない絶妙なバランスを保っています。次に麺を食べてみると、若干多加水寄りの細麺が適度な硬さに茹でられていて、靱やかなコシと小麦の緻密な風味を極めて高い次元で両立しています。そして、肌が滑らかな割にはスープや背脂が潤沢に絡み込み、麺の甘味にスープの旨味や背脂のコクが重なる事で味わいに格段と深みが増す印象です。次にチャーシューを食べてみると、吊るし焼きで仕上げたと思しき豚腿肉や豚バラ肉、豚肩ロースの焼豚が何れも適度な厚みにスライスされています。肉質は仄かな燻煙の香味を帯びていて、噛み締めると力強い弾力を感じると共に、肉質に凝縮された赤身の旨味や脂身の甘味が舌に鮮明に伝わります。食べ終えた感想ですが、レギュラーメニューの面影を存分に堅持しつつも煮干しと背脂を巧妙に押し出した極めて秀逸な仕上がりでした。一方、煮干しで追い出汁している様な味わいである事から、私的には若干ながら「多賀野」を彷彿とさせる味わいである様にも感じます。ただ、三ツ星醤油と煮干しの主張が互いに強めである事から、こちらの魅力である優しさには僅かに欠けている印象が否めませんでした。また次の限定を心待ちにしつつも、次回は改めてレギュラーメニューを食べたいと思います。ご馳走さまでした。
昨夜は早めに仕事を切り上げてこちらの店を訪問です。
目当ては限定の「カリフリ背脂煮干し三ツ星醤油らーめん」で、チャーシューと背脂にはカリフリ農場産の豚が使われているとの事です。
17時39分に到着すると、夕食時には早い事から店内には先客が未だ3名のみの状況です。
席に着いて目当てのメニューを注文すると、待つ事15分ほどで待望のラーメンが到着です。
透明な醤油スープには背脂が浮いていて、ストレート細麺の上にはチャーシュー、メンマ、菜の花、マッシュルーム、刻みネギ、海苔が乗っています。
先ずはスープを飲んでみると、適度でいてコクが保たれた醤油の風味と共に、煮干しのキレや背脂の甘味を帯びた出汁の味わいが口の中に広がります。
出汁は鶏や豚の動物系に煮干しと思われるものの、レギュラーメニューの出汁に比べると煮干しの風味が格段と濃密且つ鮮やかに効いている印象です。
ただ、レギュラーメニューの面影が強く残されている事から、通常の出汁に煮干しを加えてから小鍋で煮立てる事で風味を増していると推測されます。
また、背脂は雑味を伴う事なくクリアなコクや甘味を与えていて、煮干しの鋭利な輪郭を損なう事なく味わいを円やかに纏め上げている様に感じます。
尚、レギュラーメニューのスープには鶏油が浮いているものの、このスープに浮いた油分は背脂から滲み出た豚脂が大半を占めている様な気がします。
一方、醤油はコクや旨味に満ちつつも塩味が適度に抑えられていて、醤油の存在を主張しつつ出汁の風味を損なわない絶妙なバランスを保っています。
次に麺を食べてみると、若干多加水寄りの細麺が適度な硬さに茹でられていて、靱やかなコシと小麦の緻密な風味を極めて高い次元で両立しています。
そして、肌が滑らかな割にはスープや背脂が潤沢に絡み込み、麺の甘味にスープの旨味や背脂のコクが重なる事で味わいに格段と深みが増す印象です。
次にチャーシューを食べてみると、吊るし焼きで仕上げたと思しき豚腿肉や豚バラ肉、豚肩ロースの焼豚が何れも適度な厚みにスライスされています。
肉質は仄かな燻煙の香味を帯びていて、噛み締めると力強い弾力を感じると共に、肉質に凝縮された赤身の旨味や脂身の甘味が舌に鮮明に伝わります。
食べ終えた感想ですが、レギュラーメニューの面影を存分に堅持しつつも煮干しと背脂を巧妙に押し出した極めて秀逸な仕上がりでした。
一方、煮干しで追い出汁している様な味わいである事から、私的には若干ながら「多賀野」を彷彿とさせる味わいである様にも感じます。
ただ、三ツ星醤油と煮干しの主張が互いに強めである事から、こちらの魅力である優しさには僅かに欠けている印象が否めませんでした。
また次の限定を心待ちにしつつも、次回は改めてレギュラーメニューを食べたいと思います。
ご馳走さまでした。