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「鷲掴みとんこつ」@あなたの心を鷲掴みの写真2022年4月23日(土)

本日は前々から気になっていたこちらの店を初訪問。

YouTubeの「オイワイチャンネル」への出演が切っ掛けとなって世に知れ渡った話題の店です。

尚、こちらでは豚骨、醤油、水以外は使っていないとの事で、味の想像が一切付かない事から長らく訪問の機会を待ち詫びていました(笑)

開店の29分前に到着すると、店の前では既に6名の先客が入店待ちの状況です。

ただ、私の到着から10分も経たない内に駐車場が満車となり、その後到着した客は他の駐車場を探す為に続々とと引き返していました(汗)

開店と同時に店内に案内され、先ずは目当てである「鷲掴みとんこつ」の食券を購入しました。

そして、着席と共に食券を机上に置くと、待つ事22分ほどで待ち焦がれていたラーメンが到着です。

茶褐色に濁ったスープは強い粘度を帯びていて、全粒粉を含んだ中細麺の上にはチャーシュー、刻んだネギや玉ネギ、ガーリックチップが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、無垢な醤油の風味や塩味が至って素直に効いていて、尚且つ緻密に溶け込んだ骨髄の旨味が舌に極めて明確に伝わります。

ただ、濃厚な豚骨である割には臭味や雑味が抑えられていて、油っぽさやコラーゲンの粘着を伴う事なく意外とスッキリとした後味に仕上がっています。

一方、スープには醤油のキレとコクが極めて明確に保たれていて、塩味が強めである割にはコラーゲンに丸められる事で塩角が見事に抑えられています。

尚、豚骨であるにも関わらず化調が使われていないとの事ですが、醤油が化調に代わって豚骨の単調な味わいに複雑な奥行きを与えている様に感じます。

次に麺を食べてみると、若干多加水寄りの中細麺が適度な硬さに茹でられていて、噛み締めるとグルテンを豊富に含んだ小麦の靱やかなコシを感じます。

ただ、中細麺には粘度を帯びたスープが大量に絡み込む為に、スープの強めな味わいに遮断される事で小麦自体の甘味が極めて舌に伝わり難い印象です。

次にチャーシューを食べてみると、醤油ダレで味付けされた豚バラ肉の煮豚が薄めにスライスされています。

肉質はホロホロになるまで柔らかく煮込まれてはいるものの、醤油の塩味が些か強過ぎる事で脂身のコクや甘味が幾分舌に伝わり難い印象が否めません。

そして、刻んだ玉ネギを麺に絡めつつ食べてみると、玉ネギの鮮烈な風味が加わる事で重厚な豚骨スープの味わいに極めて爽快なアクセントを与えます。

因みに、卓上の醤油漬けニンニクをマー油と勘違いしていた為に、油と思いながら醤油を大量に加えてしまった事でスープが塩辛くなってしまいました(滝汗)

食べ終えた感想ですが、引き算を極めた至ってシンプルな仕上がりで、豚骨の旨味を極限まで抽出したと言っても過言ではない唯一無二の味わいでした。

麺とスープの相性には些か疑問を感じるものの、その様な些細な不満を補って有り余るほど作り手の信念に満ち溢れた渾身の味わいだった様に感じます。

また、私個人的には化調を使わない豚骨に疑念を抱いていたものの、寧ろこちらのラーメンを食べて化調の無い豚骨の旨味を初めて知る事が出来ました。

改めて訪れる機会があれば、次回は今回食べた一杯と対極的である一番濃度の低い「とんこつ」を是非試してみたいと思います。

私個人的には、豚骨の濃度を下げても尚化調を使う事なく味わいが成立するのかがどうにも気になって仕方がありません(汗)

ご馳走さまでした。

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