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2022年5月20日(金)昨日は昼休みにオフィスを抜け出してこちらの店を初訪問。こちらは都内を中心に店舗数を広げる燕三条系背脂ラーメンがウリの店です。ただ、オーソドックスな背脂ラーメンだけではなく、二郎系を模した「なおじろう」と称するユニークなメニューも存在する様です(笑)個人的には「なおじろう」に興味を惹かれたものの、初訪問である事から今回はデフォルトである「背脂中華そば」を選択しました。そして、席に着いて食券を渡すと、待つ事5分ほどで待望のラーメンが到着です。透明な醤油スープには背脂が存分に浮いていて、太平打ち麺の上にはチャーシュー、穂先メンマ、微塵切りの玉ネギが乗っています。先ずはスープを飲んでみると、穏やかな醤油の風味や塩味と共に、シンプルでいて輪郭を保った出汁の味わいが口の中に広がります。出汁は豚が主体の動物系に煮干しと思われますが、両者の素直な風味が互いに干渉する事なく至って分かり易く効いている印象です。一方、スープからは加糖で与えた仄かな甘味を感じると共に、それが背景となる事で背脂のコクや甘味が鮮やかに浮かび上がります。次に麺を食べてみると、多加水寄りの太麺が適度な硬さに茹でられていて、モチモチとした弾力と共に仄かな小麦の甘味を感じます。そして、麺にはスープと共に背脂が存分に絡み込み、噛み締めるとそれらが混ざり合う事で味わいに膨よかな奥行きを生み出します。次にチャーシューを食べてみると、細長い豚バラ肉の煮豚が適度な厚みにスライスされています。肉質には僅かに弾力が保たれていて、噛み締めると染みた醤油ダレの風味が背景となって脂身のコクや甘味が舌に明確に伝わります。食べ終えた感想ですが、至って食べ易く纏められてはいるものの、本場の味わいからは極めて乖離している印象が否めませんでした。あくまでも私見ですが、燕三条系の魅力は背脂の甘味と醤油や煮干しの強い酸味が打つかった暴力的な味わいであると考えています。故に、その荒々しさを丸め込んでしまうと、万人にとって食べ易くなる一方で燕三条系の魅力が削ぎ落とされてしまう様に感じます。とは言え、燕三条系は決して万人受けする味ではない事から、広く展開する為には尖った特徴を丸める必要があるのかも知れません。改めて訪れる機会があれば、次は私の中で最も気になっていた「なおじろう」を是非試してみたいと思います。ご馳走さまでした。
昨日は昼休みにオフィスを抜け出してこちらの店を初訪問。
こちらは都内を中心に店舗数を広げる燕三条系背脂ラーメンがウリの店です。
ただ、オーソドックスな背脂ラーメンだけではなく、二郎系を模した「なおじろう」と称するユニークなメニューも存在する様です(笑)
個人的には「なおじろう」に興味を惹かれたものの、初訪問である事から今回はデフォルトである「背脂中華そば」を選択しました。
そして、席に着いて食券を渡すと、待つ事5分ほどで待望のラーメンが到着です。
透明な醤油スープには背脂が存分に浮いていて、太平打ち麺の上にはチャーシュー、穂先メンマ、微塵切りの玉ネギが乗っています。
先ずはスープを飲んでみると、穏やかな醤油の風味や塩味と共に、シンプルでいて輪郭を保った出汁の味わいが口の中に広がります。
出汁は豚が主体の動物系に煮干しと思われますが、両者の素直な風味が互いに干渉する事なく至って分かり易く効いている印象です。
一方、スープからは加糖で与えた仄かな甘味を感じると共に、それが背景となる事で背脂のコクや甘味が鮮やかに浮かび上がります。
次に麺を食べてみると、多加水寄りの太麺が適度な硬さに茹でられていて、モチモチとした弾力と共に仄かな小麦の甘味を感じます。
そして、麺にはスープと共に背脂が存分に絡み込み、噛み締めるとそれらが混ざり合う事で味わいに膨よかな奥行きを生み出します。
次にチャーシューを食べてみると、細長い豚バラ肉の煮豚が適度な厚みにスライスされています。
肉質には僅かに弾力が保たれていて、噛み締めると染みた醤油ダレの風味が背景となって脂身のコクや甘味が舌に明確に伝わります。
食べ終えた感想ですが、至って食べ易く纏められてはいるものの、本場の味わいからは極めて乖離している印象が否めませんでした。
あくまでも私見ですが、燕三条系の魅力は背脂の甘味と醤油や煮干しの強い酸味が打つかった暴力的な味わいであると考えています。
故に、その荒々しさを丸め込んでしまうと、万人にとって食べ易くなる一方で燕三条系の魅力が削ぎ落とされてしまう様に感じます。
とは言え、燕三条系は決して万人受けする味ではない事から、広く展開する為には尖った特徴を丸める必要があるのかも知れません。
改めて訪れる機会があれば、次は私の中で最も気になっていた「なおじろう」を是非試してみたいと思います。
ご馳走さまでした。