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2022年6月26日(日)本日は友人と代官山でランチを食べてからこちらの店を初訪問。こちらは「蔦」の跡地に一昨年オープンした新店で、最新のTRY新人賞しお部門では5位を獲得しています。14時41分に到着すると、店内の待合席では1名の先客が空席待ちの状況です。先ずは「中華そば」の食券を購入し、店内で待つ事8分ほどで席に案内されました。そして、指定された席に着くと、待つ事僅か2分ほどで待望のラーメンが到着です。透明なスープは微かな琥珀色に染まっていて、手揉みで縮れた太麺の上にはチャーシュー、メンマ、刻みネギが乗っています。先ずはスープを飲んでみると、適度でいて丸みを帯びた塩味と共に、シンプルでいて重厚な出汁の旨味が口の中に広がります。出汁は豚や煮干しに昆布や野菜類との事ですが、豚の旨味や根菜類の甘味が軸となりつつも乾物の風味が密かに奥行きを与えている印象です。一方、塩味は角を伴う事なくミネラル感を存分に与えていて、尚且つ飲み始めた時点ではメイラード反応から来る洋風的な味わいを感じます。次に麺を食べてみると、多加水寄りの太麺が柔らかめに茹でられていて、噛み締めると吸い付く様な弾力と共に仄かな小麦の風味を感じます。熟成が浅めな麺である事から些かグルテンのコシに欠けるものの、一方でフレッシュな小麦の風味や甘味が存分に保たれている様に感じます。そして、緩やかに縮れた平打ち麺にはスープが潤沢に絡み込み、噛み締めるとスープの塩味が重なる事で小麦の甘味が一段と際立つ印象です。次にチャーシューを食べてみると、釜焼きで仕上げた豚肩ロースの焼豚が相当分厚めにスライスされています。縁に炭火焼き特有の赤味を帯びてはいるものの、その割には燻煙の香味が希薄である事からガスで焼かれている可能性も強ち否定出来ません。脂身が多い方は肉質が柔らかく仕上がっていて、噛み締めると赤身に凝縮された旨味と共に脂身のコクや甘味が舌に極めて緻密に伝わります。一方、脂身の少ない方は些か赤身がパサ付いていて、尚且つ分厚過ぎて噛み締め難い事から肉質の旨味が舌に極めて伝わり難い様に感じます。食べ終えた感想ですが、ネオノス的なスープに打ち立ての麺や豪華な焼豚を組み合わせる視点に関しては実に個性的である印象を受けました。ただ、スープを極めて重視する私個人的には、些か構成が在り来り過ぎて味わいのフックに若干欠けている印象がどうにも否めませんでした。改めて訪れる機会があれば、一段と麺にスポットが当たり易い「つけそば」を是非試してみたいと思います。ご馳走さまでした。
本日は友人と代官山でランチを食べてからこちらの店を初訪問。
こちらは「蔦」の跡地に一昨年オープンした新店で、最新のTRY新人賞しお部門では5位を獲得しています。
14時41分に到着すると、店内の待合席では1名の先客が空席待ちの状況です。
先ずは「中華そば」の食券を購入し、店内で待つ事8分ほどで席に案内されました。
そして、指定された席に着くと、待つ事僅か2分ほどで待望のラーメンが到着です。
透明なスープは微かな琥珀色に染まっていて、手揉みで縮れた太麺の上にはチャーシュー、メンマ、刻みネギが乗っています。
先ずはスープを飲んでみると、適度でいて丸みを帯びた塩味と共に、シンプルでいて重厚な出汁の旨味が口の中に広がります。
出汁は豚や煮干しに昆布や野菜類との事ですが、豚の旨味や根菜類の甘味が軸となりつつも乾物の風味が密かに奥行きを与えている印象です。
一方、塩味は角を伴う事なくミネラル感を存分に与えていて、尚且つ飲み始めた時点ではメイラード反応から来る洋風的な味わいを感じます。
次に麺を食べてみると、多加水寄りの太麺が柔らかめに茹でられていて、噛み締めると吸い付く様な弾力と共に仄かな小麦の風味を感じます。
熟成が浅めな麺である事から些かグルテンのコシに欠けるものの、一方でフレッシュな小麦の風味や甘味が存分に保たれている様に感じます。
そして、緩やかに縮れた平打ち麺にはスープが潤沢に絡み込み、噛み締めるとスープの塩味が重なる事で小麦の甘味が一段と際立つ印象です。
次にチャーシューを食べてみると、釜焼きで仕上げた豚肩ロースの焼豚が相当分厚めにスライスされています。
縁に炭火焼き特有の赤味を帯びてはいるものの、その割には燻煙の香味が希薄である事からガスで焼かれている可能性も強ち否定出来ません。
脂身が多い方は肉質が柔らかく仕上がっていて、噛み締めると赤身に凝縮された旨味と共に脂身のコクや甘味が舌に極めて緻密に伝わります。
一方、脂身の少ない方は些か赤身がパサ付いていて、尚且つ分厚過ぎて噛み締め難い事から肉質の旨味が舌に極めて伝わり難い様に感じます。
食べ終えた感想ですが、ネオノス的なスープに打ち立ての麺や豪華な焼豚を組み合わせる視点に関しては実に個性的である印象を受けました。
ただ、スープを極めて重視する私個人的には、些か構成が在り来り過ぎて味わいのフックに若干欠けている印象がどうにも否めませんでした。
改めて訪れる機会があれば、一段と麺にスポットが当たり易い「つけそば」を是非試してみたいと思います。
ご馳走さまでした。