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「中華そば」@一龍の写真2022年9月10日(日)

昨夜は下北沢で旧友のライブを見る前にこちらの店を初訪問。

こちらは都内でも極めて珍しい「敦賀ラーメン」専門店との事です。

尚、敦賀ラーメンと言えば「一力」が有名ですが、残念ながら私は敦賀を訪れた事すらありません(汗)

16時13分に到着すると、中途半端な時間であるにも関わらず、店内の空席は僅か2席のみの状況です。

席に着いて「中華そば」を注文すると、待つ事僅か2分ほどで待望のラーメンが到着です。

仄かに濁った醤油スープには鶏油の層が浮いていて、縮れた中太麺の上にはチャーシュー、メンマ、紅生姜、刻みネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、穏やかな醤油の風味や塩味と共に、円やかでいて雑味を排した動物出汁の味わいが口の中に広がります。

出汁は鶏や豚が主体であると思われるものの、髄や肉質のエキスが緻密に溶け込みつつもコラーゲン分が極力抑えられている印象です。

尚、自ら味わう限りでは、鶏の旨味が大半の味わいを占めつつも、その隙間を埋めるかの如く豚の旨味が溶け込んでいる様に感じます。

一方、醤油の風味や塩味は控えめに留められていて、尚且つ慎重に味わうと違和感を伴わない甘味が僅かに介在している様に感じます。

ミリン等でも幾分加糖されている気がするものの、恐らく出汁やタレに昆布を加える事でも若干の甘味が補われている様な気がします。

総じて動物の旨味が分かり易く効いてはいるものの、油っぽさやコラーゲン臭を控える事でスッキリとした味わいに仕上がっています。

次は麺を食べてみると、多加水寄りの中太麺が適度な硬さに茹でられていて、噛み締めると柔らかな弾力と共に仄かな小麦の風味を感じます。

ただ、歯触りからは微かな粘りを感じる事から、加水率は決して極端に高い訳ではない様な気がします。

そして、縮れた麺にはスープと共に鶏油が存分に絡み込み、噛み締めると小麦や鶏油の甘味が重なる事で味わいに豊潤な深みを生み出します。

次にチャーシューを食べてみると、豚腿肉と思しき小振りな煮豚が極めて薄めにスライスされています。

肉質は醤油の風味を適度に帯びてはいるものの、赤身がパサ付いている上にエキスが抜け出ている事から旨味が些か舌に伝わり難い印象です。

そして、麺を食べ終えてから改めてスープを飲んでみると、紅生姜の風味が乗り移る事で動物ベースの味わいに適度な清涼感を与えています。

食べ終えた感想ですが、動物主体の至ってシンプルな構成ではあるものの、未だ嘗て味わった事のない個性的な味わいである様に感じました。

因みに、この店は「一力」で修行された方の親族が営んでいて、尚且つ現在その方自身は福井市で「天龍」と言う店を営んでいるとの事です。

そして、更に詳しく調べてみると、正に現在「新横浜ラーメン博物館」では件の「一力」が9月2日〜22日の期間限定で出店している様です(汗)

本場の味わいを確かめる為にも、あと9日間の出店期間中にそちらを是非訪れてみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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