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「中間 + 味付玉子(半熟)」@高戸橋がんこラーメンの写真 がんこ系ファンの私としては、発祥の地「高戸橋」には一度「巡礼」せねばと思っておりましたが……「元祖一条流がんこ十六代目」は夜のみ営業のため、諦めておりました。ところが、最近店名を「高戸橋がんこラーメン」に変え、昼営業を始めたとのこと、新宿方面の用を済ませて、お昼時に訪店(13日)。
 黒い戸を背景に牛骨がぶら下がる姿は「がんこ」そのものですが、テントを乱雑に白く塗りつぶし、明朝体フォントで店名が大書してあるあたりは、ちょっと違和感がありますな。12時前入店で先客ゼロ、注文は「中間」(700円)に「味付玉子(半熟)」(100円)、ランチタイムは「麺大盛」か「チャーシューごはん」がサービスですが、後者でオーダー。
 12時を過ぎると、近隣のサラリーマンが続々と来店してほぼ満席。店内に漂うAMラジオのニュースに耳を傾けながら、カウンター越しにご主人の手際を眺めますと……いやぁ、実に丁寧な製造工程。特に、カエシとスープを念入りに混ぜる姿が印象的。丼は約4分で到着。
 では、スープを一口……うん、これは美味い。実に豊かなベース・スープの「旨み」、塩加減はかなり強めにもかかわらず、それでも両者シナジーさせてしまうところが「がんこ」たる所以ではありますが……このスープは「シナジー」の域を超えています。強めのカエシが加える「醤油味」・「旨み」・「塩」、これらが一体となって、「カド」ひとつない「珠」のような味の空間を舌の上に実体化させ、その「珠」が舌と融合して、すべての味を余すところなく伝えてくるような……味に「侵食」されるこの感じ、「エヴァ」の世界ですなぁ……外部から内部の味覚が支配されていくような、一種倒錯した快感。
 これまで食した「がんこ」系の中では、カエシは強めで塩加減はほどほど、さてこの一品は、どこに近いかと考えましたが……かなりアレンジされていますが、カエシのバランスから、実は「覆麺 智」に近いと感じました。なにか「因縁」を感じますなぁ……
 麺はもちろん細縮れ、固すぎず柔らかすぎず、歯切れと歯応えを両立させた絶妙のゆで加減で、味も完璧。具材は、チャーシュー、メンマ、海苔にネギ、そして追加した味玉。チャーシューは細身のバラ肉が5枚入り、トロトロの肉にキッチリ濃い目の味付けの表面で、いわゆる「がんこ」系とは違う趣ですが、これはこれでカエシ濃い目のスープによく映えます。味玉は一転、実に繊細な味付けで、黄身の甘味がこれまたスープによく合いますなぁ……メンマが一部固かったことも、帳消しにしそうな勢い。
 ―――どういう経緯で「独立店」のような装いとなったか知りませんが、スープの味はかなり「総本家」に近いんじゃないでしょうか……当時の味を知りませんので、分かりませんが。「覆麺 智」のブラックさん、どう思います?

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