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「つけ麺(大盛り2玉)」@純情屋 狭山本店の写真 随分以前から知り、行き難いながらもずーっと行きたかったお店。
この日突然の思い付き。距離に挫折されたある御方の敵討ちも兼ねます。
大阪市内から約45分。「いらっしゃい!何人やぁー!、一人かぁー」
噂通りですね。元気でお喋りな大将が看板なイメージそのまま。
 実食4/24、13時過ぎ入店時空席はたった4席。
子連れの方や学生、会社員等、多彩な客層で賑わいを見せてますよ!
この店のイメージは以前から「つけ麺」ですから、
「つけ麺大盛り、2玉で下さい!」「あいよー」


 お値段、¥700+¥150=850円。ま、ほぼ相場でしょうか。 
L字型のカウンターと、壁に面するカウンターのオールカウンターの店内、人が出れば入り、
平日のこの場所としては、繁盛していると言って差し支えないでしょう・・・
しかし、50~60歳台と思しき元気な大将とは対照的に奥様?ですか?寡黙な仕事振りは夫を支える様でしおらしい。

 カウンターを背中とする席しか空いてなかった為、背中越しに大将の明るいトークに耳を傾ける・・・
ある若い人の注文には「大盛り食うかぁー?」「普通でいいです」・・・「ほっといたれや」と思った。(爆)
本当にライトなトークで店内が明るい活気に満ちていますよ!
他客との会話では
「ウチ、店初めて今年で10年やねん・・一杯百円祭りでもしよかなぁー」
「そんなんしたら、大行列で近所迷惑でっせー」  ・・・何ともナニワな会話が面白い(笑)
しかし10年も前からあったのか・・・この店。私は多分2~3年前に知ったのですが、
きっと「つけ麺」から名を馳せだしたんでしょうね。
待つ事約15分。到着した写真の一杯・・・

 
    「おおっ!」ワイルドな太麺に目が釘付け!o(^o^)o

     そして大きなつけダレ椀が普通のラーメン丼の様で素朴さ漂ってます!


 旨そうですよ。ワイルド麺に真っ黒な醤油つけダレ・・・充分に個性的且つ、麺のクオリティも見てとれます。




===  麺  ===<僅かに平断面な太ストレート麺。極太でも語弊無し>

 極太と言っても差し支えの無い程の太さ。準極太麺とでも言いましょうか。
その断面が四角では無く、僅かに「平」になっている事と、
茶色い色目と光沢の無い麺肌から受ける「素朴・田舎」感が特徴的とお伝えします。

 つるつるとした触感は無いが特に掴み上げで絡み付く様な事は無い。持ち上げても緩いウェーブは崩れず、
程ほどのシッカリ固さを伝えるし、この時点で以降の味覚面と合致する訴求力がある。

 噛み込んではその全体が持つ固さ故「モチモチとした・・」と私は感じないものの、


       ザックリした噛み感後に訪れる「グチムチ」とした噛感と共に

       「素朴」な小麦風味が広がる・・・「綺麗な」と言うより確かに「素朴・田舎」的。

 
 これ以上加水を上げれば「つるつる・もっちり」が現れるのでしょうが、「田舎・素朴」が失われそう・・・
逆に下げれば「粉感」「ガシガシとした固さ」が出ると思われ、絶妙な素朴麺演出の中ほど加水率に感じます。
そして締め加減もそれを習う様に「程ほど」。冷た過ぎる「固過ぎ」では無く、程好い常温がしなやかさを残す。

こういった系統の準極太麺として「ガシガシ」迄噛み込まず共、「美味しく頂ける」とっつきの良さは素敵でしょう。
太さの割りに比較的綺麗なストレートなラインを描くボディの為、「ネジレ」があればもっと楽しそうにも思った。
とはい言え、

       真ん中な素朴感持つこの麺で「つけ麺」の麺勝負を既に制してます。(*'-^)



=== つけダレ ===<一言。鶏がら濃口醤油!>

 刻みネギが浮くつけダレ・・・些細な事ですがただ刻んだだけでは無く、「線」に開く様に切ってます。
「輪」では無く・・・・。これによって、麺に「ネギが絡む」事を狙った心憎い配慮と私は賞賛したい。

 写真の通りの、黒い醤油感は、薄目な動物出汁・脂感に乗った臭いからも「濃そう」(笑)。
少しだけ飲む・・・


     「ショッぱー!!」  (゚ロ゚;)エェッ!?

 一言、「醤油」ですよ。それ程にこのつけダレ単体では「醤油」!。
これに似たヤツが瞬時に脳内検索された・・麺屋7.5Hz+ 道頓堀店のつけダレ。そう、濃口醤油+鶏ガラ主体出汁から
このつけダレを連想して下さい・・・。高井田系スープを更に濃くしたモノと。

 よって、常套の「甘・辛・酸」は極々控え目で、「甘」が隠し程度につけられている感。
「辛・酸」は卓上の一味&酢でどうぞ・・・ですね。私は「酢&一味」追加をチビチビやり、少し酸っぱくして満足!

 一見、只の「醤油濃い」つけダレの様に感じそうですが、ショッぱさにはカドが無く、
そしてその裏には出汁を初めとして幾らかの+テクニックをも隠しており、「醤油つけダレ」として成立してます。

 あるお客さんが「この中で一番どれが出ますか?」と聞くと大将が「どれがって事無くみんな出るでー」と
答えてましたが、この店では「坦々つけ麺」が取り沙汰される事が多いですし、事実この日は
「黒胡麻坦々つけ麺」がトップ。そして「坦々つけ麺」次に「味噌つけ麺」とこの「つけ麺」が同率位でしたので、
評判の一品を選ばれる場合は、「坦々系」のチョイスがベターかも知れません・・・。

 注意点は、とっても「温い」事。(笑)この脂分少ないサッパリ鶏ガラ醤油味付けでは
私は全く気になりませんでしたが、「熱くなきゃヤダ」な人はお気を付け下さいませ。




===トッピング類===<叉焼?、メンマ、温泉玉子>

 大将が他客に「ウチのメンマは甘ーて旨いやろぅ?!」と語り掛けていたメンマ。(笑)
確かにチョイ甘で「心」の感じる出来栄えではあるが、取り立てて「凄い・感動」は無く、
何だか「ご家庭味」や「お婆ちゃんの」連想するも、全く普通に美味い、幾らでも食べれるメンマ!。

 私的に「何やコレ?!」と思ったのがこの焼き目シッカリなチャーシュー?。
だってこれ、豚ロース肉を「焼いたヤツ」に思うんですけど?!(笑)
チャーシューと言うには語弊が有りそうながら、これは一種独特で「豚肉を頂きました」で兎に角面白かった。
「柔らかい・ジューシー」と言った褒め文句が出る程の感動的豚肉では有りませんが・・・・。

 温泉玉子はつけダレ椀を持って「チュルっ」と頂けば私が調整した
「酸醤油」味と共に口内で2噛み後には喉へと滑り込み、満足。

 全体的にやはり大将の醸し出すムードが反映された「気取らない」中に「気持ちある」トッピング類と印象付く。




===コンビネーション===<素朴な麺が純な醤油を引き立てる>

 単体では「ショッパい」つけダレでは有りますが、そもそもの姿の「つけて食べる」とすれば、
全くその「濃い醤油」が良い塩梅となり、馴染み良い。この店が提唱する「身体に優しい」「無化調」から
恐らく、その元々の醤油単体でも良いモノをセレクトしているからでしょう・・・きっと。

 それが証拠に、私は半つけ~全つけ迄色々とつけ量を試したが、こういった素朴風味麺には珍しく、
多めな8分つけ位の塩梅が良かった。全つけでも全く旨く、つけダレ単体でのショッパさをまるで感じさせない、
そのコンビネーションは旨味増幅と迄は行かない物の「良いコンビ」と言えると思います。

 
 この純粋醤油感あるつけダレに素朴麺を絡めて頂くと、「ぶっかけうどん」を食べてる感覚が芽生えた・・。




=== スープ割り ===<鶏ガラ主体系のサッパリ醤油スープへ変貌>

 あの大きなつけダレ椀を大将に返す。直ぐに背中を向けて座れば直ぐに「はいスープ出来たよー」と速い完成。
手渡しと同時に「ショウガ、めっちゃ利いてるでー」。何ともオモロい。確かに生姜の香りが漂う・・・。

 飲む・・・意外にもそれ程「生姜ぁ!」と感じる事無く、サッパリ醤油スープとしてサラッと旨く、
最近多い「魚介が利いた・・」といった様なスペシャリティは無いながら、シンプルに旨い。
原点回帰なスープとして、やはりこの店が醸し出す「素朴さ」が最後の〆でも感じられる一杯だった。



=== 総  評 ===<素朴な味に大将の人柄スパイスが映える>

 供された時、「少し多いな・・・」と感じた麺量、大盛り2玉で320~360g位でしょうか?
全く手が止まる事無く「スルスル」と完食。その満腹感の中に「脂重さ」や「感心の調味」は何も無い・・・
最後は「もっとくれ」とも思って泣けた・・・。


    正に「ぶっかけうどん大盛り」を頂いた後の様な麺で腹一杯感。∩(´∀`)∩

 後口や余韻にその風味を阻害する邪魔者は無い。スープ割りですら、シンプルな味付けでスっと全飲したのだから。
この店で最もローコストな「つけ麺」ながら、単純な醤油の奥に潜む中々な「奥深さ」は大したモノでしょう。


 「又、来るか?」・・・「少々行き難いですが、是非とも又来たいです。」 となる。
既述の通り、この「素朴さ」を感じる一杯は店名の如く「純情」な大将の思いやり味に私は感じ、
「旨かったよ」と言えます。ただ、色々な評価を見ると、多いメニューの弊害か、「ブレ」も多そうなのでご注意を。
大らかな気持ちで頂けば、コミカルな大将のトークで何やら満足出来る事でしょう・・・(笑)

 点数付けに当たっては、「感動」する程の「凄い何か」は確かに感じ得なかった為、
そういったグルメ的見地で見ると高得点どころか75点位に思うも、
スルスル頂ける「素朴な旨さ」として「感心」する部分がやはり有る上、何やら「又来たい」という魔力が
この「つけ麺」だけでは無く、大将からま発光されている。楽しく頂ける気持ちが反映された、
「店」としての評価も織り交ざっているかも知れませんが、自分の総合的満足度を勘案した点数とさせて頂きます。




      正に「鶏がら・人がら」な「つけ麺」とお店!


       気持ち込めて創られた素朴さがとっても魅力です!!


「サンキュー!おおきにやでー又来てやぁーー」と云うライトな背中越しの挨拶が妙に心地良かった・・(´▽`)


 
 ご馳走様でした! この地で何時までも近隣の皆さんの心がハッピーになる一杯を作り続けて下さい!!























 

投稿(更新) | コメント (4) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

おはようございます、カープです。
いつ読んでも楽しい文章有難うございます。
狭山まで来られたのですね。
私は未訪ですが次回の来訪の際には「竹麺亭」ですか?

カープ | 2009年4月27日 07:31

 コメントと投票、サンキュぅー、おおきにやで~カープさん。(ここの大将風)
バレてますね!?(笑)。「竹麺亭」とこちらはやっぱり私にはハズせない店です。
ただ、僅かにこちらの方がインパクトと云うか、憧れが強かったので先行しました。
「竹麺亭」は確か・・・「龍旗信」で修業経験との事ですし、この店の直ぐ傍なので、
又突然の思い付きと云うか発症時には行かせて頂きます。

昼飯専門 | 2009年4月27日 15:53

私もやっとこの店に行くことができました!
で、お話ししたように、自分のレビューを書き上げてから昼飯専門さんのレビューを拝読いたしましたよ。

>これ以上加水を上げれば「つるつる・もっちり」が現れるのでしょうが、「田舎・素朴」が失われそう・・・
逆に下げれば「粉感」「ガシガシとした固さ」が出ると思われ、絶妙な素朴麺演出の中ほど加水率に感じます。
そして締め加減もそれを習う様に「程ほど」。冷た過ぎる「固過ぎ」では無く、程好い常温がしなやかさを残す。

う~ん…、何だかよくわかる気がします。
というか昼飯専門さんと重複しないように敢えて読まなかったのに、この引用箇所以外にも結局
カブっちゃった部分が多い気が…。

>注意点は、とっても「温い」事。(笑)この脂分少ないサッパリ鶏ガラ醤油味付けでは
私は全く気になりませんでしたが、「熱くなきゃヤダ」な人はお気を付け下さいませ。

あのつけ汁にそれを求めるのはいくらなんでも野暮過ぎる気もしますが…、いるんですかねぇ、やっぱり。

>ご馳走様でした! この地で何時までも近隣の皆さんの心がハッピーになる一杯を作り続けて下さい!!

いやいや。自宅からだと2時間10分かかる私も再訪予定ですよ。
「黒ゴマ担々つけめん」に、メニューには無いですが、おっちゃんに頼んで+500円でバラ肉をつけて
もらおうと思っています。
辛さは控え目にして、「つけたれ」の甘みや黒ゴマの風味が麺にどう作用するのかが興味があります。
というか、今週に早くも2度目の訪問を果たしてそれをやるつもりでしたが、新型インフルの余波で予定が…。

ではでは~

poly-hetero | 2009年5月23日 00:33

 コメントと投票、サンキュー、おおきにやで~。poly-heteroさん。
おお~~、コッソリ?既に行ってらしたんですね!。

>この引用箇所以外にも結局カブっちゃった部分が多い気が…。
~同傾向の感覚をお持ちになったのであれば、嬉しい限りです。「自分だけ特別な感覚では無い」事が判ります。

>あのつけ汁にそれを求めるのはいくらなんでも野暮過ぎる気もしますが…
~そう思うんですが、もしやすると、「出された瞬間に」そう仰る人がいてそうそうに思って、警鐘のつもりで
 書いておきました。(笑)

 「おっちゃん」・・・全くハマってますね!!(笑)

昼飯専門 | 2009年5月23日 18:24