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「大山鶏のつけめん」@つけめん さなだの写真2023年3月23日(木)

昨夜は仕事後に自宅とは反対方向に寄り道をしてこちらの店を初訪問。

こちらは「六厘舎」の初代店長が約8年半前に開業したつけ麺の人気店です。

尚、2019年に北千住に移転した様ですが、私は創業の地となる三郷の店には行けず終いでした。

19時02分に到着すると、店の前では雨天にも関わらず3名の先客が入店待ちの状況です。

外待ちの間に食券の購入を促され、一旦入店して「大山鶏のつけめん」の食券を購入しました。

そして、待つ事18分ほどで店内に案内され、指定された席に着くと13分ほどでつけ麺が到着です。

冷水で締められた太麺は僅かに全粒粉を含んでいて、その脇には薄く削られた鶏節が添えられていています。

一方、濁ったスープは想像よりもシャバめに仕上げられていて、中には魚粉、刻みネギ、海苔、少量の挽肉が仕込まれています。

また、別で提供された平皿の上にはチャーシューと共に麺だけで食べる為の粗塩が添えられています。

先ずは麺を食べてみると、多加水寄りの太麺が若干硬めに締められていて、モッチリとした歯応えと共に鮮やかな小麦の風味を感じます。

風味の強さで言えば嘗て食べた麺の中でもトップクラスであり、尚且つ灰分が弱めである事から小麦の甘味が舌に素直に映し出されます。

次にスープを飲んでみると、出汁の濃度は思ったよりもライト寄りであり、尚且つ甘辛酸の中では相対的に甘味が際立っている印象です。

出自である「六厘舎」に近い味わいを想像してはいたものの、私には何方かと言うと「頑者」を彷彿とさせる味わいである様に感じます。

蘊蓄によると出汁は鶏や豚の動物系に乾物魚介との事ですが、基軸となる鶏の旨味は概ね肉質のエキスで占められている様な気がします。

一方、出汁に占める魚介の風味は幾分控えめに抑えられていて、魚介感は出汁と言うよりも寧ろ魚粉が主体的に与えている様に感じます。

そして、麺をスープに漬けて食べてみると、適度な熱と共に仄かなスープの旨味が加わる事で小麦の甘味が一段と膨らみを増す印象です。

次にチャーシューを食べてみると、豚肩ロース辺りの焼豚と低温調理で仕上げられた鶏胸肉が何れも適度な厚みにスライスされています。

豚チャーシューは肉々しい弾力を保っていて、噛み締めると焼けた肉質の香ばしい風味と共に脂身のコクや甘味が舌に鮮明に伝わります。

一方、鶏胸肉は微かにパサ付き気味ではあるものの、軽やかな塩味や胡椒の風味と共に肉質の淡白な旨味が舌に至って素直に伝わります。

尚、割スープは煮干しや鰹節と共に昆布で取った出汁との事ですが、何方かと言うと魚介よりも寧ろ昆布の旨味が支配的である印象です。

そして、割スープを注いで飲んでみると、加糖的な甘味が収まると共に唐辛子の辛味や根菜類と思しき甘味が突如として強さを増します。

食べ終えた感想ですが、過剰にインパクトを狙い過ぎずつけ麺の醍醐味である麺に愚直にフォーカスを当てた好感を覚える味わいでした。

ただ、仮にこのスープがベースであるならば、寧ろラーメンの方が自分好みに近い様な気がします。

改めて訪れる機会があれば、次回は「大山鶏の夜鳴きそば」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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