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「鶏そば」@らぁめん サンドの写真2023年4月29日(土)

本日は盛岡から次の目的地に向かう前にこちらの店を初訪問。

流行りの鶏水系を主力メニューに据えた盛岡切っての人気店です。

尚、これほどの人気であるにも関わらず、店主の出自に関する情報は一切見当たりません(汗)

開店1時間19分前に到着すると、店の前に待ち客は未だ誰も見当たらない状況です。

ただ、その後次々と来客が続き、開店直前には行列が20名以上にまで達していました。

開店と共に店内に案内され、先ずはこちらの一推しである「鶏そば」の食券を購入しました。

そして、食券を渡して指定された席に着くと、待つ事4分ほどで待望のラーメンが到着です。

透明な醤油スープには鶏油が煌びやかに浮いていて、シルキーな細麺の上にはチャーシューやメンマと共に三ツ葉が乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、穏やかに効いた醤油の風味や塩味と共に、素朴でいて洗練された出汁の旨味が口の中に広がります。

出汁は鶏のみとの事ですが、決して濃度が高めな訳ではないものの、丸鶏の旨味やガラ特有の香りが極めて鮮明に保たれています

また、鶏出汁では雑味が兎角出がちではあるものの、こちらのスープからは鶏脂やゼラチン質の嫌味な臭気が一切感じられません。

一方、タレから来る醤油感は想像よりも控えめである反面、醤油の甘味や酸味を微かに立てる事で味わいに奥行きを与えています。

自ら予想する限りでは、タレの主体は甘めな甘露や酸味が強めな濃口と共に醤油感が希薄な薄口で構成されている様な気がします。

総じて言うと、シンプルな構成でありつつも濃度に頼る事なく素材の特徴を活かす事で味わいに厚みが施されている様に感じます。

次に麺を食べてみると、艶やかな細麺が適度な硬さに茹でられていて、喉越しの滑らかさと風味の強さを見事に兼ね備えています。

私が知る限りでは、両者がこれほど高い次元で両立された麺は他店には恐らく存在しない様な気がします。

そして、麺にはスープと共に鶏油が潤沢に絡み込み、啜り上げるとそれらが舌に運ばれる事で味わいに一段とコクが増す印象です。

次にチャーシューを食べてみると、豚腿肉は若干厚めにスライスされていて、大振りな豚肩ロースは極薄に削ぎ落とされています。

何れも下味を抑えつつ低温調理で仕上げられている事から、噛み締めると赤身の旨味や脂身の甘味が舌に至って素直に伝わります。

食べ終えた感想ですが、他の方々が既に言及している様に、都内の名店にも一切引けを取らない限りなく洗練された味わいでした。

とは言え、水鶏系の産みの親である嶋崎氏が目指す醤油のキレと香りを重視する方向性とは明らかに異なっている様な気もします。

敢えて言語化すると、鶏の旨味をベースとして醤油の多彩な風味を駆使しながら奥行きを描き出す様な方向性である様に感じます。

改めて訪れる機会があれば、次回は何気なく興味が唆られた「比内地鶏とシャモロックの塩ラーメン」を試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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